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ヒラリー男爵がお届けするカーオーディオコーナー。
車内だし目指すは「良い音質」じゃなくて「楽しめるシステム」。フロント3Wayで楽しみます。カーオーディオを取付。スピーカー、プロセッサー、アンプ、USBオーディオ。
アルパイン「マルチメディアマネージャー」を使用し、比較的安価にフロント3Wayオーディオを構築。価格以上に遊べる、車内で退屈しないオモチャです。
この記事を書いたのは?著者:ヒラリー男爵
ウィッシュにはラゲッジ(トランク)の一番後にアンダートレイがあります。蓋を外すと出てくる秘密のスペースですね。ここにアンプとプロセッサーを設置します。
まずはアンプ等を固定するアンプボードから制作。マジックテープなどで底に直に固定する方法もありますが、実用性も考えてこの方法に。
というより、ウィッシュのアンダートレイには底がない!カーペット剥がすと、そこは鉄板(笑)
写真の黒い部分がアンプボード。作るのは簡単です。最初から付いていた底のカーペットを型にして木材をカット。レザーを貼って配線固定具を裏から固定すれば完成。
MDFをカットして(ファルカタでもいいかも)、ニスを塗ってボンドを吹いてレザーを貼り付けます。
アンダートレイの両端に穴を開けて、配線を引き込みます。スペース的にすべての保護はできませんが、内装と接する場所は衝撃を緩和させる処置も行います。
あまり良い写真がなくてごめんなさい。
アンプボードができたら現時点で可能な配線を繋ぎ、ドリルでねじ穴を開けて固定していきます。
電源分岐に使うヒューズブロックやディストリビューションブロックなどもネジで固定します。
やたらと配線が目立ちますが、余裕を持っているからだけです。実際は想像するよりシンプル。
配線にはラベルシールを使えばとってもわかりやすく、後のシステム変更時も簡単です。
配線図は当コーナー最初のページで確認下さい。
アンプ2枚にプロセッサーでも、こんな簡単に設置できます。隠すなら余計な装飾は無くてもいいですしね。
飾りにするならアクリルボードやLEDが必須。それから二重底で配線隠し。チャレンジしがいあります。
写真左がミッドローとウーファー用4chアンプ。思いっきり安物の国産ブランド(カロ)。コスパ的に無駄のない選択肢。
写真右がミッドハイとツイーター用4chアンプ。これも国産ブランド(アゼスト)だけどお気に入りです。これでも上のアンプと同世代の現行型。見た目だけなんとかして。
左の写真がマルチメディアマネージャーの本体。
見せることは考えられていません。
マイナスアースはこの部分から簡単に取れます。
ワイヤーフックを外して、ボルトだけ使用します。
プラス側はバッテリーから直接接続、一方でマイナス側がボディ金属部に接続する方が良いと考えます。
アンダートレイの上には蓋を被せなければシャドーインストールにはなりません。オマケにこのままでは適当な配線が目立ってしまいます。
しかし熱い車内、放熱の問題があります。筆者、以前にダイヤモンドのアンプが壊れた経験上、熱対策はやや慎重。
念のため、上蓋にファンを設置しました。上蓋の左右の小さい部分を木材で作り直し、ここにファンを設置。左右で2個。自作パソコン用の12V・12cmファンです。回転数は1500rpmくらいがよろしいかと。
熱について結論から言えば、今回は心配ありませんでした。
ファンの風を吹きつけにしようか吸い出しにしようか試している最中、なくても大丈夫そうなことに気付きました。
結局、左右の小さい上蓋を外した状態で、上にトランクマットを引いちゃいますが(写真のような状態)、1時間使って休ませたりで問題なし。夏場の昼間も平気でした。
このウィッシュ、2年間で7000km走行し、うち3分の1位、音楽を再生しました。つまりオーディオは2500kmくらい使用。1回50km走行したとして、使用は50回??
500時間かけて製作し、50時間使用して取り外しw そんな感覚ですね。
新車買ってオーディオ自作される方は、ぜひ長く楽しめる計画を立てて下さい。筆者みたいにいじるためにクルマ買うようじゃいけません(笑)
使用したプロセッサーはアルパイン・マルチメディアマネージャー。定価で8万円位だったと思います。この手の機種の中では手ごろな価格で充分遊べます。
アンダートレイに設置して、蓋をしてしまえば、ほぼシャドーインストール。お子様がいても大丈夫ですね。
プレーヤー、プリアンプ兼プロセッサー、メインアンプとくれば、残りはスピーカーの取付。詳しくはスピーカーとドア内張分解のページにゆずりますが音的な話題など。
取付が出来たら音のセッティング。これがカーオーディオならではの楽しみ。
渋滞中の暇な時間や待ち合わせの待ち時間が苦でなくなります。
どれも本命ですね!
筆者はもちろん3番(笑)セッティング、やってみたくなってきたでしょう〜。
意見ハッキリ!特徴と長所短所をわかりやすく!
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。