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オーディオコントローラー取付「1」自作取付例

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アームレスト加工をして取付

ヒラリー男爵がお届けするカーオーディオコーナー
オーディオコントローラーの設置。自作の取付例・加工例をご紹介。

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アルパインの「マルチメディアマネージャー」とメモリオーディオプレイヤーを使用し、比較的安価にフロント3Wayオーディオを構築しました。

デジタルサウンドプロセッサーが楽しいのは知っている!iPadのコントローラーが楽しいのも知っている!コントローラーはどこに付けようか??

クルマはこの型のウィッシュ(20系)。

他のトヨタ車でも基本的な部分は参考にして頂けると思います。

この記事を書いたのは?

1.作業内容の概要

アルパインのマルチメディアマネージャーと、ケンウッドのメモリオーディオプレーヤーのコントローラーを車内に設置します。設置する場所はアームレストを加工してコントロールボックスを作成し、その中に配置。
ドライバーからいつでも手が届き、しかもまぶしくない。もちろん邪魔にもならず。

さらにスライド式のアームレストで隠すこともできる。なかなか考え込んだすえの、自画自賛的取付場所となりました。

今回、クルマの売却に伴う「取り外し作業」中に写真撮影を行いました。適当な性格なのもプラスして、わかりづらい部分も多いと思います。ご容赦くださいませ。

2.システムのイメージ

入り口から出口はこんな感じ。

音楽を再生する”プレーヤー”

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プレーヤーはこれ。ケンウッドのメモリオーディオプレーヤーはWAV型式ファイルも再生できる優れもの。操作も簡単。iPadだってつなげるらしい。インプットセレクター機能を兼用。

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CD/DVDプレーヤーはナビのものを使用します。

信号を増幅して聞こえる音量にする”パワーアンプ”

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デジタルサウンドプロセッサーはこれ、アルパインのマルチメディアマネージャー。鉄板のような色した筐体。
このナビはプリアウトが利用できるけど配線が複雑になっちゃうので、プロセッサーをプリアンプとしても使用。

信号を増幅して聞こえる音量にする”パワーアンプ”

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メインアンプはお気に入りのアゼストと、カロッツェリアのD級アンプ。どっちも4ch。

振動して音を出す”スピーカー”

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スピーカーはフロント3Wayとサブウーファー。ツイーター、ミッドハイ、ミッドロー。

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マルチメディアマネージャーのクロスオーバー機能を使って帯域を振り分け、スピーカー1個ずつにタイムアライメントなどを設定、調整します。

3.取付・設置したいのはこの部分

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  • 写真左・マルチメディアマネージャーのコントローラー部分。一応1DINサイズ。
  • 写真右・メモリオーディオプレーヤーのコントローラー部分。

マルチメディアマネージャーのコントローラー部分は、サングラスホルダーに付けるのが定番だけど、このウィッシュにはそんな良いモノなし。音量調節するにもちと遠い。さらに夜間はまぶしい。未来のシャトルみたいで格好いいんだけどね。

メモリオーディオプレーヤーのコントローラー部分は、普通は両面テープで簡単設置OK。でもちょっと問題有り。上下左右に倒して回して押してコントロールするから、重力に逆らうと良いことは起こらず。

デジタルネットワークを利用したオーディオシステム、高級機との比較をあげてみれば、ソニックデザインのデジコア。以前インストールして貰った時には合計300万円。モノは前々違いますが自分じゃ調整できません。自作できれば300万円分の楽しみが50万円くらいで楽しめます

クーペなど室内が狭い車種の場合でも引き受けてくれるのがソニックデザインの良さで、本社プロショップでは輸入車もたくさん作業しているみたい。車種によってはコンパクトなデジコアがありがたいですね。

4.コントローラーを入れるボックスをデザインする

最初にボックスをデザインします。中身は本邦初公開(笑)写真は追加予定。

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※画像はクリックで拡大。

木材で箱を作り、足を作ってコントローラーの高さを調整し、配線を通す穴を開けます。そうしたらニス塗ってペイントをし、その上にカッティングシートを貼ります。お好みでLEDの埋め込みもどうぞ。

4-1.木材でベースを作る

ニスとペイントは木材保護の為です。車内の温度・湿度は想像以上に過酷。筆者は砥の粉も使用します。

木材の選定

木材は基本はMDF、強度の必要ない部分はファルカタやスギ。オーバークオリティにならない木材を使用することで、労力を節約できます。 柔らかい木材ほど弱いけど加工がラク

配線を通す設計

プラス側の配線は最低限、スパイラルチューブで保護する必要があるけど、周りが木材ならショートの可能性は低いのでケースバイケースで。配線を通す穴などはスポンジ貼って摩擦防止を推奨。

化粧用の上蓋デザイン

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上に被せる蓋は「木材で一つ」作り、「アクリルで一つ」作り、重ねます。

木材にニスとペイントをして保護したらカッティングシートを貼ります。そこに穴を間接照明をつくったり、穴にスワロフスキーを接着剤で貼って、光りを貫通させます。
スワロフスキーはベースに金属がない、透過タイプ?を選択。

上蓋の木材とアクリルは同じ型紙から作ります。最初にアクリル部分を仕上げ、それをベースの木材に貼り付け、型を取る方でも良いですね。

アクリルの加工

アクリルには緑の養成テープなどを張り、マジックで切断部を書き込みます。不用意な擦り傷が付いてしまったら、ピカール、極細コンパウンドの順で磨き込みます。
角を光らせたい場合は、横面は200番程度のやすりで白く仕上げ、光りを入れます。

アクリルに開けるねじ穴は、ベースの木材ときっちり位置が合っていないと、ヒビが入ります。きも〜ち、大きめに穴を開けて微調整できるくらいがイイです。

※アクリルの加工は面倒くさいし神経も使うので、なくたってイイと思います。

次のページ「P2・配線や車内への設置、材料や工具」

箱を設計、作る、市販のアームレストに一体化する、車内への固定方法などは次ページに掲載しています。

全体の流れや必要な工具、材料についても触れています。

詳しくは分割ページでご紹介しています。

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