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ミラココア・ショックアブソーバー交換「3」

当ページは3ページ目です!

リアサスペンションの交換作業

「元お車整備士」がお届けするメンテナンスコーナー
サスペンションダンパー1台分、4本を交換します。クルマは軽自動車のダイハツ・ミラココア。

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前後4本、サスペンションのショックアブソーバーを交換します。リフレッシュメンテナンスです。

クルマはこのミラココア(L675S)。

他のダイハツ車でも同じように取り付け出来ると思います。

当記事の著者: / 

6.リア・ショックアブソーバーの交換

リアのサスペンションは、スプリングとショックアブソーバーが別々に、取り付けられています。

ダンパーは、上側1箇所、下側1箇所の合計2箇所で固定されています。

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チカラは必要ですが、作業自体は簡単です。

6-1.アッパーマウントを緩める

ジャッキアップする前にトップナットを緩めておくとラクです。

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リアのトップナットは、ロッド上部が平らになっていて、ペンチやプライヤーでつかめる形状をしています。

左の写真はメガネをかけて、プライヤーでつまんで、緩める図です。

6-2.下側の結合ボルトを外す

ショック下側は1本のボルトで固定されています。

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2本のレンチを掛けてボルトとナットを緩め、ボルトを抜きます。

サスペンションが伸び切っている状態ですと、ボルトは抜けないと思いますので、ロアアームを持ち上げて抵抗を減らします。

例えば下からパンタジャッキをかけて、穴位置があうように少し持ち上げます。

逆に組み付ける時も穴位置を合わせるので、パンタジャッキの高さをそのままキープしておくと簡単です。

6-3.もとに戻して完成

06-29上のナットをかまし、下のボルトを通し、固定したら作業終了です。

7.せっかくなので追加作業

7-1.ショックブッシュの交換

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リアショックアブソーバーの上部、ストラットタワーとの結合部には、大きなゴムが2個、使用されています。

通称「ショックアブソーバーブッシュ」。乗り心地のためにこれを交換します。

7-2.ダストブーツの交換

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蛇腹状の部分がダストブーツ、コケシみたいな部分がバンプラバー。

両方が一体化しているので「バンプラバー一体型ダストブーツ」なんて呼ばれる部分です。

バンプラバーはサスペンションの底づき直前、効果を発揮するパーツです。ダストブーツはロッドへのゴミ付着を低減し、傷防止からの抜け防止が期待されるパーツです。

7-3.スプリングシートの交換

リアスプリングの上下には、ゴムブッシュが挟まれています。

名称は「コイルスプリングシート」。

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スプリングとともに挟まっているだけなので、アームをグイッと下げることで外せます。

ゴムシートを交換して、スプリングをもとに戻せば作業完成です。

8.外したパーツの痛み具合

リアセクションは、ゴムやショックの劣化が、目で見てわかるくらいでした。

8-1.ショックの劣化

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フロントショックアブソーバーは視覚的な問題はなかったのですが、リアはオイルが滲んでいました

2本ともでしたので、精度の高く寿命を迎えたのだと思います。

左の写真では、ダストブーツと新旧ショックアブソーバー。青いKYBのニューSRは、シェルケースが一回り太いです。

8-2.ブッシュの劣化

ショックブッシュも、大きく潰れていました。潰してセットするので当然ですが、交換の効果は大きそう。

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右の写真はスプリングシート部のゴムブッシュ。おそらく劣化して切れたと思います。ボロボロです。

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