追記です!8ページ目
間違いいっぱいの自動車選び。シビックe:HEVの試乗レポート。
2024年追記、ホンダ・シビック(2024年式FL4・ハイブリッド)グレード「e:HEV」。距離進んだ車体でどんな違いを感じたか?
関連ページ
白い車体は走行距離1.7万km。青い車体は1000km、3000km、6500km時に試乗しています。
今回白い車体に乗って感じた点。シビックは乗り味に特徴感じていたので違いを感じた部分もある。
HP書いて動画作ってと、真面目にアウトプットしてる中で言語化して記憶にしている点も大きい。そんな視点から。
以前のシビックと比較して、今回違いを感じた点。
サスペンションが柔らかく感じる、これは他車でもよくあります。距離5000kmくらいから緩やかに柔らかくなる傾向。
ずっと乗っているとわからなくても、たまに乗るとわかりやすい。
タイヤのゴロゴロ感。これもタイヤ減ってくれば当然。
当然じゃなくて、でもわかりやすかったのはダイレクト感。サスが柔らかくなれば穏やか方向に変化するのが普通ですが、今回は敏感さを感じました。
それは駐車場ペースのアクセル操作だったり、停止直前のブレーキ操作だったり、ハンドルは小さく丁寧に操作してもクッと動きを伝えてくる。
率直にいって過敏に感じたわけだけど、それくらい強いダイレクト感。何かって考えるとタイヤの可能性。
タイヤが減って山が低くなり、ヨレにくくなった。トレッド剛性が上がった状態と考えられます。
タイヤの山って停止直前とか、発進時とか、実は細かな部分で反力吸収している。ゆっくり動かすときほどわかりやすい。
ハンドルは小さく細かくゆっくり、そうした時にわかりやすい。
逆にアグレッシブに操作すれば細かな違いは感じにくいもの。
滑らかさをどこまで意識するかって部分だから、極端に乗りにくいってハナシじゃないです。意識すればというハナシ。
ただこれを伝えてくれるクルマって凄いと思う。ちょっとした操作を路面に伝えてくれて、ちょっとした入力はドライバーに伝えてくれる。
これがボディ剛性感というか、ドライバーからクルマから、両方からの反応を細かく小さく反応を返してくれる。
※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
4回乗って500km以上走行。撮影もあってシビックにはけっこう乗ってるけど、さらに今回感じた印象もある。
oddメーター(走行距離)1000kmと3000kmの時は、ギスギス感が強かった。サスペンションがちゃんと沈んでくれて、ピタッと戻る。ここに良質なショックアブソーバーという印象を受けるんだけど、ビタッと止められすぎちゃって不快。
ただエンジンは静かで、始動してもイヤじゃない感覚。今思うとコンディション良かったんだろうと。オイル交換とかわからないからね。
6500kmの時は印象良すぎ!ビタ、がピタになってマイルドで丁度いい。
サスはスッと沈み、スッと戻ってピタッと収まる。そして不快感なく収まる。路面の様子はハッキリお尻に伝わってくるし、快適性も高く、フワツキも気になりにくい。
17000kmの時は、2段階的に硬さ柔らかさが感じられ、今までより柔らかさがわかりやすい。特にリアサスの伸び側は柔らかく、ブレーキでもフワッと感じるときがあった。
柔らかい快適性なら最もいいけど、タイヤも減ってきていて、ゴロゴロ感もあった。
またハンドルもアクセルもブレーキも、ちょっとした部分が敏感。これはタイヤが減ってトレッド剛性が上がり、ダイレクト感が増したと思われる。
筆者的にはちょっと過敏に感じるくらいで運転が難しい。このあたりは好みでしょう。クルマが良いといろいろわかりやすい。
シビックのマイナー後を予約したつもりが、手違いでマイナー前に。その代わり距離による違いを体感できました。その時の様子や比較、違いを感じた部分、走行しながら語っています。
乗るたびに、試すたびに新しい発見。クルマの楽しいところです。
シビックはハイブリッドだし、e:HEVだし、スポーティ感あるし、ということで今回の燃費チェックは、3つのステージで燃費見て、平均を求めるコースへ。
最初は一般道を普通に、次は山道をスポーツモードで、最後は全力燃費走行で戻り。
スポーツモードではバッテリーをガンガン使って加速。一方でエコモードだと、バッテリー容量活かして素晴らしい燃費。メリハリきいてました。
そしてすごい燃費!素晴らしいっていうかありえない燃費でした。様子や結果は燃費動画でご確認ください。
ホンダの気配りを感じた点、雰囲気良い点、今回も気になった点。また安いか高いか今思う価格的な印象。ハンドリングなど走行レビューと合わせて動画にしています。
細かな違いは伝わってきたほうが良いのか?楽しいと思う一方で、面倒と思うときもある。
ボディ剛性とはよく使われる言葉。これは何を指す?ガチャガチャしたノイズが少ないのはわかりやすいけどそれだけ?
筆者が思うのは「細かい操作への反応」と「細かな入力を伝えてくる」。
いずれにしてもボディだけでなくゴムブッシュ含め、減衰としなやかさと剛性って難しい。剛性って変形しにくさだから、ダイレクト感と置き換えた方がわかりやすいと思う。
ドライバーの操作にしっかり反応返してくれればダイレクト。入力からわずかな変化を伝えてくれるのもダイレクト。
ダイレクトすぎると過敏で疲れちゃうから、バランスが重要。これは幼馴染の某メーカー設計者が何度も言ってた。
最近クルマが良くなって、細かな違いがわかりやすくなった。シビックもしかり。例えばタイヤ空気圧、外気温、タイヤの減り方。
シビック乗り始め、わずかに直進しにくさを感じたら空気圧チェック。調整はリアがほんの少しで、それでビシッと直進する。
これだけわかりやすければ、山の厚みだって伝わってくるというもの。
ダイレクト感って高い方がいいけど、乗っていて「空気が〜山が〜」って気になってしょうがないのは落ち着かないね〜。
今回のシビック乗り始めは、空気圧チェックしたくてしょうがなかったです。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポートです。
「ノイズを積極的に打ち消す」のが、アクティブノイズキャンセラー。良いから付いてるはずだけど、人によっては合わないかも、というハナシ。
一般的な原理は「+」の音に「-」の音をぶつけて打ち消す。音の正体は振動の波だからね。スピーカーのコーンが前に出る時はプラス、後ろに引く時はマイナスと考えるとわかりやすい。
乗れば静かな場所、夜間など走っていると効果はわからず。クルマ多くて周囲がうるさい場所を走っていると、これがそうかもという効果を感じる。
タイヤノイズなど自車ノイズを打ち消すのかと思っていたら、周囲のクルマからのノイズを打ち消しているのかもしれない。
そうした時、特定の周波数でピコンと削られた音(ディップ)、もしくは位相ズレ。静かには感じられるけどコモリ音的な、耳がモコモコする感覚を受けた。
別の要因かもしれないけど、モコモコしたのは間違いない。
ものすごい低域で機能するイメージだったけど、そうではなく300Hz〜500Hzあたりで機能しているのか、そのあたりをピンポイントで削っていそう。すべて感覚ね。
筆者は音にはクルマ以上にハマり、楽器やったり音作りやったり。なので耳は少し敏感っぽい。同じような方にはどうだろう。
300Hz〜500Hzあたりを削ったらどんな感じか?動画で試しています。
系列サービスです!
法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード
系列サービスです!
「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト
ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
評論家様との違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビューを展開中。