自動車の試乗比較、中古車選びにも・ホンダ

2022年記事 ホンダ
 & 

フィット(ハイブリッド)試乗評価
「3」内装(フロントシート)

間違いいっぱいの自動車選び。フィット(2021年式)の試乗レポート。

3ページ目です!

「内装(フロント)とボディ見切り」

ホンダ
  • グレード:“ベーシック”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:200万円
  • デビュー年:2020年2月〜
フィットの内装インパネフィットの内装2

内装:フロントシート

4代目フィットHV・内装昼

親しみやすく、ミニバン風とかお部屋的なテイストのインパネデザイン。特徴はフラットで奥行き長いダッシュボード。

開放感高い造形に、各所に配色される差し色はホワイト!エアコンスイッチやステアリング、ドアハンドルなどに配色されます。

これら総合して、質感というより親しみやすいデザイン/造形だと思いました。

フラットなダッシュボード

4代目フィットHV・内装夜間

ダッシュボードはフラット大面積。開放的でルーミーな印象を受けます。

メーター〜助手席前の高さは、適度な高さでバランスされているのでしょう。違和感は感じません。

内装1内装2

ナビモニターはインパネ内にデザイン。心理的な圧迫感がなくて、運転の邪魔にもなりません。

エアコン操作部

エアコン操作部

薄くミラー調の処理が施された液晶部はなかなかキレイ。外光の反射を抑えていると思われます。

操作感は今ひとつ。押し心地や回し心地はお世辞にも良いとは言えません

特に押し心地は、最近では珍しいくらいにストローク量が短いです。

オートしか使わなければ問題ないでしょうし、マニュアル操作される方にはちょっと気になる部分だと思います。

レバー類の操作性

レバー類の操作は一般的で使うのに困りません。試乗したフィットでの操作感はちょっと固めでした。

レバー左レバー右

 

ワンタッチは3回点滅、逆方向に軽く動かすとキャンセルできます。

ふと気づいたのは、ワンタッチウインカー(オートリリース)機能のOn-Offが可能でした。

オートハイビーム操作は使いやすい

「AUTO」のポジションでオートハイビームも機能。手動点灯の位置でハイ・ロー切り替えも手動です。

オート時、パッシング操作(手前に引く)で、オートハイビームをキャンセルできます。これが便利です。

ステアリングスイッチの操作性

ステアリングスイッチは左手側が各種機能の設定、右側がACCの操作

ステアリングスイッチ左ステアリングスイッチ右

操作はシンプルでわかりやすいものですが、メニュー階層がわかりにくいと感じました

またメインのロータリーホイールは、反応の悪さを感じる時もありますので、一呼吸置きながら操作すると快適に操作できます。

落ち着いたドアトリムデザイン

落ち着いたデザインのドアトリム。質だって悪くないです。

ドアトリム1ドアトリム2

コンパクトカーってここで個性が演出されていたり、極端に質感が低かったり。気にしたらきりがないほど微妙な事がよくあります。

ドアトリム3フィットは差し色のホワイトに遊び心を感じますが、全体的にはフォーマル志向。

違和感を感じず、使い勝手も問題ないデザインだと思います。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

内装:助手席

4代目フィットHV・

センタータンクレイアウトって、リアシートは広いけど助手席は狭い。実は完璧じゃないです。

広くなったような助手席

助手席1

でもこのフィット4、今までと比較すれば広くなった様子

シートは以前より後ろまでスライドすると思われますし、乗降時に足が引っかかる感覚も少なくなった気がします。※体感的な感想です。

なお荷物置くには、相変わらず構造物が邪魔になります。

前に出さなくて良い魅力

助手席2

2人乗車時は、シートがもっと後ろまでスライドしたらなぁ、なんて感じる一方、リアシートに乗員いる時は、前に出さなくてもOKという余裕。

結果、複数人乗車時の助手席は、ライバル車より広いスペースを確保できます。

試乗:ボディ見切りと車両感覚

4代目フィットHV・ヘッドライト

コーナーや挟路地で気になる、ボディ見切りと車両感覚のとりやすさについて。

特徴的なAピラー構造

4代目フィットのAピラー(写真の部分)は特徴的な構造です。

手前側の太い部分がメインピラー、奥の細い部分がサブピラー。一般的なモデルとは逆の作りです。

視界1視界2

 

 

 

外からボディを見ても気にならないのは素晴らしいデザイン。でも運転席に座ると意外と圧迫感あります。近すぎるって感じかな。

視界3ドアミラー走行中の死角を考えると、近い事は好ましいです。

斜め前、コーナーの先とか横断歩道を渡る通行人とか、確認するのに困ることが少なかったと思います。

前方の車両感覚

どんなに視界が広くても、空ばっかり見えたって意味ありません
筆者にとって最も大事なのは、ボディ4隅やタイヤ位置のわかりやすさ。なんとなくでも掴みやすいクルマってあります。

フィットはここが残念。日々運転しながら徐々に慣れていく感じでしょうか。

視界4視界5

ダッシュボードの奥行きが長くて、位置も高め。加えて個性的なAピラー構造。

ミニバンみたいな感覚ですから、「小さくて運転簡単そう!」と思い込みせず、ぜひ試乗して評価されてみて下さい。

横と斜め後ろの視界

視界5

左サイドや左後ろの目視は簡単です。

特に斜め後ろは、リアシートの広さが効いていて、乗員がいても目視しやすいです。

リアシート狭いクルマですと、窓の位置に乗員が来て、見えないか遠慮しちゃう時がありますから、これは大きいです。

動画:内装と車両感覚、小ネタ

インパネ〜リアシート、内装の印象と車両感覚の重要性について。また小ネタ的に小さな長所短所もピックアップしています。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」

メーター(昼間)メーター(夜間)

いっぱい置けるドリンク

ペットボトル1

試乗中は睡眠時間はわずかで長時間集中し、動画撮影中はおしゃべり。

まるでブラックw なのでドリンクの消費量は多いです。

そんな時にフィットの破壊力!センターコンソールにいっぱいドリンクを置けちゃいます。

ペットボトル2ペットボトル3

このままでも以外と倒れないけど、ペダル下に転がったらたいへん!

市販のカップホルダーを固定すれば、5本か6本、置けちゃいそうです。

ホンダ フィット

ホンダ

fit (フィット)

  • 試乗グレード:“ベーシック”
  • ミッション:-
  • 年式:2021年式
  • 型式:GR3
  • 新車価格:200万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc
  • 型式:LEB

その他概要

  • ボディサイズ:3995×1695×1515mm
  • 車重:1180kg
  • 発売開始時期:2020年2月〜

FITモデル別の違いやマイナーチェンジ
その他の概要はリンク先で掲載中。

試乗レポ・ライター

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