間違いいっぱいの自動車選び。フィット(2021年式)の試乗レポート。
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ホンダ・フィット(4代目GR3)「e:HEVベーシック」です。
フィット4、ガソリンモデルと簡単比較。
動力源の違いから加速フィールと減速フィール、燃費に違いがあります。
ハイブリッドとガソリンの価格は、グレード「BASIC」同士で比較して、差額は約44万円。
コンパクトクラスとしては価格差が大きい事もあり、静粛性の違いと、サスペンションの違いから乗り心地とハンドリングにも違いがあります。
どちらの乗り心地も好ましいものですが、キャラクターが異なります。硬めのハイブリッドと、柔らかめのガソリン。
その上で、リアシートの乗り心地に違いを感じます。ハイブリッドのほうが優れ、ガソリンはちょっと跳ねます。
フロントシートはどちらも、幹線道路巡航くらいの速度域で、乗り心地が良いです。
車内広くて乗り心地良い、その反面、ハンドリングはちょっと苦手。
苦手と言ってもハイブリッドは、特別なことを感じずに運転できます。
それと比較するとガソリンは、軽快な印象が強められていて、そこから違和感を感じる時があります。
くねくね道など運転されることが多ければ、ハイブリッドをおすすめします。
最も大きな違いはエンジンノイズですが、フロント周りやリア周りから侵入してくるノイズにも違いがあります。
下回りからのノイズはどっちもどっちですが、エンジンノイズの違いが大きいです。
フィット4ハイブリッドのエンジンノイズはよく抑えられていると思います。
「BASIC」同士で装備の違いはエアコンが上げられます。オートorマニュアルね。
両方とも見た目は似てるんだけど、細かな違いがありました。
写真はオート。液晶部は左側に風量、右に温度の表示。
マニュアルだとこれが逆転して、左に温度、右に風量です。
使いやすさを考えての違いか、別の理由か、気になります。
ハイブリッドとガソリンモデルに試乗して感じた印象を、比較しながら動画にまとめました。
※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
3代目も4代目も、ボディデザインから受ける印象がそのまんま!みたいな乗り味。
3代目がミッションを活かしたスポーティテイスト、4代目はグッと落ち着いたコンフォートテイスト。
同世代のモデルとしてだって比較できるんじゃない?そんな2台です。
3代目は「i-DCD」と呼ばれるハイブリッド。エンジン+モーターで駆動、加速し、ミッションも持ちます。
ストロングハイブリッドなのでモーターのみでの走行も可能です。
DCT(デュアルクラッチ)と呼ばれる7速ミッションでシステムパワーをトルクにもスピードにも振り分けられるところが強み。
4代目は「e:HEV」というハイブリッド。駆動用モーターでの走行を基本に、高速巡航はエンジン直結で駆動を行います。
ミッションは持たないということで、定めらたギヤ比でエンジン駆動されます。
3代目はデビュー当初と2017年以降で乗り味が異なります。乗り心地もハンドリングも、大きな不満を感じないのはマイナー後です。
またこの時、ミッションも新型に変わり、内部のギヤ比が変わるなど大きく変わっています。
このマイナー後は、4代目と同格に、好みで比較したくなるモデルだと思っています。
長所も短所も強い3代目、長所も短所も弱い4代目。筆者としてはHVシステムで3代目、乗り心地とハンドリングで4代目が好み。悩ましい関係です。
新旧で同じ様に走行し、燃費チェックを行いました。道中はそれぞれ車の印象など語っています。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
小さくて広くて、大きな欠点を感じさせないコンフォート志向。
ピリッとした刺激がない反面、正統派としてそつなくまとまっていると感じました。
敢えて言えば、加速時のパワー感と、ウリの燃費でもう少しを望みたいくらいです。
良かったのは乗り心地。ズッシリしていて固いけど固さを感じさせない乗り心地。
リアシートの乗り心地だって悪くないですから、フィットの特徴を活かした魅力だと思います。
FITモデル別の違いやマイナーチェンジ
その他の概要はリンク先で掲載中。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。