自動車の試乗比較、中古車選びにも・ホンダ

2022年記事 ホンダ フィット
著:元お車整備士&ヒラリー男爵

フィット(ハイブリッド)試乗「2」
走行フィールと快適性

「間違いいっぱいの自動車選び」。フィット(2021年式)ハイブリッドの試乗レポート。

当ページは2ページ目です。

「ハンドリング・乗り心地・静粛性」

ホンダ
  • グレード:“ベーシック”
  • 年式:2021年式
  • 車両価格:200万円
  • デビュー年:2020年2月〜
フィットの内装インパネフィットの内装2

ホンダ・フィット(4代目GR3)「ベーシック」の試乗レポートです。


  1. フィットHV「1」特徴概要とハイブリッドシステム
  2. フィットHV「2」ハンドリングと乗り心地、静粛性
  3. フィットHV「3」内装(フロントシート)
  4. フィットHV「4」燃費と内装(リアシート)
  5. フィットHV「5」比較と評価総合

関連ページ

  1. フィット(ガソリン)試乗レポ

試乗:ハンドリングの印象

4代目フィットHV・ハンドリング

重めに調整されたハンドルの回し心地が印象的です。サスペンションの味付けと一体感を感じさせる部分に、ガソリンモデルより高バランスと感じます。

特別のことなく、安心のハンドリング

フロントタイヤ1ハンドル切ってクルマが曲がっていく一連の挙動は、特に語りたいことがないくらい普通でした。

ガソリンモデルは気になる部分があって、率直に言って気持ち良い類ではありませんでしたが、ハイブリッドモデルは違いました

サスペンションやパワステの違いなどから、上手くまとめられているんだと思います。

重い回し心地

ステアリング1ハンドルの回し心地はちょっと重いです。高級感とか重厚という印象に繋がるポイントですが、逆に気になる点もあります。

一つは、駐車場で大きく回す時。女性の方には少し重いかな、と思ったりもします。すぐ慣れちゃうんでしょうから、問題ではないと思います。

もう一つはコーナーで、じわっと切り込む時に抵抗が強いと感じる時も。わずかに切り遅れみたいな感覚を受ける時があります。
贅沢言えば、というハナシです。

もしかしたらハイレベル?

4代目フィットHV・走行中

切り込んだりアクセルoffにしたり、操作によってハンドルが重くなる時があります。

これが、クルマの挙動を伝えてくれているのかもしれませんし、パワステの味付けかもしれません。

ステアリング2迷う理由は、レーンキープとかベクタリングコントロール(アジャイルハンドリングアシストなど)の存在

また右側だけ重くなりやすかったので、個体差かもしれない可能性もあり、タイヤの設置感をドライバーに伝えてくれているのか、もしくは他の要因か、ハッキリとはわかりませんでした。

ガソリンモデルより高バランス

フィット3ガソリンモデルガソリンモデルのフロントサスペンションは柔らかくて動きやすく、またステアリングもそれに合わせて軽いです。
総じてキビキビ感が強められているように思います。

ただ自分の感覚ですと、気持ち良いといえないフィーリングで曲がっていきます。

ハイブリッドモデルは、4輪共に落ち着いたサスペンションに落ち着いたステアリング。こちらは特別なことなく曲がっていきます。

路外逸脱抑制機能

ボディデザインホンダセンシングの1部、路外逸脱抑制機能。カメラが路面との境目を検知していて、ステアリングに介入、コントロールするそうです。

カタログアピールだけかと思ったらほんとに、コーナー内側の草などに反応してくれました

内側ギリギリまで使って曲がったら、最も寄った場所で、グググッとハンドルを戻そうとするチカラがかかりました。
ガソリンモデルでも同じ様に機能していました。

ブレーキの印象

ペダルレイアウト

トヨタのハイブリッドで最大の弱点かもしれないのが、ブレーキの扱いにくさ。

それを基準にすれば、フィットの優位点と思えるのがブレーキの扱いやすさ

以前は踏み心地に独特なタッチを感じましたがそれも軽減されています。速度調整から停止まで普通で、またブレーキホールドからの発進もギクシャクはほぼ気にならず。

2022年現在、ライバル車で比較して最高と思えるのはノートのブレーキ。でもフィットだって、近いレベルだと思います。

 


※一部画像はクリックで拡大します(横長画像など)
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

試乗:乗り心地の印象

4代目フィットHV・乗り心地

フィット4ハイブリッドの乗り心地は、「重厚」と感じられる上級車っぽい乗り心地。ガソリンモデルの「柔らかく軽快」という方向とは、違いの大きな部分です。

硬めでゆっくり動くサスペンション

フロントタイヤ横柔らかいわけじゃないんだけど、上下に動いてくれるサスペンション。
抜けてる領域を感じないけど、突っ張りを感じないサスペンション。

1180kgというコンパクトカーとしては重めの車重も効いているのでしょう、落ち着いて重厚と表現したくなる乗り心地です。

この乗り心地が、今回のフィットハイブリッドで最も魅力的と思えた部分でした。

乗り心地で気になる点は、低速時の優しさと、入力が強い時にフロントがガチャっとする事。こうした場面は割合にしたら少ないので、多くの場面で重厚な乗り心地と感じられました。

ガソリンモデルと比較すると?

ヘッドライトガソリンモデルも悪くないです。でもちょっと違いがあります。

ガソリンモデルはフロントサスペンションは柔らかくしっとり、でもリアサスは跳ねる。4輪全て重厚と感じるハイブリッドと比較すると、リアシートの快適性で差を感じます。

ガソリンとハイブリッドの差額は40万円超。乗り味の違いから、「ハイブリッドの方が上位モデル」のように感じられます。
できたら望みたいのは、「パワートレーン以外同格」です。

アクアと比較すると?

アクア2代目アクアも乗り心地良いです。でも良さの方向が違います。

アクアは柔らかく、初期に抜けた領域があって、タイヤの柔らかさも感じます。

これによりフィットより低い速度で良さを感じやすいですし、ゆったり感も強いです。

上のクラスとの違いは?

普通に走っていれば、これで十分とも思えるフィット4ハイブリッド。
すると「もっと高額な車種はどう違うの?」なんて疑問がわいてきます。

筆者が思うのは、よりゆっくり動く、動く量が少なくても衝撃が少ない。より大きな入力まで対応。そうした傾向を感じます。

試乗:静粛性

4代目フィットHV・静粛性

全体的には普通かなと思える静粛性。エンジンやシステムからのノイズは静かで、リア周りからのノイズも静か。
逆に路面からの低周波はちょっと目立ち、総合すると普通くらいの静粛性。でもやっぱり、エンジンが静かだとラク!だと思いました。

エンジンが静か!

エンジンルームフィットハイブリッドでは、エンジンノイズが静かです。

正確には、普通に聞こえてくるけれどもトヨタ式ハイブリッドと比較すれば断然静か!

振動だって気にすれば気になるけど、気になりにくいといえます。

リア周りからのノイズが静か!

これはガソリンモデルと比較するとわかりやすいんだけど、リアのハッチやトランクフロアからのザーザーとしたノイズが少ないです。リアシートの快適性に直結しています。

バッテリーケースこれにはバッテリーの存在も効いてるかもしれません。

トランクフロアの半分を占めるサイズで、重いバッテリーが配置。これが音(振動)を抑え、反射。遮音材プラス、マスダンパーとして機能している可能性があります。

これだと、残り半分の面積、ちょっと防音するだけで高い効果を発揮すると思われます。

低周波ノイズは目立つ

リアタイヤ他が静かな事もあって、低い音域のノイズは目立ちます。

ハイブリッドだから静かとか、電気自動車だから静かとか、そうした短絡的な評価も多いですが、走行中もっとも目立ち、もっとも不快に感じるのは、低くゴロゴロした路面からのノイズだと思います。

静粛性はどうしても車格次第という面が大きいので、フィットがうるさいとかそういう意味じゃないです。気にするなら上位クラスを買ってね!ということですね。

ノイズの音質的特性

静粛性

今までのホンダ車というと、停止中は静かでも、走行すると低音が響いて疲れちゃう。オデッセイクラスでもそうした静粛性を感じていました。

このフィットはそれよりは全然バランス良い特性に感じますが、まだちょっと、低域が目立つ特性だと思います。

うるさくてもうるさく感じにくいクルマと比較すれば、というハナシです。

メーター(昼間)メーター(夜間)

動画:オートハイビームを使ってみました

オートヘッドライトとオートハイビーム。最近は基準がオートと思える機能です。夜間も走行される方は意外と気になる部分かと思い、試しています。

ホンダ フィット

ホンダ

fit (フィット)

  • 試乗グレード:“ベーシック”
  • ミッション:-
  • 年式:2021年式
  • 型式:GR3
  • 新車価格:200万円

エンジン概要

  • 排気量:1500cc
  • 型式:LEB

その他概要

  • ボディサイズ:3995×1695×1515mm
  • 車重:1180kg
  • 発売開始時期:2020年2月〜

FITモデル別の違いやマイナーチェンジ
その他の概要はリンク先で掲載中。

試乗レポ・ライター

当記事は「元自動車整備士」監修のもと「ヒラリー男爵」がお届けします
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