自動車のための試乗比較・メーカー別評価スズキ
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2020年記事 スズキ ソリオ
著:ヒラリー男爵

ソリオ試乗評価「4」
参考燃費と総評

評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。スズキ・ソリオ(MA26S)の試乗レポート。

当ページは4ページ目です。

「試乗時の参考燃費と評価総合」

スズキ
  • グレード:“G”
  • 年式:2018年式
  • 型式:MA26S
  • 車両価格:157万円〜
  • デビュー年:2015年8月
ソリオ内装1ダッシュボードソリオ内装2

小さくても広いはもう当たり前。使いやすさや走りやすさが気になるソリオの試乗レポートです。


  1. 分割 - ソリオ「1」概要とエンジン、ミッション
  2. 分割 - ソリオ「2」乗り心地と走行感覚、ボディ見切り
  3. 分割 - ソリオ「3」内装
  4. ここ - ソリオ「4」試乗時燃費と評価総合

試乗時の参考燃費

ソリオ・試乗時の燃費(MA26S)

今回の走行距離は150kmほどと短かったため、燃費は信用性が低い数値です。試乗レポート執筆にいろいろ試したり、アイドリングで撮影したり、通常走行とは異なる時間が長い点をご了承ください

150km走行時点で車載の燃費計に表示されたのは、16,8km/Lという燃費

燃費

仮に普通より1割低い燃費だとして、数値自体は普通といいますか、このクラスとして目立つ燃費ではありません。

でも、内容を考えると立派です!

思い出してください。ソリオのエンジンは4気筒1200ccです。振動少なくて快適、それでいてライバルの3気筒エンジンと大きくは変わらぬ燃費。

差は誤差の範囲レベル? それ考えると3気筒エンジンの意味って考えちゃいますよね。

 


※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

ハイビームアシストの反応と解除

試乗したソリオにはハイビームアシストが付いていました。オートハイビームなどとも呼ばれる、対向車を検知して自動でロービームにしてくれる機能です。

反応が敏感すぎて使いにくい

試したところ、ソリオのハイビームアシストは他車より使いにくかったです。

理由は、街頭に反応しすぎてオートが使い物になりません。どのクルマも多少はありますが、ソリオだと9割ロービームになっちゃう。

夜間の市街地でも、田んぼの中でも一緒でした。

AUTOの機能解除

スズキのハイビームアシストが初めてな筆者は、オートの解除にも悩みました。

答えは、単独のスイッチではなく、レバーのライトポジションに連動するようでした。

ヘッドライトスイッチ1ヘッドライトスイッチ2

「AUTO」だとハイビームアシスト「ON」、通常点灯だとハイビームアシスト「OFF」

この方式だと、オートライトが実質的にロービーム限定になってしまうのと、3ヒネリで点灯、消灯、点灯と、ヘッドライトに負担をかけて通常点灯させる事になります。

一応、これ以外の方法もあるかもしれません。もっと良い切り替え方法があったら良いです。

ラゲッジスペース

ソリオ・ラゲッジスペース(MA26S)

ラゲッジの奥行きはボディサイズ並という印象。横幅はちょうどホイールハウスの内側なので、毛自動車よりは広いけどくらいのスペース。

狭いその分、スーパーの買い物袋くらいならしっくり収まってくれて、前後方向に転がる心配がありません。

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

ボディサイズからして広さに大きな期待はしていないでしょうから、それ以外の部分。ソリオはボディ全高が高い関係から、ハッチ開閉がちょっと面倒。こうして考えると、ラゲッジは使いにくいです。

ボディが少し大きなライズやフィット、リアシートスペースは狭くなる代わりに、ラゲッジスペースはかなり大きくなります。
もし、リアシートにゲストをお迎えすることが少ないのでしたら、そちらの方が使いやすいかもしれません。

リアシートを寝かしてみました

リアシート背もたれを簡単に前倒するだけで、フラット感の高いスペースが出来上がります。

ソリオのラゲッジで優れた部分はここですね!手軽でそれなり以上!筆者はびっくりしました!

ラゲッジスペース3ラゲッジスペース4

段差はなくはないけど、手間のかかる方式より使いやすい!と思います。

寝かすのは簡単

車内が広いと、こうした操作も簡単です。ソリオ独自のというか、便利な操作方法を知らなくたって、なんとかなっちゃうw

ラゲッジスペース5ラゲッジスペース6

リアシートのリクライニングに使用するレバーを引いてロックを外し、背もたれを前倒し。ラゲッジ側からでもできます。

起こし方はコレでいいの?

考えちゃったのが、元に戻し方。ワンタッチで戻す方法とかわからなかったので、倒したときの逆の手順で戻しました。

ラゲッジスペース7

そしたら、レバーを下に引きながら、シートバックを上に起こすという動作になって、ちょっと大変で。

位置的にも、かがみ込んでの操作になっちゃって、ラクではありません。

たまにだったら、全然問題ないんだけどね。

ライバル車と簡単比較

ルーミー/タンクなどと比較

ソリオとガチなライバル関係にあたるのがトヨタのルーミー/タンク。ダイハツ版とスバル版でも同じクルマがあります。

ルーミー兄弟はソリオと同じように見えて、乗ると正反対なほどキャラクターが異なります。

何が異なるのかって最大の違いは快適性

ルーミーのサスペンションはかなり硬く、ソリオより高速走行向きです。スッキリしていてハンドリングは好ましいのですが、路面の荒れや段差での突き上げはきついです。

またエンジンからの振動が目立ち、内装の質も低いです。ソリオと比較した場合には、主たるユーザーの方向を向いていると思われるソリオに高評価をあげたいです。

ライズと比較

ソリオを少し大きくしたくらいのボディサイズで、流行のSUVルックなのがトヨタ・ライズ。ダイハツ版もあります。

ライズは低価格帯かつ、趣味性を感じさせてくれるのが魅力。実用車的なイメージが強いソリオとはココが違います。

でもクルマとして内容は、ソリオが上回ります。ソリオのほうが走行的質感のバランスが高いです。

乗り味のキャラクターはソリオとルーミーの中間くらい。でもレベル的にはソリオやルーミーにちょっと劣るかなって印象。

そのかわり、素晴らしくボディ見切りが良いのがライズの特徴。どこでも緊張せずに運転できるのは安全に直結すると思います。

内容を取るかイメージを取るか...。価格帯は先の2台と同程度ですから悩んじゃいますね。

フリードと比較

クラスも価格も1クラス上になるホンダ・フリード。コンパクトな3列シート車です。

フリードは内外装の質感が魅力!端正なボディデザインは立派に見えるし、内装もインパネの質感が素晴らしい。コンパクトクラスというよりミドルクラスに近い質感を、奇抜ではない方向で持たせているのに惹かれます。

ただし運転するとフィーリングが気持ちよくなく、バランス良いと感じるソリオとは違います。

乗り心地などもフリードの方が良いと思える部分もありますが、総合すればソリオ優勢。細かな部分の気配りでもやっぱりソリオです。

運転席に座った時に感じる上級感は、ソリオとの価格差以上だと思います。ここに感動すればフリード、そうじゃなければソリオで如何でしょう?

シエンタと比較

こちらも1クラス上のトヨタ・シエンタ。3列シートです

シエンタは筆者の中で、ソリオの上位互換。コンパクトなハイトワゴンとしては乗り心地が良く、操縦性にクセもありません。

シエンタって基本的にはヴィッツだよね、と思うかもしれないけれど、知らずに乗ればきっとわかりません。ヴィッツより上級車的に差別化されていて好ましいです。

ソリオとの比較ではお値段そして、奇抜な内外装デザインが問題かな。優等生的な内容とは真逆にヤンチャなスタイル。気にならなければおすすめです。

ソリオの特徴10秒チェック

単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。

お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。

  • 実用車として非常にハイレベル。
  • 柔らかくて近距離、市街地での快適性が重視された乗り心地。
  • コーナーで軽快。前後バランスも良好。
  • 前後に揺すられやすく、リアシートはドライバー次第で違いが出やすい。
  • ボディ見切りは悪く、車両感覚も取りにくい。
  • 狭いけど、手軽にフラットスペースにできるラゲッジスペース。

 


ソリオのセンターメーター(昼)ソリオのセンターメーター(夜間)

ソリオ評価総合

乗り心地やハンドリングは日常での快適性が重視された方向性で、質感、利便性、価格のバランスがとても高いです。

ソリオ・ボディデザインガシガシ走る方にはルーミーやタンクをおすすめしたいけど、スローペース走行がメインの方には圧倒的にソリオがおすすめ!

気になる点としては、ハンドルの回し心地にクセを感じるのと、ボディ見切りの悪さ。いずれも慣れちゃえばOKな点ともいえるかな。

あとはそう、同じ価格で上級車的なフィールを求めれば、背の低い一般的なコンパクトカーが向いています。
でもソリオなら差はわずか!逆に見晴らしの良い運転姿勢とか、リアシートのスペースなど失うモノが大きすぎます。

当記事は2020年執筆。現時点で比較すればとても優れたクルマだと思います。趣味性などほどほどで良いから、日常走行での快適性を重視される方にぴったりです!

スズキ ソリオ

スズキ

SOLIO(ソリオ) 試乗車概要

  • グレード:“G”
  • 型式:MA26S
  • 年式:2018年式
  • ミッション:CVT
  • 新車価格:157万円

エンジン概要

  • 排気量:1200cc
  • エンジン型式:K12C

その他概要

  • ボディサイズ:3710×1625×1745mm
  • 車重:930kg
  • 発売開始:2015年8月
  • 新車価格帯:145万円〜
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします
ヒラリー男爵

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