自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2023年記事 全6ページ
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カローラクロス・ハイブリッド「6」
試乗レビュー「評価総合」

間違いいっぱいの自動車選び。カローラクロス・ハイブリッド。+35万円で選べるHV!

6ページ目です!

「燃費、ハイブリッドorガソリン質感比較」

トヨタ
  • グレード:“ハイブリッドG”
  • 年式:2022年式
  • 車両価格:259万円
カローラクロスHVの内装・インパネ1カローラクロスHVの内装・インパネ2

トヨタ・カローラクロス(2022年式ZSG11)グレード「G・ハイブリッド」です。
ガソリンモデルとは乗り味が大きく異なります。


  1. レビュー「1」特徴概要と試乗車
  2. レビュー「2」乗り心地や静粛性など快適性
  3. レビュー「3」ハンドリングとボディ見切り
  4. レビュー「4」内装(フロントシート)
  5. レビュー「5」内装(リアシート)小さな長所短所
  6. レビュー「6」燃費、ガソリンかHVか?評価総合

関連ページ

  1. ガソリンモデル!カローラクロス(ガソリン)試乗レポ
  2. ガソリンvsハイブリッド比較・カロクロ

試乗時の燃費

カローラクロスHV・ボディ夜間

カローラクロス・ハイブリッド。1800ccハイブリッドで車重1380kg。試乗時の燃費です。

テーマを定めて燃費チェック

交通に左右されにくい夜間、燃費みながら走行してきました。

HVのメインメーター今回のテーマは「PWRモードvsECOモード」

コースを1周。行きをPWRモード、戻りをECOモードで走ります。
条件はACオンで暖房をつけます。大人二人が乗車します。この状態で、よくある幹線道路をメインに走りました。

カタログ燃費はWLTCモード総合で26.2km/L

PWRモード

PWEモード燃費

行きをPWRモードで走りました。

18.9km走って燃費は28.9km/L

燃費30km/Lに届きそうで届かなかったけど、だいたい30キロ。

丁寧に走ったわけでもないし、AC+暖房だけど、カタログ燃費くらいで走れました。PWRモードなのでバッテリーも半分以上はキープされています。

ECOモード

ECOモード燃費

戻りをECOモードで走りました。

21.3km走って燃費は27.0km/L

撮影の都合からズレが出ていますが、同じ道を走ってます。どんなところ走ってるかは動画で。

感想、走行中の焦りなど、動画にしてますのでぜひ!

その他の燃費

その他の燃費

上記以外での燃費。

ドライバー変わり、別のドライバーが運転した時の燃費です。

41.9km走って燃費は24.1km/Lが表示されました。

動画:燃費みながらドライブ

ECOモード走りにくい?PWRモードの燃費ってどうなの?
また燃費見ながらパワートレーン印象について述べています。

ドライブモード試乗感

カローラクロスHV・フロントマスク

カローラクロスHVのドライブモードは3つ+EVモード。
「ECO、NORMAL、PWR」とEVモードです。

ドライブモードセレクタードライブモードセレクター夜

切り替えスイッチはシフトセレクター前方。昼間と夜間の写真。

扱いやすかったのはPWRモード

NORMALモードとPWRモードは普通です。どちらも扱いやすく、丁寧な操作を心がけている限り、大きな差を感じません。

PWEモード燃費厳密にはスロットル特性が異なりますが、PWRモードでわずかにシャープになる程度。

筆者が扱いやすく感じたのはPWRモード。細かな操作でエンジン停止などクルマに指示が出せます。
止まって〜!ついでに回り続けて〜!とかね。

ECOモードが極端に使いにくい

最近では珍しいくらいに遅開きのECOモード。2人乗車では全く使えません。

例えば、コンビニ出口からの発進でアクセルペダルを50%踏む。これでも期待した加速力は得られませんでしたから、相当に緩いです。

ECOモード燃費昔のECOモードというか、カタログ燃費のためのECOモードというか、とにかくそんな感じ。

燃費的にも、よほど意識が高くなければ、操作が雑になって無駄が増えます。
1%単位じゃなくて0.1%単位でペダル操作するならコレ、くらいの特性。1%単位ならNORMALモードで十分です。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。

ハイブリッドかガソリンか?

カローラクロスHV・ボディ斜め前

価格差35万円でラインナップされる、カローラクロスのハイブリッドとガソリンモデル。装備は対応するグレードならほぼ同装備です。

カローラクロス・ガソリンモデル

黒い方がハイブリッド、青い方が純ガソリンです。

質感で選ぶならこっち!

走行中の質感で選ぶなら!ガソリンモデル!即答です。

ガソリンモデル揺れにくくて衝撃も気にならない足回り。走りやすいハンドリング。エンジン音の気持ちよさ、ギクシャクしにくいCVT。

ハイブリッドモデルを「並」と評価するならば、ガソリンモデルは「極上」と評価したいです。

燃費ならもちろん

カタログ燃費はハイブリッドが26.2km/L、ガソリンが14.4km/L。
12km/Lほどの差があります。けっこうな差だよね。

ハイブリッドモデル試乗しての比較でも、10〜12km/Lの燃費差でした。

ハイブリッドモデルに試乗すると、燃費極振り的な乗り味に感じました。
同じパワートレーンを搭載するプリウスの方が質感を意識しているかっていうくらい。

燃料代は安い方が良いし、そこを求めるからこそのハイブリッドというわけですね。

差額を燃料代で換算すると?

燃費12km/Lの差と、車両価格35万円の差を、金額で計算してみます。

レギュラー160円で5万km走行すると、大雑把に30万円の差が埋まります。
なので5万kmちょっとで、出費が逆転します。

動画:ハイブリッドvsガソリン比較

準備中です。

カローラクロスHV特徴10秒チェック

カローラクロスHV・フロントタイヤ

単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。

  • 価格は259万円!専用ボディのSUVでしっかりミドルクラスしかもハイブリッド。
  • 例えばヤリスクロス比でプラス30万円。価値ある30万円と思えます。
  • 乗り心地はかなり柔らかいといえる柔らかさ。
  • 低速域からペース上げたところまで、アラを感じにくい快適性。
  • フロントシートでの快適性は高い。
  • リアシート快適性は低く、前後で割り切りが感じられます。
  • 加速は60km/h以上からの再加速が気持ち良い!2段階的なフィールが気になりません。
  • エンジン制御は快適性より効率最優先の印象。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

カローラクロスHVのメーターカローラクロスHV・メーター夜間

カローラクロス・ハイブリッド評価総合

ボディリア

割安感ある価格が興味引いて、アクを感じない内外装は見れば一発でカローラ!

乗り心地で考えればガソリンモデルの方がレベル高いものの、柔らかさという特徴でブランドイメージに忠実なのはこっちのハイブリッド。

柔らかさから感じる上級車感覚は、カローラを乗り継いでこられた方にもピッタリ。圧倒的な燃費性能と、フロントシートに対して割り切られるリアシートが時代かなと。

カローラだけでなく、ウィッシュやプレミオ、イプサム。その辺りからの乗り換えでも違和感を感じず、自然に新しく。そして燃費は大幅向上。そんな選択肢であるとも思います。

トヨタ カローラクロスHV

トヨタ

COROLLA CROSS HV(カローラクロス)

  • 試乗グレード:“ハイブリッドG”
  • 型式:ZSG11
  • 年式:2022年式
  • 車両価格:259万円

エンジン概要

  • 排気量:1800cc+モーター
  • エンジン型式:2ZR-FXE

その他概要

  • 車重:1380kg
  • ボディサイズ:4490×1825×1620mm
  • 発売開始:2021年9月
試乗レポ・ライター

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評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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