間違いいっぱいの自動車選び。カローラクロス・ハイブリッド。+35万円で選べるHV!
6ページ目です!
トヨタ・カローラクロス(2022年式ZSG11)グレード「G・ハイブリッド」です。
ガソリンモデルとは乗り味が大きく異なります。
カローラクロス・ハイブリッド。1800ccハイブリッドで車重1380kg。試乗時の燃費です。
交通に左右されにくい夜間、燃費みながら走行してきました。
今回のテーマは「PWRモードvsECOモード」。
コースを1周。行きをPWRモード、戻りをECOモードで走ります。
条件はACオンで暖房をつけます。大人二人が乗車します。この状態で、よくある幹線道路をメインに走りました。
カタログ燃費はWLTCモード総合で26.2km/L。
行きをPWRモードで走りました。
18.9km走って燃費は28.9km/L。
燃費30km/Lに届きそうで届かなかったけど、だいたい30キロ。
丁寧に走ったわけでもないし、AC+暖房だけど、カタログ燃費くらいで走れました。PWRモードなのでバッテリーも半分以上はキープされています。
戻りをECOモードで走りました。
21.3km走って燃費は27.0km/L。
撮影の都合からズレが出ていますが、同じ道を走ってます。どんなところ走ってるかは動画で。
感想、走行中の焦りなど、動画にしてますのでぜひ!
上記以外での燃費。
ドライバー変わり、別のドライバーが運転した時の燃費です。
41.9km走って燃費は24.1km/Lが表示されました。
ECOモード走りにくい?PWRモードの燃費ってどうなの?
また燃費見ながらパワートレーン印象について述べています。
カローラクロスHVのドライブモードは3つ+EVモード。
「ECO、NORMAL、PWR」とEVモードです。
切り替えスイッチはシフトセレクター前方。昼間と夜間の写真。
NORMALモードとPWRモードは普通です。どちらも扱いやすく、丁寧な操作を心がけている限り、大きな差を感じません。
厳密にはスロットル特性が異なりますが、PWRモードでわずかにシャープになる程度。
筆者が扱いやすく感じたのはPWRモード。細かな操作でエンジン停止などクルマに指示が出せます。
止まって〜!ついでに回り続けて〜!とかね。
最近では珍しいくらいに遅開きのECOモード。2人乗車では全く使えません。
例えば、コンビニ出口からの発進でアクセルペダルを50%踏む。これでも期待した加速力は得られませんでしたから、相当に緩いです。
昔のECOモードというか、カタログ燃費のためのECOモードというか、とにかくそんな感じ。
燃費的にも、よほど意識が高くなければ、操作が雑になって無駄が増えます。
1%単位じゃなくて0.1%単位でペダル操作するならコレ、くらいの特性。1%単位ならNORMALモードで十分です。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
価格差35万円でラインナップされる、カローラクロスのハイブリッドとガソリンモデル。装備は対応するグレードならほぼ同装備です。
黒い方がハイブリッド、青い方が純ガソリンです。
走行中の質感で選ぶなら!ガソリンモデル!即答です。
揺れにくくて衝撃も気にならない足回り。走りやすいハンドリング。エンジン音の気持ちよさ、ギクシャクしにくいCVT。
ハイブリッドモデルを「並」と評価するならば、ガソリンモデルは「極上」と評価したいです。
カタログ燃費はハイブリッドが26.2km/L、ガソリンが14.4km/L。
12km/Lほどの差があります。けっこうな差だよね。
試乗しての比較でも、10〜12km/Lの燃費差でした。
ハイブリッドモデルに試乗すると、燃費極振り的な乗り味に感じました。
同じパワートレーンを搭載するプリウスの方が質感を意識しているかっていうくらい。
燃料代は安い方が良いし、そこを求めるからこそのハイブリッドというわけですね。
燃費12km/Lの差と、車両価格35万円の差を、金額で計算してみます。
レギュラー160円で5万km走行すると、大雑把に30万円の差が埋まります。
なので5万kmちょっとで、出費が逆転します。
カローラクロスのハイブリッドとガソリンモデルの比較です。見て分かる部分だけでなく、乗り味の違いも多く取り上げています。
単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。
お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
割安感ある価格が興味引いて、アクを感じない内外装は見れば一発でカローラ!
乗り心地で考えればガソリンモデルの方がレベル高いものの、柔らかさという特徴でブランドイメージに忠実なのはこっちのハイブリッド。
柔らかさから感じる上級車感覚は、カローラを乗り継いでこられた方にもピッタリ。圧倒的な燃費性能と、フロントシートに対して割り切られるリアシートが時代かなと。
カローラだけでなく、ウィッシュやプレミオ、イプサム。その辺りからの乗り換えでも違和感を感じず、自然に新しく。そして燃費は大幅向上。そんな選択肢であるとも思います。
系列サービスです!
法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード
系列サービスです!
「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。