間違いいっぱいの自動車選び。2022年式・ライズHVの試乗レポート。
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トヨタ・ライズ・ハイブリッド(グレードG・2WD・型式A202A)です。
試乗内容は限定的。第一印象重視で一般的な表現を心がけています。
SUVらしい力強さが強調される内装イメージ。質感で勝負してるわけじゃないのでしょうが、雰囲気良いです!
センターコンソールの主張も強く、天地方向の広がりを感じさせます。
このグレードですと、シルバーとレッドで加飾され、特別とも感じられる空間が用意されています。
ドアハンドルやセンターコンソールのシルバーは力強さが強調され、シートは赤の縁取りで特別感という印象に繋がります。
内装パネルの表面には、多くのパターン(模様)が見受けられます。
左の写真に映っているだけでも、7種類か8種類!多ければ良いってものじゃないですが、華やかに感じられます。
押しやすく、目立つ場所にレイアウトされるハザードスイッチ。色的にも赤が強調され、内装デザインの一部として取り入れられている様子。
夜間はスイッチ全体が赤く光ります(これは好みがわかれそう)。
なおハザードの作動音は、バック中も鳴るタイプです。クルマによってはリバースに入れると音が消えるクルマもあります。
センターコンソール脇には、ポケットが用意されます。差し色も入って雰囲気良いです。
ただちょっと、ここに足が当たって違和感あったり、普通に痛かったり。
理由は、運転席では左足が狭く、センターコンソールが圧迫してくるドラポジという点。
またステアリングにテレスコピックがない関係から、足を優先してのポジション決めには限界がある点。
ハーフパンツやスカートだったら、もっとです。
助手席はシート位置高く、アップライトに座ります。
広いという事もないですし、運転席との距離も近いのですが、このあたりはボディサイズ的に仕方ない部分でしょう。
乗り心地はリアシートより好ましいと思いました。
ライズのリアシートは実際に使えるスペースが嬉しいです。
ヘッドレストは伸ばさなくても座れます。
シート座面は前側のクッションが薄めの構造。予想ですがシート下に駆動用バッテリーがレイアウトされているのではないかと思います。
単純なスペースでいえば成人男性が着座しても、膝前には余裕があります。
スペースは余裕ですが着座感には限界を感じます。
一つはこんな部分。シート下、つま先部分が低く下がっていて、どうも落ち着きません。
タオルでも詰めちゃえば良いんでしょうけどw
シート形状や角度、ランバーサポートの設計など、こうした部分の作りや気配りが、上位クラスとの差なのでしょう。
広いだけなら軽自動車でも広いですから、もうちょっとだけ何かを期待します。
どこの差って聞かれたらわかんないし、そもそも見慣れちゃったけどやっぱり、ライズのラゲッジスペースは広さを感じます。
ベーシックなBセグコンパクトと比較すれば、奥行きで+10cmといったイメージ。ただSUVで比較すれば、ライズより大きいSUVが多いので、優位性はありません。
ラゲッジスペースの右側サイド、もしくはホイールハウスの後ろ側に、パンク修理キットが収まっていました。
デッドスペースになりがちな部分を有効活用している感じ。みんなここで良いのにね、なんて思っちゃいます。
ラゲッジスペースのフロア下には、12Vのバッテリーがレイアウト。
駆動用バッテリーとの距離を近づけたかったか、重量配分の影響か、もしくはスペースの問題か、どちらにしても良い位置ですね!
その分、フロントまでは太くて重いケーブルが回っていそうです。
あと確認しなかったのですが、エンジンルームからのバッテリー充電、できると思いたいです。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
一部画像は拡大します(横長画像など)。
ハッチ(テールゲート)の素材は樹脂製がメインという感じでした。
見た目的にも叩いてみても、軽量で防音性能も高そうです。
SUVで大きめだから、超軽いというほどではありませんが、パワーテールゲートなくたって全然余裕です。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。