スイスポ試乗P5/リアシートとラゲッジスペース

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(2018年記事 スズキ スイフトスポーツ
著:元自動車整備士&ヒラリー男爵)

スイフトスポーツ(4代目)試乗「5」

間違いいっぱいの自動車選び。スズキの4代目スイフトスポーツ(ZC33S)グレードは「スポーツのベーシック・6MTモデル」。通称スイスポ。2017年デビューの今回はターボエンジンを搭載しパワフル志向に生まれ変わりました。

当ページは5ページ目です。「内装・リアシートとラゲッジスペース」を掲載中。

スイフトスポーツ内装(インパネ)スイフトスポーツ内装(乗り込む時)
スズキ
  • グレード:“スポーツ”
  • 型式:ZC33S
  • 車両価格:184万円
  • デビュー年:2017年9月

※内容は辛口評価です。ディーラーで試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなどを掲載中です。

  1. 分割page - スイフトスポーツ「1-1」・概要とエンジン
  2. 分割page - スイフトスポーツ「1-2」・ドライビングフィール
  3. 分割page - スイフトスポーツ「1-3」・乗り心地など快適性
  4. 分割page - スイフトスポーツ「1-4」・内装(フロントシート)
  5. このpage - スイフトスポーツ「1-5」・内装(リアシートとラゲッジ)
  6. 分割page - スイフトスポーツ「1-6」・細かな長所短所と演出
  7. 分割page - スイフトスポーツ「1-7」・他車比較と評価総合

試乗:内装(リヤセクション)

スイスポ・リアシートやラゲッジスペース

先代スイフトとはガラッとイメージが変わった内装。インパネデザインはコンパクトらしく、リアシートとラゲッジは広く。あちこち立派だった先代って、実は無駄で贅沢の塊だったのか?なんて連想をしてしまうほど。今度はメリハリある質感と競合車と勝負できる利便性が目立つ。

リアシートのスペースは座れるレベルに向上

リアシート1リアシート2

普通に座れる空間が用意されたリアシート。ヘタなクーペ以上に座りたくなかった先代からみると、単純さ広さも着座姿勢も、静粛性など快適性も、大きく進化している。

  • 身長172cmの筆者がドライビングポジションを取った状態で、そのままリアシートに座ると、足元には実用上問題ないスペースが残る。
  • 身長182cmの男性がドラポジを取った状態で、そのままリアシートに座ろうとすると、乗り込む時点で厳しい。

つまり、身長172cm以下の乗員ならMAX4人乗車。身長の大きな人が運転する時はMAX3人乗車になる。

助手席側は助手席の乗員が我慢すれば、182cm+182cmの男性も座れる。

リアシート3

筆者が運転席で、身長182cmのスタッフ2名と試乗。この画像は「身長182cmのスタッフがリアシートに座る」「別の身長182cmのスタッフが助手席に座る」状態。

フロントシート裏にヒザが当たっている。助手席に座るスタッフはもっと遠慮して我慢しないとリアシートは大変だ。

リアシート4

足元はフロントシート下が利用でき作りで、足は奥まで入っていく。このスタッフは靴サイズ29cmで、それがマルマル入る感覚。

そしてフロントシートのシートレールにより、横幅は狭い。だからお行儀よく足を置くことになる。
足の小さな男性なら、シートレールが固定されている盛り上がりに足を置くくらいが丁度いい。

リアシート5

スペースが広くなったのはリアシート前方だけじゃない。後方にも余裕が出来て精神的な安心感がある。

画像はラゲッジのトノカバー。先代からは長さが増した様子。もしもの衝突時を考えると、リア後端からの距離は遠ければ遠いほど良い。もしもの時を考えてクルマを選ぶのは苦痛ばっかりだけどね。

リアシートの快適性は高い

スイスポのリアシートは快適性が高かった。筆者なら助手席よりリアシートに座りたい

最近のコンパクトカーではリアサスペンションが固い事が多く、またコスト的な意味でもリアシートは簡略化されていたり、リアシートの乗り心地はやっぱりエマージェンシー的。

スイスポのリアシートはちょっと異なる。スポーティグレードという位置づけからすると驚くかもしれない。乗り心地は良好。フロントよりバネが柔らかく、それでいてショックアブソーバーも突っ張っていない。また伸びる時はけっこう伸びちゃうけど、落ちる時にストンと落ちない接地感。

座りやすく設計されたシートも良い。シート座面は固すぎず、シートバックはきちんと座れる程度に寝ている。例えばドイツ車のスポーティグレードではリアシートが無意味に固い事があり、また例えばマツダ車ではシートバックが変に立っている。

静粛性に関してスイスポはフロントシートの静粛性が高く、リアシートの方が劣る。エンジンノイズも下回りからのノイズもフロントシートの方が良好。ただ先代スイフトからみると、極端に静粛性が劣っているとは思わない。フロントシートとの相対的な感覚で、リアシートがうるさく感じてしまう位という認識。

その他フロアの振動も快適性に関係する部分。ここも総じて文句なし。路面からの振動は少なめで良好。装着されるコンチネンタルタイヤのゴロゴロ感だってわずか。エンジンからの振動を気づく時はあるものの、車内で会話が弾んでいれば気にならない程度。

ライバル車でリアシートが広いのはフィット。ただフィットのリアシートは快適といえるレベルじゃない。ちょっと座りにくいのが原因なんだけど、単純な広さだけでなく走行中の快適性も含めて評価したいのがリアシート。

参考試乗レポート:フィットRS

ドリンクホルダーの良し悪し

運転中のドリンクは必須だから、その使い勝手で車内快適性が変わってくるのがドリンクホルダー。

ドリンクホルダー1ドリンクホルダー2

センターコンソール(前席左右の区切り)に設けられたドリンクホルダーは、シフトセレクターの前方。MT車でもシフト操作に影響なく使える好ましい場所。

左の画像は500mmlペットボトルを2本並べた画像。不安定に見えるが走行中も問題なし。右の画像はコンビニのコーヒーを置いて、その隣にペットボトルを置こうとしている画像。結果、ペットボトルは置けない。このコンビニコーヒーはドアポケットにも置けないから1人用となる。

ドリンクホルダー3ドアのカップホルダーはペットボトルを置きやすいデザインをしている。スイフトのドア内張りはフロントもリアも薄く、理想通りにはいかなかったもしれないが、それでも使いやすさは十分。

ドリンクホルダーは斜め前方に傾いて置くカタチ。他車でも大きいクルマなどで増えてきている。使用感は飲みたい時に無理なく取り出せ、素早く安定して置ける。

信号待ちでササッと水分補給とか、特にMT車では重要な部分。ユーティリティは気軽に無意識というのが最上。
ほんとはストローの刺さったコンビニコーヒーが現状最も適してると思われるから、エアコン吹き出し口にドリンクホルダーを付けるのも良いかもしれない。これに関しは標準でそこにドリンクホルダーがあるフィットなどが優れている。

試乗:ラゲッジスペース

ラゲッジスペース1

今度のスイフトはラゲッジスペースも実用的なスペースが確保されている。先代スイフトと比較した際、リアシートと合わせラゲッジサイズ増加は分かりやすい変更点。

従来ユーザーからするとこれだけで乗り換えたくなるかもしれない。それくらいの差がある。

ラゲッジスペース2

どれくらいの差かといえば、確実に1クラス上の広さ。1cm2cm広くなっただけじゃない。ぱっと見で広くなったのがわかるだけ広くなっていて、床面の奥行きで見ればおよそ15cmくらい広くなった。

先代スイフトのラゲッジ奥行きは40cmちょっと。このスイフトは60cm弱の奥行きがある。これならライバルと比較しても狭さを感じることはない。体感的には同じくらいに感じる。

厳密に言えば、デミオ、ノート、フィット、ヴィッツと比較するとスイフトの奥行きは短く、マーチと比較すればスイフトの奥行きが長い。

ラゲッジスペース3

今回は時間をかけての長期間試乗なので、このスイフトでいつものお買い物に行ってみた。いつもの通りに買い物を行い、実際に荷物を積んで持ち帰ってくる。

ホームセンターで500mmペットボトル24本入り、ショート缶サイズのドリンク24本入りのダンボールを購入し、次にスーパーで食材を購入。

結果、余裕をもって積むことが出来た。広すぎよりも丁度いいスペースで安定して積めた。現実的に困る場面を考えると、トイレットペーパーなどかさばるモノを複数個、そんな時くらいじゃないかな。

ラゲッジスペース4

箱入りドリンクも問題なく積めるものの、わずかに注意点がある。

スイフトのラゲッジは深さがあるタイプで、かつリアシートのシートバックは比較的寝ている。これがリアシートの座りやすさに直結しているんだけど、ラゲッジは床面と上部で奥行きに差が目立つ。

なので開口部の高さでみると奥行きは短くなる。ギリギリのモノを積み込む時は開口部に引っかかる可能性がでてくる。リアシートを倒せない4人乗車の時は、欲張らないほうが無難。

ラゲッジスペース5ラゲッジスペース6

ラゲッジサイドは左右で作りが異なり、助手席側は長尺物を積めるよう窪んでいる。窪みは狭いからゴルフバックのヘッド側を入れるとすれば押し込む感じになるかもしれない。
運転席側にはパンタジャッキが収納されている。試乗したスイスポはスペアタイヤではなくパンク修理剤キットが搭載されていたから、これは別の用途向けかオプションかも。

その他、ショックアブソーバーのピストンロッドにアクセスできるのが地味に嬉しいポイント。減衰力調整式のアフターパーツに交換した時にラクラク。これなら自前で穴を開けなくていいね。

スイフトスポーツ、メーター(夜間)スイフトスポーツ(インパネ)

ハッチ開閉の使いやすさ

閉めた時の感触が心地よいスイスポのハッチ。標準車よりボディ剛性強化されたというけど、一番わかり易いポイントはもしかしたらコレじゃないの?というのは冗談w
このハッチゲート、軽く滑らかな開閉と言うにはもう少し。開けた時の高さも多少気になる。

ハッチゲート1ハッチゲート2

筆者の身長は172cm。金属部分を掴んで閉めるには少しキツイ。内張りに設けられた取っ手には問題なく手が届くけど、一旦持ち替えなくちゃならず。またこの取っ手は、右手で閉めるユーザーに位置が最適化されている。もうちょっと中央にレイアウトされていれば、もっとラクに閉められそうなものだけど。

スイスポに限らずハッチゲートって、こんなに上まで開く理由はなんだろう?とたまに思う。ハッチバック車は使いやすいハッチゲートを備えてこそ、使い勝手が良いと評価できる。

スズキ スイフトスポーツ
スズキ自動車

swift(スイフトスポーツ)試乗モデル

  • グレード:“スポーツ”
  • 型式:ZC33S
  • 年式:2017y
  • ミッション:6MT
  • 新車時価格:184万円

エンジン概要

  • 排気量:1400cc
  • エンジン型式:K14C

その他概要

  • ボディサイズ: 3890×1735×1500mm
  • 車重:970kg
  • 登場:2017年9月
  • 新車時価格帯:184〜199万円(スポーツ)
試乗レポ・ライター

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