自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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2012年改修 トヨタ アルテッツァ
著:ヒラリー男爵

アルテッツァ(RS200)試乗「2」

間違いいっぱいの自動車選び。トヨタ・アルテッツァ。11年式・前期”RS200” & 17年式・後期”RS200”。共に6MTの試乗レポート。

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「ドライビングフィール」

トヨタ
  • グレード:“RS200 Z-ED”
  • 年式:2005年式
  • 型式:SXE10
  • 車両価格:約250万円
  • デビュー年:平成11年
アルテッツァ内装アルテッツァセンターコンソール

内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

前期型と後期型の試乗感想がミックス&追記。 まとまり無くなっています。申し訳ございません。


  1. 分割 - アルテッツァ試乗「1」エンジン・ミッション
  2. ここ - アルテッツァ試乗「2」スポーティドライブでの印象
  3. 分割 - アルテッツァ試乗「3」サーキット走行やアフターパーツ
  4. 分割 - アルテッツァ試乗「4」内装と評価総合

関連: 格安輸入タイヤ「RADAR RPX900」をアルテッツァでテスト

走行感覚・運転感覚

アルテッツァメーター(夜)白LEDアルテッツァってネットや雑誌での評価は低く、トヨタの汚点的スポーティセダンになっちゃってます!

デビュー前は期待され、デビュー後はこけ落とされて。天下の評論家様も厳しめ評価。

でも実は!トヨタはきちんと手を入れて、後期モデルはとってもいい感じ

最後期モデルで見違えるハンドリング

最後のマイナーチェンジを経たモデルに試乗すると、日常での市街地走行から良さが感じられます。

直進安定性やステアリングフィールが優れ、ノイズが出にくく響かないボディからはボディ剛性感が感じられます。スポーティ走行可能も気持ちよく、悪くない質感の持ち主になりました。

マイチェン繰り返しハンドリングも進化

フロントのレカロシートハンドリングは、ノーズがスッと向きを変えてくれる上に落ち着きもあってフラつきません。

時速120qくらいまでだと、スリリングな面白さは感じにくく、でもつまんないわけじゃない。落ち着きと、運転しているという強い感覚、バランス良好です。

デビュー当初の初期モデルに試乗した際は、良くできたFFと大差ないと感じました。それが数回のマイチェンを経て極上のステアフィールに。ステアリングを回す感触だって気持ち良いし、インフォメーションも豊富。クルマの感触が伝わってくるのは喜びです。

わかりやすい路面インフォメーション

クルマの状態をドライバーに伝えてくれるのがインフォメーション。例えばリアタイヤが滑りそうな時、腰の辺りにムズムズ感として伝えてくれます。

最初にムズムズきて、そのあとコクコクと伝わってきて、これがやっぱりスポーティカー。後期モデルではステアリングからもシートからも、クルマの動きがわかりやすいから楽しい!アルテッツァって実は素質良かったみたいです。

問題は弱い加速力

スポーティ走行といえばターボ車が当たり前の時代に2000ccのNAエンジン、しかも高回転仕様では、絶対的な加速力として厳しいものがあります。

エンジンルームステアフィールなどハンドリング面は良いんだけど、低速域では挙動乱すのも大変、パワーでお尻振るのも大変。いつでもオーバーステアに持っていけるわけじゃありません。カタログが馬力があてにならないことに加え、アルテッツァは若干、重いんです。(カタログ車重は1350kg)

後輪駆動車だから、急な動作をすればリアを出せます。ハンドル切った状態でアクセル踏みながらクラッチを蹴り飛ばすとか。そうすればキュルキュルキュルとホイルスピンするし、クルマはスピンだってします。

でもこう、アクセル一発でというパワーがありません。完璧にギヤ比の合うコーナーで上手くフロントが入って弱オーバーステアが出ます。

17年式RS200、後期モデル

フロントグリル(後期)アルテッツァが後期モデルになるころには、周りからスポーティ指向のクルマが激減。居住性や経済性を重視した実用車が人気の時代に。

そんな中でアルテッツァはスポーツ色を強めました。後期モデルでの試乗では、相対的な評価は非常に高いです。

サスペンションの質感は低い

サスペンションは渋くて固くて、でもグニャッとロール。段差でドタバタするわりにロール始めれば一気にロール。質感の低いショックアブソーバーが使われています。

適度なペースで高い走りやすさ

スポーティ走行では、サスペンションの柔らかさを感じないペースでの走行で好印象。コーナーでの安定感は高く、思い通りに走れないときの修正がラク。
またS字カーブでの切り返しも不安感なく。フロントが軽い感覚はFRクーペ的。

ステアリングは、路面からのインフォメーションが強く感じられる。中心付近は軽く回り、操舵に反応。フロントに負荷が掛かると重くなる。

軽くなったり重くなったりクルマと対話ができる。LSDが効いた時も違和感ないのも、この扱いやすいステアリングのおかげかもしれません。

BMWと比較しちゃう?

2004年10月〜発売されている初代BMW1シリーズ。116iの車両価格は約300万円だから、アルテッツァRS200とそんなに差はないです。

アルテッツァと、2010年式で走行2万kmの1シリーズをちょっと比較。中古車でも安いです


※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!

FF(前輪駆動)との違いは?

アルテッツァはFR(後輪駆動)。FF(前輪駆動)と比較すれば、とにかく素直なハンドリングに高い魅力。

FRのメリットは多く、アルテッツァはその良さがわかりやすい。マークXとかクラウンでFRの良さがわかりにくかった方でも、きっと良さがわかります。体感できる部分はこんなところ。

  • 加速中にやたら直進性が高まるのがFF。
  • トルクステアによる緊張感が強いのがFF。
  • コーナーでフロントの軽さを感じるハンドリングがFR。
  • ダイレクトなミッション、精密な感じが心地良いMT操作がFR。
  • 走りたいところを走れる、コーナー中盤からの自由あるのがFR。
  • ブレーキングでリアが伸び上がりにくいのがFR。
  • リア周辺のフロアがブルブルしにくいのがFR。

普通の乗用車から見ればアルテッツァはやはりスポーツセダン。こういった特徴そして軽く感じるフロント。特にマイナーチェンジ後のモデルは初期のモデルより良くなっています。

FR車も長所ばかりでなくて、パッケージングや車両重量面では不利といわれます。

参考加速タイム

同乗者による手元のストップウォッチでアルテッツァの中間加速力を計測しました。

計測した条件と結果

計測条件は大人の男性2人乗車。ガソリン残量はメーター半分よりちょっと下。風はほぼなし。タイヤ空気圧フロント2.2キロ、リヤ2.0キロ。道路は直線。

ミッションはTRDのクロスミッションに変更。6速は日産シルビアのギヤを流用。クラッチとフライホイールはトムスブランド。
ただし今回は1速または2速でシフトポジションホールドでの走行記録。タイヤは「ダンロップ・SPスポーツ」。

  • 時速10kmから60kmまでの加速タイム・・・4.10秒
  • 時速30kmから80kmまでの加速タイム・・・6.35秒
  • 時速47kmから97kmまでの加速タイム・・・4.90秒

速度はメーター読み。デジタルスピードメーターを見ながら計測しました。

パワーバンドの5500回転以上を使える場合が最も加速してくれる。2速レッドゾーンちょっと入って時速97km。

※追記:計測した時は点火プラグが減っていた可能性が発覚しました。後日再計測できたら掲載します。

巡航時のエンジン回転

  • 時速80kmの時・・・テスト中
  • 時速100kmの時・・・2900回転

100km巡航時のエンジン回転数は、3000回転を少し下回る。これはS15シルビアの6速ギヤに変更した時点での回転数。ノーマルの時はもう少し高めでした。

時速100km時のエンジン回転数は、2000cc〜3000ccクラスの5速スポーティモデルで2500回転〜2800回転くらいのクルマが多かった気がする。ギヤ比って何を基準に決定しているのか、たまに疑問に思うことがある。

アルテッツァシート表皮張り替え済みなレカロSR-3。車内で存在感あり、座っても良し。最近のモデルよりホールド性が重視されている。

複数のタイヤをチェック

アルテッツァタイヤ03タイヤを替えればクルマの印象が変わる。そりゃ高級感とかがいきなり変わる訳じゃないですが、ステアリングフィールなどは”ホントに同じクルマ??”っていうほど変化がある場合も。

だからそう、運転の楽しさという分野は大きく変わります。アルテッツァでは格安輸入タイヤなども長期使用をしながら使用レポートを公開中です。

タイヤの使用感、評価をまとめています

トヨタ アルテッツァ

トヨタ

試乗1・SXE10前期 altezza

  • 試乗グレード:“RS200 Z-ED”
  • 年式:前期
  • ミッション:6MT
  • 新車価格:約250万円

試乗2・SXE10後期 altezza

  • 試乗グレード:“RS200 LTD2”
  • 年式:17年(2005y)後期
  • ミッション:6MT
  • 新車価格:約230万円
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします
ヒラリー男爵

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適合バッテリー

アルテッツァ4気筒モデル

SXE10 - 3S 2000cc 2001年〜
42B19L
60B24L (純正ナビ付き)


アルテッツァ6気筒モデル

GXE10 - 1G 2000cc 2001年〜
42B19L
60B24L (純正ナビ付き)

 
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グリル(後期)
最終型アルテッツァは海外でのレクサスISと共通になったグリルデザイン。
ドライバーが運転中に見える訳じゃないから、何でも良いというのが本音。


灰皿
灰皿が標準。やはりセダンはこうでなくっちゃ!

シートベルト
シートベルアンカーの未使用時はこんな感じ。走行中にカタカタ言わないように工夫されている(浮いている)。引っ張るのも戻すのもラク。


リアシートにもカップホルダーが装備。

アルテッツァタイヤ
純正アルミ、Zエディションからの流用。問題なし。

アルテッツァタイヤ
ダンロップSP SPORT MAXX TT。別ページにて使用レポート掲載中。

アルテッツァタイヤ
注目のピンクリボン付きタイヤ。超低価格な輸入タイヤです。試しに使用しています。



グッドイヤーLS-EXE。価格が魅力のドレスアップ系だった先代から内容もお値段もレベルアップ。


トランクはボディサイズのわり幅に余裕ある。セダンならでは。ゴルフバッグの横積みなんて超余裕。


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