自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2019年記事 トヨタ
 & 

ルーミー試乗評価「6」
ラゲッジスペース

間違いいっぱいの自動車選び。ルーミー(2017年式)試乗レポート。

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「ラゲッジスペースとリアシート格納」

トヨタ
  • グレード:“X-S”
  • 年式:2017年式
  • 車両価格:約153万円
  • デビュー年:2016年11月
ルーミー内装1ルーミー内装2

内装:ラゲッジスペース

ルーミーのボディデザイン

通常の状態で軽自動車より広く、軽自動車と同じように2列目をフラットできるルーミー。ボディサイズの違い分だけ、広さも使い勝手も優れています。

ラゲッジスペース1

軽自動車のタントと同じような構造で、樹脂製を想像させるハッチドアは、サイズの割に開閉が軽い

スムーズさに欠けるダンパーが残念だけど、他車と比較すれば使いやすい方。ハッチって気軽に開閉できないと意味ないって、いつも思います。

ラゲッジスペース2ラゲッジスペース3

ラゲッジスペースの大雑把な寸法は、奥行き50cm、幅103cm。
(リアシートを最後端にセットした状態)

ラゲッジスペース4

リアシートを前に出すと、プラス20cm奥行きが広がる。いちおう、シートレールを無視すればという前提付き。

リアシートはトランク側からでも軽い力で前に出せるから実用的。

この状態なら、一般的なコンパクトカーと遜色ない奥行きを確保できる。生活用品などを箱買いしても気軽に積みやすいスペースだと思う。

ラゲッジスペース5そして、開口部の形状から、大きく重い荷物の出し入れにも適している。
ちょっとした家具などの輸送にも使いやすそう。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
ルーミーはタンク、トール、ジャスティと多くの兄弟車が揃うコンパクトハイトワゴンです。

リアシート格納

リアシート格納1

リアシートの収納は、上級軽自動車のように凝った作り。4〜5ステップで足元部分に折りたたむ。

毎度のことながら、頭を捻って生み出されたであろう機構は感動もの。試乗したら積極的に試してみたくなります。

収納手順

リアシート格納2リアシート格納3

1.背もたれを倒し、座面を一番うしろにセット。

2.スライドドアの脇に見える、ベルトを引いてロック解除。

リアシート格納4リアシート格納5

3.背もたれ裏側のハンドル(持つところ)を持ち、シート全体を持ち上げる。

リアシート格納6リアシート格納7

4.リアシート足元のスペースに、シート全体を収納する。

ルーミーのシート格納、ココが魅力!

ルーミーでリアシートを格納する時、大きな大きな魅力に気付いた。

それは、身長172cmの筆者がドライビングポジションを取った状態で、そのままシート格納ができた事。ギリギリだけど多分大丈夫。上の写真の状態がそう。

他車では、こうはいかない場合が...

全長が短い軽自動車だけでなく、ウィッシュやマークXジオなどでも厳しかった。慣れないドラポジで我慢してまでシート格納となると、本当にエマージェンシー。

せっかくの凝った機構もできれば使いたくないから、もったいない。宝の持ち腐れ!になりがち。

メインメーターサブメーター・液晶表示部(夜間)

格納・復帰はちょっと大変

リアシート格納と復帰

シート格納は上記手順で完成。

元に戻す時は逆の手順で持ち上げます。重量のあるシートを持ち上げるわけだから、女性の方だと大変そうです。

しかし大きな荷物を積むためにシート格納するのでしょうから、荷物積めるということは格納・復帰も可能と考える方が正解ですね。

しかし毎回思うんだけど、シート格納ってコストかかった機構だなって。強度が必要な場所で複雑な機構。アイデアに原価に製造に、どれくらいのコストがかかっているか気になります。

トヨタ ルーミー

トヨタ

ROOMY (ルーミー)

  • 試乗グレード:“X-S”
  • 型式:M900A
  • 年式:2017年式
  • 車両価格:約153万円

概要

  • 排気量:1000cc
  • エンジン型式:1KR-FE
  • 車重:1070kg
  • ボディサイズ:3700×1670×1735mm
  • 発売開始:2016年11月
試乗レポ・ライター

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