自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

ルーミー試乗評価「7」
試乗時の燃費、比較、評価総合

間違いいっぱいの自動車選び。ルーミー(2017&2023年式)試乗レポート。

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「燃費・競合車比較と評価総合」

トヨタ
  • グレード:“X-S”
  • 年式:2017年式
  • 車両価格:約153万円
  • デビュー年:2016年11月
ルーミー内装1ルーミー内装2

トヨタ・ルーミー(型式M900A)、グレード「X-S」。年式は2017年と2023年式です。乗り心地に影響するサスペンションに違いが見られます。

  1. ルーミー/エンジン・ミッション
  2. ルーミー/快適性(乗り心地や静粛性)
  3. ルーミー/走行感覚(ハンドリングなど)
  4. ルーミー/内装(フロントシート)
  5. ルーミー/内装(リアシート)
  6. ルーミー/ラゲッジスペース
  7. ルーミー/燃費や評価総合
  8. ルーミー/2023年式、長所短所レビュー

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試乗中の参考燃費

ルーミーのボディデザイン

試乗時の参考燃費。メーターに表示される車載燃費計での数値です。ドライバーは2名、交代しながら約200km走行して計測。

燃費燃費2

空いた市街地を中心にしたコースで表示された燃費は13.3km/L。排気量なりに良好な燃費になった。

次に信号の少ない田舎道を中心にしたコースで表示された燃費は15.2km/L。今ひとつ物足りない燃費になった。

条件良い場所で物足りない

試乗中、瞬間燃費計を見ていた様子でも、一定速度での巡航が長く、伸びるべき区間で伸びていない様子。

ボディ・横からこのあたり、筆者たちが日常的に使用しているヴィッツ2台(1000cc&1300cc)と比較すると、田舎道メインでは2割ほど低い燃費という印象

慣れやクセを差し引くと、1割くらい低いあたりかな。月に5000円給油される方だと500円の差とも言える。

ルーミーはアンダーパワーから常用する回転数が高く、スロットル特性も早開き。燃費重視の走り方をしようにも難しく、ちょっとの判断ミスで無駄も大きい。そうした部分で慣れやクセの差も大きいと判断しました。

大きく見えるボディデザイン

ルーミーのボディサイズは、全長3700mmの全幅1670mmと軽自動車の次に小さなクラス
一般的にコンパクトカーといわれるヴィッツやデミオなどより一回り小さいです。全長で200〜300mm短いサイズ。

ボディデザイン1ボディデザイン2

ボディデザイン3ボディデザイン4

前後からなら小さく見えない!

フロントは威圧感があって、リアはワイドと、寸法より大きく見える。特に真後ろから見た時は、ノア/ヴォクシーと間違えるほどのサイズ感。

横からみればバンパーの意味は全くないほどに切りつめられ、こうしたあたりが軽自動車で培ってきたノウハウなんでしょう。

威圧感は実用的?

都市部の交通状況では譲り合いが不可欠。入れたり入れてもらったりはお互い様で当たり前の事だと思うけど、譲ってもらう事に抵抗感を感じるドライバーも少なからずいらっしゃいます。

すると、「譲ってもらえやすいクルマ」とか「入られやすいクルマ」とか出てくるという事実。確かに初対面では外見が重要ですからね。

輸入車のビッグセダンとか乗っていると、車線変更など容易なのは実感できるから、やっぱり仕方ない。有ってはならない事といっても、やっぱり人間だしね。わかっちゃいるけど仕方なし。

ではルーミーとキューブを比較した場合、イカツさで走りやすさに差が出るだろうか?筆者的には差がないとないと思うんだけどな〜。如何でしょうか。

 


※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
ルーミーはタンク、トール、ジャスティと多くの兄弟車が揃うコンパクトハイトワゴンです。

ライバル車と簡単比較「1」

単純明快な表現と比較のページ!

日産キューブと比較

ルーミーより少し大きい、2列シート車のキューブ。大きな違いはリアドア。キューブはヒンジ付きのスイングドアです。

走行感覚ではルーミーの方が新しく出来の良い乗り味。ただ快適性も含めて比較すれば別、マニアックなクルマ好きでないと魅力を感じにくいかもしれない。

それよりは足やシートが柔らかく重厚感もあるキューブの方が、上級車的と感じやすい

また同じような車両価格でキューブは1500ccエンジンを搭載し、車格感も高い。スライドドアと気持ちよくハンドル切れるという部分が絶対条件でなければ、キューブのコストパフォーマンスに魅力。

軽自動車と比較

スライドドアの軽自動車と比較すれば、お値段が近いというのがポイント。

例えばウェイクの価格は155万円(L・SA3)ルーミーは衝突軽減ブレーキが付いて153万円だから、違いは税金面くらい。意外にも同じくらいでしょ。

そうすると、ルーミーのコストパフォーマンスはめちゃくちゃ高いと思える。軽自動車より優れた走行感覚に、高い利便性。もしかしたら機械としての耐久性にも違いがあるかもしれない。

ただ、それだけじゃないところが悩ましい。ルーミーのインパネは軽自動車と比較しても質感が低すぎる。新車買った!という喜びを感じられるのは軽自動車の方かな。ウェイクでもタントカスタムでもN-Boxでもデイズルークスでも、どれと比較しても一番大きなポイントはここ。

ライバル車と簡単比較「2」

トヨタ・シエンタと比較

トヨタ

3列シートのコンパクトミニバン、シエンタ。ルーミーとはボディ全長は55cm違うから、サイズ的には2クラスの差がある。

しかし価格は、168万円〜と、20万円の差しかない。ちょっとしたオプションや条件の差くらいとなっている。

走行感覚を比較すると、硬くて乗りやすいルーミーに対し、柔らかいのに乗りやすいシエンタ

価格は近くてもランクは明らかに違うから、見ても乗っても質感はシエンタ優勢。
とてもとても20万円差とは思えない差がある。致命的なのはターゲットを絞りすぎているボディデザイン。アクが強くて個性強すぎ。ボディデザインでルーミーにも勝機。

ホンダ・フリードと比較

シエンタとガチなのがフリード。価格は188万円〜なので、ルーミーやシエンタよりも高価な値付けがされている。

ルーミーならターボ付きグレードと同じくらいの価格。ルーミーのベーシックグレードを狙っているならご予算オーバーだろうけど、上級グレード狙いならライバル関係。

フリードの魅力は内外装の質感。万人受けする方向で質感高い内外装はまさにノーブル。特に内装はコンパクトクラスという枠から飛び出ている。ルーミー見てからフリード見れば、誰だってフリードが欲しくなる事でしょう。それでお値段、ターボ付きルーミーと一緒ですから。

弱点は乗り心地や気持ちよくない走行感覚。クルマ好きならきっと、ルーミーの方が走りやすいと感じるはず。

ルーミーの特徴10秒チェック

単純明快・簡潔に。長所短所をまとめました。お手数ですが意味不明な部分は本文でチェックして下さい。

  • 気持ち良いハンドリング。神経使わないハンドル操作と好ましい挙動。
  • ピョコピョコしにくい減速。扱いやすいブレーキ特性で神経使わず。
  • 低い快適性能。乗り心地は硬くてダイレクト。静粛性も低い。
  • 質感低いインパネデザイン。いつの時代のクルマですかと。

スライドドアの軽自動車と近い価格帯で、圧倒的に走りやすい走行感覚。ただその分、快適性とか内装質感などが犠牲になっていて、特徴は明確です。

メインメーターサブメーター・液晶表示部(夜間)

ルーミー評価総合

ボディデザイン・リア

当たり障りのない実用車ではなく、ドライバーの運転しやすさに振られたキャラクターを持つルーミー。余計な神経使わないハンドルとブレーキはすばらしい魅力

一方で乗り心地など車内快適性は低く、安っぽく感じやすいもの。内装質感も相当に割り切られている。

特徴を気に入れば、あとは価格的な部分。軽自動車より便利で走りやすく、安全性も少なくても重量が生きる場面では高く、ボディデザインも立派。それで価格は同じくらい。だから軽自動車と比較すればコスパが高い

逆に上位クラスのシエンタあたりと比較すると、僅かな価格差で大きな質感の差。ルーミーで上位グレードを選ぶとコスパは低い

見方変えると軽自動車の割高感が目立ち、しかし税金面でルーミーより有利。選択肢が多い分だけ迷ってしまう車両価格が悩ましいと思いました。

トヨタ ルーミー
トヨタ
ROOMY (ルーミー)
  • 試乗グレード:“X-S”
  • 型式:M900A
  • 年式:2017年式
  • 車両価格:153万円
概要
  • 排気量:1000cc
  • エンジン型式:1KR-FE
  • 車重:1070kg
  • ボディサイズ:3700×1670×1735mm
  • 発売開始:2016年11月
試乗レポ・ライター

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レビューワー・著者情報

ヒラリー男爵

ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。

経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。

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