間違いいっぱいの自動車選び。ホンダ・フィット(GE系)13G・Fパッケージの試乗レポート。
当ページは2ページ目です。
スポーティグレード「RS」追ってレポートを掲載予定です。
フィットの最も優れた点、それはリアシートの広さ。よく車内が広いといいますが、違いはリアシートとラゲッジルームになります。フィットの場合、フロント(助手席)足元は狭いです。
このリアシートが、Bセグコンパクトカーで比較すると特別広い。座り心地や着座姿勢、快適性などで評価すればまた別だけど、単純な広さ評価すればファミリーカーとして使えるレベル。数日分の荷物積んで3人で実家に帰省、なんとかなっちゃいそうです。
もちろん、たまにリアシートも使うかも?なんていうレベルなら、必要十分以上。たまになら5人乗車も耐えられると思います。
わかりにくい写真でごめんなさい。運転席ではドライバーが普通にポジションを取って、助手席でもパッセンジャーが普通に座っています。
ドライバーの身長は172cm。パッセンジャーの身長は182cm。この状態で、ドライバーの後の席は普通に広さが残り、助手席の後の席もなんとか使えます。
他のコンパクトカーでは助手席乗員が詰めて座ってやっと、その後ろに座れるのが当たり前です。
こちらもわかりにくい写真でごめんなさい。写真では助手席を一番前までスライドさせてます。
こうすると、ストリームクラスと同程度の、足下のスペースが生まれます。
こんなのいつ使うのかって?日中に行われる禁断のラブタイムで間違いなく役立ちます。倒した隣側にはバッグで壁作ったり毛布積んだり。完璧です。フィット好きは浮気好きの可能性有り。ご注意下さいw
コンパクトカーのリアシートって、いちいちヘッドレストを伸ばさないと座れない車種、とっても多いと思いませんか?
これじゃ面倒で座る気にもなれません。国産車だけじゃないですよ。VWポロだってそう。
フィットはご覧の通り。シートバックがえぐれてヘッドレスト設置される。体重かけても多少は柔らかめ。全く気にならない訳じゃないけど、気にしなければこのまま座れる。
狙って設計したとしたら、コンパクトカーの弱点を良く研究してるんですね。ここ、広さ以上に重要な部分。現状で30点。合格ラインまではあと40点。目指せサルーン並みのリアシート。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
先代フィットから続く、隠れた場所にある小物入れ。
フィットオーナーだけの秘密、内緒の小物入れ。
車検証を入れてみたいなマークも見られるけど、オカモトさんを隠してもいいかもbyヒラリー。
わかりにくい場所にあるので実際には、車検証とか貴重なものを入れるのに適します。
このホームページは独断を偏見を多く含みつつも「辛口」が特徴。その中でフィットについては非常にいい評価となっています。安くて広い!リアシート使えるコンパクトカー。
初代フィットではなんともいえないボディデザインが人を選ぶ部分もありました。そんなフィットも2代目になりボディデザイン大きく洗練。キープコンセプトの方向でスタイリッシュになっています。
もはやライバルは一クラス上のみ。クルマの使い勝手を比較すれば、例えばカローラクラスと勝負できます。走行的な運転しやすさや快適性という面ではかないませんが、地味さと新鮮さで比較してもフィットの勝ちでしょう。
車両価格150万円のフィットと同じく150万円のカローラを買おうと思えばどっちがお得か?どっちを選ぶか??
これ、食べ物に置き換えてみると面白い。例えば「クリーム」と「あんこ」。(お察しの通りフィットがクリームであんこがカローラ)。
安いモノでもそこそこ美味しいのがクリーム。高いモノでないと美味しくないあんこ。または海外でも勝負するフィット、国内で伝統のあるカローラ。いろいろと連想できますがこれは同格。
個人的には日本文化であるあんことカローラには敬意を払いつつ、代替え需要のために用意されるクルマがカローラだと思っている。どんなに地味といわれようとも必ず需要のあるカローラ。良さがわかる方にはとても良いクルマなのでしょう。
フィットで比較するならベルタ(ヴィッツセダン)ではちょっと役不足。どちらかといえばカローラですね。
フィットの凄いところはリアシート広さ。しかしよく見れば凄いのはラゲッジスペースなのがわかります。
フィットは背が高いけどフロアも低い。だからラゲッジの天地方向長さは、1メートル弱もある。入り口の段差だって低いから、荷物の出し入れがしやすい。
ベビーカーを頻繁に乗せたり降ろしたりするようなシチュエーションでも、苦労は最小限だと思います。
実際に利用する時には、天地方向の高さは普通以上なら使いにくい。大事なのは奥行きと幅。大きいクルマが便利なのはこの辺りもポイント。
フィットはボディサイズが小さいから幅は狭い。それでもライバルと比較すれば余計な出っ張りが少なく、使えるように設計されているのがわかる。
ラゲッジ奥行きはライバルを圧倒。実測で69cmほど。入り口部分の形状も素直に「横まっすぐ」なので、全体的にこれだけの奥行きがある。
コンパクトカーで大きめなデミオと比較してもプラス5cm程度の余裕。コンパクトカーで狭くはないヴィッツと比較しても15cm程度の余裕。さらに狭いスイフトと比較すれば25cm程度長い。
リアシートを倒した際にできる段差、ここにも違いがある。
フィットはそのままフラットに近く、ヴィッツ始めデミオやマーチなど、凄く大きな段差ができる。
ヴィッツではオプションで段差を埋めるボードが用意される。有料オプションな上に面倒もあるからフィットが一番。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
フィットはBセグメントにおけるミニバン的ポジションかもしれません。
走行感覚は後回し、車室内のスペースや利便性を重視したミニバンと同じ思想のように感じられます。
フィットと同じくらいのスペースを求めれば、日産ノート(2代目)。
やはり人気のフィットがターゲットなのでしょう。各部スペースは2代目フィットと近い寸法です。ボディサイズ全長はノートの方がが長い。
ノートはこの2代目フィットがモデル末期のころにデビューしたので、次の3代目フィットと比較される間柄になります。
ノートのエンジンは3気筒。最先端とみるか残念と見るか?
その分、セダン的なゆったりした乗り心地と、安価に衝突軽減ブレーキを付けることが可能。
総額150万円〜160万円で単眼カメラ式のエマージェンシーブレーキ搭載グレードが選択可能で、売却・下取り時にも有利な可能性あります。
系列サービスです!
法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード
系列サービスです!
「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
フィットのデビュー前だったらあり得なかったほどのラゲッジスペース。同クラスのライバル比較に意味はなし。Cセグメントに迫る広さ。
上:リアアンダートレイ。(標準車)
下:リアアンダートレイ。(ハイブリッド車)
フィットの長所といえばクラスを圧倒するリアシートの広さか。さすがコンパクト界のミニバン、いやハイトワゴン。あと求められるのは質感と快適性か。
リアシートのステップ部分。段差はあるがお子様でも足を引っかけにくい形状と思える。単純にスペースが大きいともいえる。日産マーチと比較すれば断然良い。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。