間違いいっぱいの自動車選び。ホンダ・フィット(GE系)13G・Fパッケージの試乗レポート。
当ページは4ページ目です。
スポーティグレード「RS」追ってレポートを掲載予定です。
前の世代ではエアウェイブと呼ばれていたフィットのワゴン、今回は冠名に”フィット”が残ってフィットシャトルというネーミングでラインナップ。
もし、フィットの1500ccを気に入って、でも静粛性の低さで悩んでいるなら(特にリアシート)。フィットシャトルという選択肢も有り。
この場合、フィットシャトルの中でもハイブリッドがオススメ。エンジンノイズのみならず、リアからのノイズも軽減されてます。
内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
フィットは「その価格を考えれば」欠点は少ない。もしくは代わるクルマがない。
フィットがどれだけ走りにくい、隣にも乗りたくないクルマといっても、デミオやスイフトじゃリアシートは厳しい。フィットはこの広さだけでも存在する価値があると思います。
車内の使い勝手も優秀。シートアレンジだけじゃなくて、例えばドリンクホルダーはインパネに固定でレイアウト。個数だってフロント6個、リア4個と余裕十分。
もし現在、日産マーチにお乗りならば、だまされたと思ってフィットに乗り換えてみて下さい。
きっと、「広いって使いやすいね」なんて新しい世界を感じられると思います。
「モノは価格なり」。こんな言葉を覆すほどお得感のあるクルマ、それがフィットです。
もし現在、このフィットにお乗りで、自然な運転感覚ってなんだろ?と思ったら、マツダ・デミオに乗ってみて下さい。
ミッション(CVT、AT、MTが選べる)がちょっと不快だけど、ここは割り切って試乗してみて下さい。きっと、無意味にドライブに行きたくなっちゃうかもしれませんよ。
もし現在、初代フィットにお乗りで、リアシートに人を乗せる事がなければ、スズキ・スイフト(3代目)をオススメします。
内装と走行性能、フィーリング、間違いなくクラス以上の質感を持っています。
フィットは次世代3代目に期待ですね。
コンパクトカーの中古車を狙うなら、フィットを除きできるだけ現行モデルを。コンパクトカー全てにいえることですが、基本的にモデルサイクルが長め。
その分、1世代前になっただけでとたんに魅力を失います。値段だってそこまで割安かどうか微妙なところですから。
フィットの内容は素晴らしいと思います。しかし内容で勝負したら上級のクルマにはかないません。現在だとまだ、どこかにしわ寄せが。メーカーだって車格を重要視していると思いますしね。
それならば、趣味性を感じるコンパクトカーは如何でしょう?
ボディデザイン買えるマーチ、無理しても欲しくなるFIAT500。このあたり試乗すれば笑顔の確率かなり高いです。
筆者も体験しています。ファーストフードにはファーストフードの味がある。そんな考え方もありだと思います。
実用性で考えるならフィットが一番、でも、趣味性など別の評価基準でコンパクトカーを選ぶのもの新鮮です。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」
コンパクトカーの居住性レベルを一気に引き上げた初代フィット。そしてネガティブ要素をリファインしてきた2代目フィット。
コンセプト的にも正常進化の方向性で、一発屋にならないだけ気合い入った変更が行われています。先代フィットからの進歩、代替え需要に応え定番人気になれるか非常に興味深いところです。
今回はほとんど初代フィットとの比較になりました。それはこの広さに惹かれたら広いこそ正義。フィットのライバルはフィット。現状でライバルはいません。
筆者は先代からの代替えを行わず、別の車種を選択しました。しかし内容的には十分、代替需要に応えるものだと感じています。内容だけでなくボディデザインも洗練され所有満足度も高まっていると思います。
他車からの乗り換えなら、初代フィットの中古車も強敵です。初代も2代目も長所は一緒で、違いは短所のレベル。CVTのギクシャク感や独特の乗り心地etc..。その辺りに細かいこと言わないよという方なら初代の中古も魅力です。
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ドアの開口部は90度まではいかないが事実上問題なし。
先代フィットにあった排気量を表すポッチはなくなった。先代は赤が1300cc、青が1500ccだったかな。
フィットのフロントシートにはインパネ、ドア、コンソール下部で合計6個のカップホルダーがある。
上がこのページのフィット。下がフィットシャトル(ワゴンの兄弟車)。塗装対メッキやメーター照明色の違いがある。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。