2代目フィット試乗評価/P3・試乗時燃費と運転感覚

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(2009年記事 ホンダ フィット
著:元自動車整備士)

ホンダ・フィット試乗「3」

ホンダ2代目フィット(GE系)の試乗レポート。グレードは1300cc。G・Fパッケージ装着車。ディーラーでの試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなど。

当ページは3ページ目です。 「試乗時燃費と運転感覚」などを掲載中。

2代目フィットのインパネ2代目フィットのメーター
ホンダ
  • グレード:“fit-G Fパッケージ”
  • 型式:GE6
  • 車両価格:119.7万円
  • デビュー年:2007年10月〜
  1. 分割page - フィット試乗「1-1」・概要とエンジン&CVT
  2. 分割page - フィット試乗「1-2」・リアシートとラゲッジスペース
  3. このpage - フィット試乗「1-3」・燃費と運転感覚
  4. 分割page - フィット試乗「1-4」・ライバル比較と総評

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燃費は?

車載の燃費イメージ試乗時の燃費は総合で「16.5km/L(満タン方)」。車載の燃費計はリセット出来なったので未確認ですが、17km/Lくらいが表示されていた時間が長かったように思います。

写真は都内走行時の数値。12.3km/Lが表示。

走行パターンは夜間の郊外をメインに、くねくね道、高速道路、市街地を含みます。エコランは特別意識せず、ドライバーによる違いをなくすために合計3名が運転。乗車人数は1〜3名乗車。最大では男性2人と女性1名が乗車しています。これで最終的な燃費は16.5km/Lでした。

感想は、十分燃費良好。常にこれくらい走ってくれれば満足です。

車格を超えたサイズ感と高燃費、それが「fit」

リアシート初代フィットはコンパクトカークラスの価格帯そのまま、競合車より一回り大きなボディサイズで登場。ヴィッツクラスでありながらカローラに近づくようなサイズで登場しました。

他メーカーから見れば「抜け駆け」的なズルイ車だったでしょう。結果はもちろん大ヒット。2代目で新設計のプラットフォームになるなど、お金の掛け具合からもヒットの度合いがわかります。
(普通は2〜3世代での変更が一般的。ただしフィットの変更点が如何ほどかは不明)

車内広さと同時に燃費の良さも魅力としてアピールされました。自己所有の初代フィット1500ccでは、長距離走行で燃費20km/L(乗車人数3名)を記録しています。

基本的に燃費は排気量なり=加速なり。加速を楽しむようにキビキビ走れば燃費は悪化。筆者の場合では13km/Lぐらいになります。逆にいえばそれでも13km/L。気楽に楽しめます。

ココがイヤ、ハンドル、ブレーキ

内装イメージハンドリングについてまず、ステアリングギヤ比(ロックtoロック)はゆるめな印象。キャラクター的には軽快感というより変な落ち着きが特徴と評価させて頂きます。

かなりの速度で走られる方には良いかもしれない反面、デミオやスイフトのようなキビキビ感はなし、さらに自然に走れる感覚がなく、ドライバーがクルマ酔いしちゃうかもしれない。そんな感じなんで走行フィールは厳しめ評価。

ドライバーによって評価がわかれた

フィットを運転して、「十分普通に運転できる、楽しい」という人もいれば、編集スタッフのヒラリーは「こんなクルマを運転するのは久しぶり、最高に疲れる」と正反対の評価を。

「どんなクルマでも動かすという行為が楽しい。楽しむという気持ちがあれば何でも楽しい」といっている。しかしフィットに限って、「ものすごくイヤ」と、ヒラリー談。

センタータンクだからフロントの着座感覚が不自然、そしてハンドルを回すとチープな感触。これは軽自動車と同レベルでヨーが立ち上がる感触がわかりにくい感じは軽自動車以下。
走ればクルマはもっと速度を上げろと言ってくるが、操作に対する反応が希薄でペース落としたくなる。走りにくいし不快極まりない。

日常の領域では条件付きで不快度MAX。デミオやスイフトを本マグロと表現すれば、フィットはビンチョウマグロ。トロか赤みか?で選べるレベルになってくれたら、もう迷うことはないんだけどね。

追記:フィットRSとハイブリッドRS

ホンダのディーラーに行ってフィットRSに試乗させてもらい、ついでに見積もりを貰いました。

  • フィットRS 総額210万円 (車両価格174万円)
  • フィットハイブリッドRS 総額220万円 (車両価格196万円)

ミッションは6MTもCVTも価格は一緒。オプションはフロアマットとスマートキー、特別塗装色といった程度。
フィットRSとハイブリッドRS、標準装備の内容もほぼ同一なのでオプションも同一。

この状態で、支払総額は約10万円の差。なんで?と思って見積書を見渡せば、取得税の減税が違う。フィットRSは減税無し。フィット・ハイブリッドRSのCVTは75%減税、ハイブリッドRSの6MTは50%減税との事。ちなみに値引き額は同一でした。

ということでどちらといえばハイブリッドRSの方がお得なんでしょうけど、200万円を大きく越えるフィットなんて、燃費どうこう言うクルマじゃありません。

趣味性高いコンパクトや上級車種と比較

  1. フィットに220万円出せるなら、欧州的セダンの本格派ホンダ・アコードという選択肢も。素がスポーティだしクルマとしての質は次元が違います。アコードは値引きが魅力。オプションなしでも30万円以上は狙えるから、必要な金額はプラス30〜40万円?
  2. 同じホンダで選ぶとすれば、ハイブリッドシステム搭載のCR-Zなんて如何?価格は220万円〜で上級グレードとの差はほとんど装飾品のみ。満足度十分かと思います。
  3. 試乗すれば間違いなく笑みがこぼれる??イタリアのFIAT500。洗練された内外装に懐かしいの楽しさをギュッと濃縮。

いやいや俺はコンパクトスポーツが欲しいんだ!という場合には、スイスポ、ジュークGT、コルトラリーアートというあたりが上げられます。その他はポロならフィットRSの方が良い部分も感じるし、ヴィッツのRSは乗り味の質感がちょっと厳しい。

スズキ・スイフトスポーツの価格は1600ccで168万円(MT)。エコ関連の減税無しで総額200万円辺り。コルト・ラリーアートはもう少し高価で総額230万円を超えてくる。
ジュークGT(CVT)はさらに高価で、1600cc+ターボで220万円、減税なしで総額250万円を超えるだろう。

ジュークGTの車重は1290キロとミドルクラス級なんだけど、価格もミドルクラス。ホントにアコードクラスと変わらない価格に(アコードも2400ccで360万円というグレードも有り)。

価格帯が上位クラスとオーバーラップするコンパクトカーのスポーティグレードは余裕がないと選べないクルマみたいです。

ココがイヤ、直進しにくい感覚

ハンドルを握って高速道路を走るとなかなかに直進がしづらい。実はフィットに限らずまっすぐ走りにくいクルマって意外と存在する。

見切りが悪いのか走行安定性という性能が悪いのか、なんだかはよくわからない。
以前は法定速度での巡航ならどのクルマだって大差はないと思っていたが、実は違いがあると最近感じる。フィットだってものの数分ならいい速度で走る事もできるけど、疲労感が半端ない(歳のせい?)

よくわかるのは助手席に乗車したとき。とにかく肩がこる(笑)。ちょうど軽自動車が路面のうなりで揺すられるのと一緒のような。改善を特に望みたい部分です。

ホンダ フィット

ホンダ

fit (フィット)

  • 試乗グレード:“fit-G Fパッケージ”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2009y
  • 型式:GE6
  • 新車時価格:119.7万円

試乗レポ・ライター

当記事は「元自動車整備士」がお届け致します。
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アッパーグローブボックス
実用車では定番といえるアッパーグローブボックス。

運転席カップホルダー
助手席カップホルダー
フィットのフロントシートにはインパネ、ドア、コンソール下部で合計6個のカップホルダーがある。



フィットシャトルのメーター上がこのページのフィット。下がフィットシャトル(ワゴンの兄弟車)。塗装対メッキやメーター照明色の違いがある。

車載の燃費イメージ


FITの内装(RS、1500cc)シート座面はオレンジ。グレード「She's)の内装はピンク/ブラウン系の内装色となる

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