フリード試乗P3/見切りやコーナーリング感覚

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(2019年記事 ホンダ フリード
著:ヒラリー男爵)

ホンダ・フリード試乗「3」

間違いいっぱいの自動車選び、試乗車はホンダ・フリード(GB5型)2018年式。グレードは「1500ccガソリンのG・ホンダセンシング」
コンパクトでも上質感が重視された内外装が魅力。

当ページは3ページ目です。「走行感覚・見切りやハンドリング、ステアフィール」など掲載中。


フリードの内装1フリードの内装2
ホンダ
  • グレード:“G・ホンダセンシング”
  • 型式:GB5
  • 車両価格:212万円
  • デビュー年:2016年09月〜
  1. 分割page - フリード試乗「1-1」・概要とエンジン&ミッション
  2. 分割page - フリード試乗「1-2」・快適性(乗り心地と静粛性)
  3. このpage - フリード試乗「1-3」・走行感覚(見切りやハンドリング)
  4. 分割page - フリード試乗「1-4」・内装(フロントシート)
  5. 分割page - フリード試乗「1-5」・内装(リアシート)
  6. 分割page - フリード試乗「1-6」・細部の長所短所とラゲッジスペース
  7. 分割page - フリード試乗「1-7」・燃費と評価総合

※内容は辛口評価です。試乗して購入の際のチェックポイントとしてお役に立てれば幸いです。

試乗:走行感覚

フリードの走行感覚

快適性や走行感覚には難があるフリード。当ページでは日常での交差点や直進性、コーナーが続く道での安定性や走りやすさに関しての試乗レポートを掲載。コーナリング・ハンドリング・ステアフィールに関する部分など。

日常でのハンドリング感覚

ボディ・フロントフリードのハンドリングで特徴的なのは、クイックなギヤレシオというのが一つ。ハンドルを少し回しただけでいっぱい回した感覚
それから、ボディの動き自体はゆっくり向きを変えるというのが一つ。

まとめると、ステアリングはクイックだけどじわりと内側を向く。アクセルペダルが、早開きだけどジワリと加速していくのと同じように作られている様子。このようなハンドリングは駐車場でラク

悪い面で気になったのは交差点での右左折時。内側に寄り過ぎないよう意識しながらの運転になった。ハンドルの切るべき量がつかみにくい

といってもそこまで極端な特性ではないから心配無用。最近のホンダ車に慣れていれば気にならないだろうし、他メーカーからの乗り換えでもきっとすぐ慣れる。

直進時の走りやすさ

運転席1真っ直ぐな道で、ハンドル握って走りやすいかという部分。市街地周辺の多車線道路では気になる部分があり、高速道路のペースに近づくと普通に走りやすい。

時速40〜50kmくらいだと、ステアリング中心の抜けている部分が目立つ。軽くて反応が弱い部分が極端で、舵角的にもコブシ1個かそれ以上の範囲と広い。

中心付近が軽く穏やかという方向性的は好ましく感じるも、ちょっと目立ち過ぎ。言葉変えれば安っぽい無反応地帯が広帯域
微小舵角の操作に反応してくれない部分も旧世代と変わらないボディ剛性を感じる。

そうした部分も速度が上がると落ち着き、違和感が薄くなる。本質的には変わらずパワステが重くなるだけどね。速度にして時速80kmくらいから。このくらいの速度だと気にせず走行できる。

ペースを上げての走行では?

運転席2

フィーリングはホンダ車的というか、フィット系の乗り味。不快な部分が多いハンドリングで、フリードも不快な部分が目立つ。もちろん高価な分だけ、フィットよりはまともだけどね。

コーナーではまずブレーキング。ノーズダイブが大きく、微調整しにくく動きも敏感。続いてハンドル切れば、あるポイントで強く曲がりだそうとする。

曖昧かつクイックなステアフィールで、ドライバーは思い通りに走りくい。さらにはロールする感覚が不自然で、ドライバーは乗せられているような気持ち悪さと、同乗者はクルマ酔いしやすそうな曲がり心地

アレコレ言わなければ気持ち良いかも

シャシーはロールを感じさせにくい方向性で、ステアリングはクイック。クルマ好きユーザーでなければ、少し回せばスイっと曲がっていく感覚に満足感を得られるかもしれない。
これでドライバーは、上手に操っているような気分になれる。運転が上手くなったような感じだね。

こういう時は想像よりペースが上がりがち。ドライバーは気分よくてもリアシート乗員は大変。微妙なフワフワ感に気分の悪いロール感で、クルマ酔いしやすいセッティング。なので調子乗りすぎにはご注意をどうぞ。

ブレーキのフィーリング

ペダルレイアウト

コンパクトクラスの中ではカッチリした踏み心地のブレーキペダル。ただ減速特性は悪く扱いにくい。

効き始めは奥の方で、しかも敏感で唐突。またフロントが沈みやすい事もあって神経を使う。特に上位クラスと比較すると神経質。

このようなブレーキ特性だから、滑らかなブレーキングを狙いすぎると、効き始めが遅れて踏み込み量が増える場合もでてくる。

いちおう、リアシートに乗員が座っているとブレーキがラクになります。

試乗:ボディ見切り

ボディ見切り1ボディ見切り2

ボディの見切り(ボディ4隅やタイヤ位置のわかりやすいさ)は一般的。常識的に悪いというか同じような他車と比較して標準的。フロントの感覚は勘で見切るか、降りて確認するしかない。

それでも開放感は高く、視界も良い。通常走行中にAピラーが邪魔になることは少なく、駐車場などではフロントタイヤ外側がけっこう近くまで見えるイメージ。内側の縁石に寄せて曲がる場面で、比較的近くまで縁石が視認できた。

ボディ見切り3

フリードのメインメーターは、ハンドルの上から見るタイプ(ライバルのシエンタも同タイプ)。

奥行き感とインパネのフラット感が高いから、ドライバーの開放感が高い。見切りにも貢献しているハズだけど、その他要因も大きいのだろう。試乗中に見切りの良さは体感できなかった。

ボディ見切り4

ボディ左先端の感覚は勘。ぶつけることはないにしてもどれくらいの隙間があるのか判断しづらい。

もちろんこれはフリードに限ったことではなく、寧ろボディ感覚が掴みやすい車種が貴重。

ボディが小さなフリードは「感覚が取りやすそう」と思いこんで買ったら危険です。大きいミニバンとかと大差ないかも。

ボディ見切り5ボディ見切り6

画像左:足元が見えるというほどじゃないけど、機能的な三角窓。走行中にAピラーが邪魔にならないのは、無意識にもこのガラスエリアが役立っていると思われる。同時にスペース的な余裕から高級感も高い。

画像右:ルームミラーの上にはリアシートを写すミラーも装備。ママさん向けというか、リアシートにお子様を乗せる方向け。チラッと見て何かを判断するにはちょっとサイズが小さいけど、走行中でなければ実用性高い。

フリードのメーター1昼フリードのメーター2夜間

フリードのACC

前走車追従クルーズコントロールACCとは前走車追従型のクルーズコントロール。最近ではメジャーな装備になってきて、筆者も使用機会が増えてきている。

フリードのACCは停止まではサポートしない簡易タイプとの事で、無理のない範囲で試す。すると、使い方は簡単、でも使い勝手は悪そうな第一印象

指で操作する速度は1km/h刻みで、反応が遅いから忙しい。車間距離の設定やロックオンも曖昧で、2回ほどブレーキを踏んでしまった。前走車がゆっくり加減速するなど条件が良い時は良いんだけど、そうでないと不要な神経を使っちゃう

トヨタやスバルの上級タイプだと、人間的な滑らかさを望むほど機能的に優れているんだけど...ということでホンダにも使い勝手の良さを期待します。

ホンダ フリード

本田

freed (フリード)

  • 試乗グレード:“G・ホンダセンシング”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2018年
  • 新車時価格:212万円

概要

  • 型式:GB5
  • 車重:1360kg
  • エンジン排気量:1500cc
  • エンジン型式:L15B
  • ボディサイズ:4265×1695×1710mm
  • 発売時期:2016年09月〜
  • 価格:188万円〜

車両型式

  • GB5 - 1500cc
  • GB6 - 1500cc 4WD
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします。
ヒラリー男爵

 
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