フリード試乗P2/快適性(乗り心地と静粛性)

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(2019年記事 ホンダ フリード
著:ヒラリー男爵)

ホンダ・フリード試乗「2」

評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。試乗レポートはホンダ・フリード(GB5型)2018年式。グレードは「1500ccガソリンのG・ホンダセンシング」

当ページは2ページ目です。「快適性(乗り心地と静粛性)」など掲載。

ホンダ
  • グレード:“G・ホンダセンシング”
  • 年式:2018年式
  • 型式:GB5
  • 車両価格:212万円
  • デビュー年:2016年09月〜
フリードの内装1フリードの内装2

試乗:快適性(乗り心地)

フリードの快適性能

試乗したのは2018年式フリード(GB5)のガソリンモデル。乗り心地は良好な部分と厳しい部分が両方存在。評価は難しいけどとりあえず、フィットと比較すれば数段上。価格差の分だけしっかり上級なところに一安心。

2段階的な印象のサスペンション

フロントサスペンションは、動きやすい部分と固い部分が同居している様子。そしてそれがわかりやすく目立つ

柔らかいのは初期の比較的広い部分。落ち着きがないほどに減衰力が抜けている。ショックアブソーバーがヘタってるんじゃないの?的な感じ。
こういうタイプは、突っ張っているだけのサスペンションと比較すれば上質感高く、実際には柔らかくなくても柔らかく感じやすい。

ただちょっと、抜け過ぎというか差が大きすぎというか慣れが必要というか。

良い場面ではとても良い

こうしたサスペンションだから、シチュエーションによって差が大きい。他車比較でいうと、どんな時でもそこそこ良好なシエンタはクセがなく、一方でフィットRS(デビュー時モデル)の明確な2段階ショックアブソーバーよりはフリードの方がまだ自然。

低速で入力弱ければ優しい

フロントタイヤ1フリードを所有する友人に聞くと、乗り心地が固いという意見を聞けば、柔らかいという意見も聞く。筆者の意見だと、ふわふわ感強い時と固いと感じる時間が長い。しかし乗り心地良いと感じる時も少ならからずある。実に難解w

日々の送迎など決まったシチュエーションでの利用なら、”柔らかい”もしくは”固い”と感じるのも納得。

入力の弱い市街地での低速走行時には乗り心地良好で、快適なクルマというイメージ。そこに頻繁な加減速でクルマが前後に揺れれば、印象は間違いなく柔らかい。

郊外では柔らかいけど当たりが強い

フロントタイヤ2市街地より信号少なくペースの速い郊外路だと、印象一変。柔らかいけどガツンとくるような、そんな印象を受ける。

柔らかい部分を超えちゃう段差ではフワフワ感もどこへやら、ズシンと伝わってくる。

またサスペンションダンパーの伸び側が強く、段差やうねりで伸び上がらないのは安心感高い。その半面、段差ではズドドドドっと連続する衝撃にもなる。

試乗:フロントシート乗り心地傾向

まずなんといっても、圧倒的に快適なのはフロントシート。リアシートから乗り換えるとホッっとするくらい快適。差が大きいです。

スペース良し!着座姿勢良し!視界良し!

助手席1助手席2

助手席では少しだけシート高が高いけど、身長低ければ前へ、高ければ後ろへスライドさせれば対応できる。ホンダのセンタータンク系にしてはスライド量が大きいから、きっと丁度よいポジションが見つかる。ついでにシートバックも立派!

立派なランバーサポート

フロントシートフロントシートバック(背もたれ)のランバーサポートにはジェル風のブニュブニュが感じられ、高級感を受ける。

ただフリードの場合これが”良かれ悪かれ”になっちゃって、ヒョコヒョコしたフワフワ感を目立たせる事にも繋がっている。気持ち良い事には変わらないんだけどね。

試乗:リアシート乗り心地傾向

2列目シートの印象

リアシート2列目シートは着座姿勢が悪く、落ち着いて座れません。せっかくミニバンなのに...なんて思ってしまう。シート自体は立派で、座面も背もたれも好印象。それだけにもったいなさすぎ。

同乗するなら助手席。荷物置くなら2列目。2列目利用するなら交代制、を推奨。

詳しくは別ページにて言及。3列目シートの印象もそちらで。

試乗:快適性(静粛性)

ボディ・サイド静粛性は、クラスで考えると普通、価格で考えると劣る。総合して「劣る〜やや劣る」くらい。

フリードの価格の最安188万円〜と決して安くない。同価格帯だとオーリスやカローラフィールダーなら圧倒的に静かだし、素のコンパクトカーでは上級グレードになるからやはり静か。試乗車は212万円だから条件はより厳しくなる。

うるさいの内訳は、もっとも気になるのは加速中のエンジン音。通常加速でもガラガラと負荷の大きさを感じるノイズを出す。

エンジン音の大きさを好みだとすると、気になるのは走行中の車外からのノイズ。時速60kmを超えたあたりから安っぽく響くノイズが目立つ。単純なノイズレベルなら他車も同じような感じだろうけど、音質的に安っぽさが気になる。
安っぽくというのはボディの響き。ボディ・シャシーがカッチリしていれば残響音の少ない高級車的な音質になる。

さらには個体差だと思いたいけど、走行7000kmの車体で、内装やシャシーからガチャガチャミシミシのノイズを出す。上質な内外装をしたフリードだからこそ、期待に届かず残念。

フリードのメーター1昼フリードのメーター2夜間

乗車人数への対応力は高そう

乗車人数試乗したフリードは2列目がベンチシートで、7人乗り仕様。つまり最大7人乗車時の安定性を考えてデザインされていると思う。

小さく軽いクルマで7人まで対応というと、ものすごく大変そうで、どこかが犠牲になっているはず。

今回はフリードに最大3人、ドライバー+リアシート2人まで試した。そしたら、乗り心地に関しては変化が小さかった。これならば4人5人と乗車しても、変化が小さいのが予想できる。
一般的に評価される部分ではないかもしれないけど、地味に凄い事じゃないかな。

ホンダ フリード

本田

freed (フリード)

  • 試乗グレード:“G・ホンダセンシング”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2018年
  • 新車価格:212万円

概要

  • 型式:GB5
  • 車重:1360kg
  • エンジン排気量:1500cc
  • エンジン型式:L15B
  • ボディサイズ:4265×1695×1710mm
  • 発売時期:2016年09月〜
  • 価格:188万円〜

車両型式

  • GB5 - 1500cc
  • GB6 - 1500cc 4WD
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします
ヒラリー男爵

 
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