間違いいっぱいの自動車選び。C-HR(前期)の試乗レポート。
5ページ目です!
トヨタ・C-HR(型式ZYX10)「S・ハイブリッド」2017年式。プリウスクラスのコンパクトSUVです。
視界が悪いと言われるC-HRの、見切りや視界、車両感覚のとりやすさについて。
斜め前方の視界は、市街地で良好、右コーナーでは少しAピラーが気になる印象。
Aピラーは細いわけじゃないんだけど、下側の付け根がスッキリしていて、市街地で気になる部分で見やすさがある。
C-HRではピラーの内装形状が、視界のために工夫されているのかもしれない。3角窓も効果的に機能している。
ピラーが奥から手前に寝ているので、コーナーでは先が見えにくい。特に右コーナーね。
もっともこれはC-HRに限ったことではなく、コンパクトカーの宿命。C-HRはむしろマシな方じゃないかな。
前方は、運転席側に限り寄せやすかった。運転席から見て、右側だけボンネット先端近くまでが視認できるんだけど、これが効いてます。
画像は慣れた駐車場に、C-HRで初めて駐車した時。パイロン見えないけど大体寄れました。
ボンネット(エンジンフード)の形状から、助手席側の前方は視認できません。
前方以外の視界では、予想より良かったサイドの視界と、予想より悪かった斜め後ろの視界。
真横は視界良好。助手席ドアの前後長が思ったより長く、死角が気になることはありません。
これがスライドドア車だと、ドアが短くてシートやBピラーが前方寄り。結果、真横が見にくいことも。
斜め後ろは、想像を超えてました。感想は、スーパーカーはこんな感じかなってw
3角窓とフローティングされたドアミラーは効果的に機能。
感覚的にだけど、右側足元の様子が伝わってくるような感じ。
ドアミラーも横方向に幅があって視認性良好です。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
インパネ中央に盛り上がるナビゲーション。最近多いタイプだけど、これによってボディ見切りへの影響が気になる場合がある。
C-HRでは、インパネ最上部より低くデザインされているのと、着座位置が高いこともあり、あまり気にならなかった。
走行中の視界には問題ないです。気になるのは、夜間の左前方を確認する時。
視線の近いところで明るく光っているから、ボディ先端への意識が分散しちゃう感じ。
こんな時は、助手席の彼女に見てもらっても良いんだろうけど、ナビディスプレイの表示を消しちゃうのが良さそう。
バックミラーとナビゲーションとの隙間は手寸で17〜18cm。
この隙間は背が低いクーペと同じくらい。
フロントガラスの大きなコンパクトカーとかミニバンから乗り換えたら圧迫感が強いかもしれない。
でも筆者の感覚だと全然なんともでした。寧ろ、後ろの確認がしやすいと感じたくらい。
参考までにVWゴルフ(7代目)。
大雑把に15〜18cmだったんだけど、こちらはハッキリと視界に圧迫感があった。見にくいし車両感覚が取りにくい。
しかしこれ、純正ナビゲーションです!
デビュー初期モデル限定の、間に合わせ的な純正ナビ。ひどすぎます。
C-HRのドリンクホルダーは、運転に支障がでないようにデザインされてます。
(左の画像)フロントシート用の後ろ側ドリンクホルダー。
(右の画像)リアシートのドリンクホルダー。
フロント用はドアポケットを除くと、シフトセレクターの前側と後ろ側に1個ずつ。
この後ろ側が工夫されていて、運転の邪魔にならない高さまですっぽり!取り出すにもキャップを掴んで問題なく取り出せる。
また、アタッチメントでかさ上げできるのと、バネによって固定できると作りがいい。バネがちょっと固いのだけが残念。
リア用は普通だけど、コンビニのカップコーヒーも置けるだろう設計が今風だね。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
試乗したC-HRのグレード「S」では、ウインカー操作は通常タイプ。
ワンタッチで3回点滅するタイプじゃありません。
しかしこれが扱いやすい!
間違えにくいのはもちろん、軽い動作に適度な節度感。作動量もちょうどよく、これぞドライバー思いの気配りと感じました。
流行に逆行するカタチだけど、扱いやすくて英断に思います。
系列サービスです!
法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。
セディナなど法人ETCカード
系列サービスです!
「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト
ネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。