間違いいっぱいの自動車選び。アクセラスポーツ(BM5FS)ガソリン「15S」。
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スポーツ=ハッチバックボディ。3代目のアクセラです。
試乗内容は限定的。第一印象重視です。
同クラス国産ベーシックグレードで比較すると、最もバランス良いのがアクセラ。欠点こそあれど、他車はもっと長所短所がハッキリ。
従来のマツダらしさといえば個性の強いドライビングフィール。しかしこの世代のマツダらしさはバランスのいい上級車感。試乗してわかったけどやっぱり意外w
といった感じで、好みがハッキリしていなければ、アクセラはとても無難な選択肢。ディーラーサービスや耐久性という運不運に左右される部分を除いてね。
アクセラと正面からバッティングするのがスバルのインプレッサ。ハッチバック&セダンボディ、2000ccまで用意されるエンジンラインナップも近い。最大の比較対象。
そんなインプレッサ、キビキビ走る時の楽しさでは、アクセラでは役不足。最もベーシックなグレードでも変わらず。
インプレッサ2015年モデルではCVTのセッティングさえ、ガンガン踏む時に合わせてセッティングされ、そうした場面でとてもよく動くサスペンションと組み合わせ。ステアインフォメーションも強く、本当に楽しい。
しかし通常走行時、サスペンションが動き出すあたりまでが非常にゴツゴツで、路面のザラツキやウネリをメチャクチャ拾う。とっても不快です。しかし一旦動き出せば柔らかくも減衰力が出ていて、欧州車とかアフターマーケットのダンパーのような動き方。
また静粛性、アクセラと同等か近いくらいにうるさく、特にエンジンの不快なノイズが大きい。ついでにインテリアのデザインだって人を選ぶだろう。
インプレッサは日常で不快。でも良い部分はとても良い。この良さは比較される他車では味わえないレベルだから、欠点に目をつぶれれば最高。逆に正当派な良いクルマといえば、アクセラに軍配を上げたい。
※内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
7代目のゴルフ7、最もベーシックなグレードを選択すれば、価格は250万円弱。
主要コンポーネンツは1200ccターボ+DCTがメイン。輸入車だから在庫次第で大幅値引きが期待できる。
アクセラを見積もりすれば、1500ccでも200万円オーバー。マツダは引き締めで条件期待できず。なので装備内容と値引きによっては2車の価格はグッと近づく。
今までは比較対象ではなかったアクセラとゴルフ。今ならライバルと言える関係だと思う。
特徴的には、ゴルフの中でもトレンドライン、このグレードは意外と日本車みたいな特徴を持つ。アクセラの方が一昔前の欧州車しちゃってると感じるほど。
アクセラのディーゼル考えているなら上級のハイラインとかGTIといったグレードも比較対象に。ハイラインなら上級セダンに近い味がものすごく魅力。ただし、購入価格が近づいても、ディーラーのメンテナンス費用は高いお金持ち向けなのは変わらず。
VWの中でエクステリアに特徴を持たせている車種がビートル。この型は復活した2代目で通称ザ・ビートル(前の型は通称ニュービートル)。
ザ・ビートルの価格は、2014年モデルで約250万円〜。主要コンポーネンツは1200ccターボ+DCTがメイン。
やはりこのビートルもゴルフと同じく、安全装備が充実しており、価格は条件も合わせグッと近づく。
内容としては上記ゴルフ7より前の世代のゴルフファミリーの派生車。しかしボディデザインが異なるだけでなく、走行時のキャラクターなんかも差別化されているよう。
2000ccターボエンジン搭載車では、レトロチックな荒々しさだって感じてしまうくらい。
自動車の質感は年々高まる。これは当然。しかし強い個性を持つモデルは、如何に自動車が進化しようにも代わりがない。
このザ・ビートルも「ターボ」というグレードを選択すれば、そんな一台になりうる可能性がある。
憧れのBMWだって、車種を選ばなければ安いモデルもある。この1シリーズは初代が300万円以下〜、2代目も300万円弱〜。
アクセラXD(ディーゼルエンジン搭載車)と価格は近い。
諸費用に違いはあれど、値引きも考えれば十分にライバル関係。アクセラXDの上級グレードらしい装備に魅力を感じるか、1シリーズの走行感覚やBMWブランドに惹かれるか、なかなか悩ましい選択肢。
1シリーズは駆動方式は後輪駆動のFR。300万円でFRを味わえるモデルはやっぱり貴重。もちろんBMWらしい走行感覚だって持ち合わせる。
反面、快適性能や上級車的質感という面では乏しい。あんまり長時間運転していたくなるクルマじゃない。
しかしそれでもやっぱりBMW。ボディデザインが不評と評価されることが多いけど、実際に自宅車庫に駐車すれば、普通に立派!
シルエットやフォルムなんてどうでも良くなるほど、このBMWらしいフロントマスクに価値を感じてしまうと思う。
アッパーコンパクト、Cセグメントクラスとして、実用性も快適な走行感覚も、さらに価格だって重視されるであろうアクセラ。
そんなアクセラの中で1500ccエンジンを搭載するベーシックモデルは、ベーシックとは思えないほど走行性能が重視されていた。
日常で実用的レベルのエンジンパワーに余裕はなし。そこにフラット感強くて高速走行対応の足回り。これには1人乗車でも3人乗車でも感じる変化が小さいというのもあるし、ハンドリングも良好。このあたり良く言えば質実剛健、悪く言えば中途半端。そんな印象が残った。
部分的に見れば6ATのミッションに高い魅力を感じる。特に発進時の滑らかさといったら、180万円という車両価格で味わえる車種は、現状ほかに見当たらない。
パワー控えめ出だし滑らか。市街地でのストップ&ゴーでは価格以上の上級車感覚を感じられる。舗装よく段差のない道なら乗り心地が問題になることもなし。
CMでのアピールとは異なるものの、渋滞する市街地で長所が目立つ1台と評価させていただきます。
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XDグレードの内装。加飾が追加されタコメーターが中央に。2000ccの上級グレードでも同様。こちら6MTは遅れて登場。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。