評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。試乗レポートは日産ノートです。
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日産ノート・2代目E12型(1200cc/NAモデル)です。
乗ってわかった細かな長所短所
写真はノートのリアバンパー上部。ハッチを開けると大きな穴が2個、お顔を出しちゃう。なんなの?と考えれば、たぶん水抜きの穴。
目立つし汚れも溜まる。普通はもっと目立たないようにデザインされていると思うんだけど...チーフエンジニアが?マークなのか、いや筆者の気付かない大きなメリットがあるのかな。
そうそう、こんな話を聞いたことがある。クルマはミツビシRVR。お母さんがリアをヒットさせたら、バンパーが盛り上がって水が貯まるようになったらしい。
今ならお力になれます。ドリルで穴開けちゃえと!素で勉強になりました。
ドアミラーは横方向が小さい。慣れれば普通だけど、初めての試乗時は気になった、多車線道路でのレーンチェンジで死角に神経を使った。
その代わりというか、ドアミラーの端から端の長さは狭め(実測195cm程度)。
ギリギリの駐車場ボディサイズに含まれない部分で取り回しに役立つかもしれません。
フロント窓ガラスには親水コート。ワイパーの作動範囲以外でクリアな視界を確認。特に助手席での視界が快適。
グローブボックスは大きいサイズで、奥行きがとても深い。説明書や車検証が入るスペースが用意されているから有効活用しやすい。
またアッパーグローブボックスまで用意される。蓋付きです。こちらにはボックスティッシュがそのまま入る。
そういえばスイフトにはオカモト製エチケットゴムを隠せる収納スペースがあったけど、このあたりも流行?w 男ならスマートに!蓋付きで隠せる!きっと女性に評価されます。
ノートの基本グレードは5つ。そのうち2つはコストパフォーマンス的に厳しい印象。なので3つをピックアップ。
、はNAエンジン搭載グレードで「X」。過給器付きグレードで「X DIG-S」。そして豪華装備の「メダリスト」の3グレード。
売れ筋と思われる「X」、装備内容を見るとスマートキー標準はうれしいながら、それ以外は最低限。
オプションの用意も少なく、割り切られている。ベーシックタイプは定番オプションに限りますといった設定です。
なので、ライバル車と比較するならコスパの関係から、ベーシックグレードに絞りやすい。メーカーが割り切ってくれるなら、ユーザーとして文句ありません。気持ち良く買えます。
本革ステアリングやオートエアコンを望むなら、上級のメダリストにお得感がでてくる。
グレード構成と車両価格を見れば、メダリストはちょっと高価。大型車からのダウンサイジング的な乗り換えなど、往年の日産ファン向けに用意されたグレードということが想像できる。
安全装備、こちら現在のトレンドながらも、現在のところノートはオプションメイン。横滑り防止装置やカーテンエアバッグがオプションでの用意になる(詳細はカタログ等で)。
これはしょうがないとしても気になるのが、上り坂でクルマが下がってしまうこと。ヒルスタートアシストがないのか、もしくは少し下がってから機能するのか。
試乗中たまたま、上り坂でアイドリングストップが働かなかったです。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
2013年12月のマイナーチェンジで、ノートにエマージェンシーブレーキが追加されました。「自動ブレーキ」とか「追突軽減ブレーキ」とか呼ばれるアレです。もっといえばアイサイトみたいな機能。
ノートのエマージェンシーブレーキのアピールポイントを見ると、現時点ではかなり期待できる内容になっています。同クラスライバルのそれと比較すれば、ワンランク上の速度域で作動するらしい。
市街地レベルで通常巡航中の速度で動作するというのが魅力。
筆者ヒラリーの叔母もちょうどコンパクトカーを探していて、これでノートを比較対象に入れました。いわく、「安全装備のためなら予算増額してもいいわね」と。
ノートの自動ブレーキは、単眼カメラを主軸にしたシステム。高価なレーダーの類は使われていない様子。
性能概要は時速10〜80kmで作動し、動く人にも反応。限られたシチュエーションでしか作動しない他のシステムより期待できる。
しかし気になる点も一つ。どこかで聞いたのだが”動くモノに反応する”らしい。じゃあ、ガードレールとかどうなの?
「踏み間違い衝突防止」機能がオプションで用意される。ソナーで周囲を見張り、ペダルの踏み間違いを補正してくれる機能。
それから「レーダー」と「レーザー」をごちゃ混ぜにしている営業マンがいっぱいらっしゃいます。レーダーは電波。レーザーは光。まだまだ過渡期みたいです。
ナビゲーションはいらない、でもバックモニターは欲しい。そんな時の強い味方がこのアラウンドビューモニター。
バックミラーの中に液晶画面が付き、後が写ります。ナビゲーションシステムはなくても装着可能だから、予算は6万円程度でOK。
グレード「X]に上記安全装備とこれをセットにして総額155万円〜160万円くらい。ギリギリの値引き交渉はまだこれからね。
安価な価格が魅力です。ディーラー試乗時の注意点は、視認性の確認を重点的にどうぞ。
ディスプレイのサイズが想像以上に小さいです。そしてできれば逆光が強い時もチェック。この手のディスプレイ、モノによっては昼間はあまり見えなかったりします。
ルームミラー内蔵型のアラウンドビューモニターは、日産デイズルークスで使用してみました。
長所は視点移動少ない。短所は表示が小さい。その他使ってみてどう感じたかは、デイズルークスのページで取り上げています。
日産のCMを見ると、ハイブリッド車より安い価格で同等の燃費と宣伝していますが、これちょっと微妙です。だまされてはいけません。
この手のエコカーすべてに言えることですが、我慢して集中して全力で走ってこそ燃費が伸びるんです。エコランすればカタログ燃費に届くも、条件は厳しいんです。普通のクルマは「排気量並み」というのが基本。
その点、ハイブリッドは違います。適当に乗っても十分な燃費。さらに乗りこなせれば燃費アップ。だからこのノートと一律に比較は難しいです。
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スマートキーのプッシュスタートボタン。触り心地はちょっとチープ、見た目はもう、ご覧の通り。ただし全体が光るので、親切と言えば親切。そういやスカイラインもこんな感じだったか。
スタートボタンはトヨタの方が立派、スマートキーの質感は日産の方が立派。でもこれって、バッグに入れっぱなしのような。
グローブボックス上段の奥行きはすごく深い。車検証入れを縦に入れてもまだまだ余裕。
この写真は本文参照ください。
ドアミラーは横方向が小さい。筆者的には見づらいと感じた。
またフロントウインドには親水コートが施されていた。ワイパーの作動範囲以外でクリアな視界を確認。特に助手席での視界が快適。
オプションで装着できるアラウンドビューモニター。ナビゲーションと同時装着のほか、単体での装着も可能。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。