評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。試乗レポートは日産ノートです。
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日産ノート・2代目E12型(1200cc/NAモデル)です。
下記ページにてコンパクトカー比較をまとめています。内容薄めながらその分、簡潔で明確を心がけました。
コンパクトカージャンルで室内スペースの広いクルマといえば、やっぱりノートとフィット。若干ジャンルの異なるソリオを除けば現在一騎打ちの様子。
ということで、この2代目ノートと、後からデビューした3代目フィットを項目別に比較してみる。
※内容は辛口評価です。試乗で確認したいポイントを重視!
日産ノートとは微妙にクラスが異なるんだけど、スライドドアのコンパクトカーがソリオ。
ノートと比較すると感覚的に一クラス下のクルマ、なんだけど、柔らかい乗り心地などで魅力が高い。
室内は現実的に使えるウォークスルーを備えるほどのスペースがあり、着座位置は高くアップライトな着座感覚ながらも広さは十分。車内スペース最優先の軽自動車、それの親分といえば当然ですね。
また走ってみれば驚くほど柔らかくセッティングされたサスペンションが好印象。柔らかいからいいんじゃなくて、クルマに合わせて日常でのゆっくり運転を重視している点が素晴らしい。いざという時の回避性能ばかり考えた最近のクルマって、それから背のクルマって、硬いクルマがとても多い。
時速50km以下のドライブが中心の方、けっこういらっしゃるでしょ!?
小さくて広く、柔らかい足回り。メーカーとしては勇気あるセッティングかもしれない。意外と少数派のタイプだね。
クルマの内容は魅力的。ただし割高感を感じる価格設定により、商品価値としてはやや微妙か。そこだけ残念。
当ページで取り上げているノートは「2012年式」「2014年式」「2017年式」のベーシックモデル。
ノートには2016年マイナーチェンジで追加された「e-power」というハイブリッドタイプがあります。
e-powerは動力源が大きく異り、エンジンを発電専用に使いモーターで駆動するシステム。
エンジンユニット自体は同型式なものの、乗り味は大きく異る。
お値段はお高く、標準的な見積もりで270万円超。これは電気自動車の日産リーフと差額少。100万円弱の差です。これに値引き+補助金とくれば、実質的な差額は50万円くらいになるだろうか。
なので、良いコンパクトカーが欲しいというユーザーに合わせたクルマが「e-power」。燃費の良さもあるけど、経済性より質感で選ぶ事で喜びを味わえそう。
乗り味は、試乗レポートでご確認下さい!
「ダウンサイジング過給器」という流行のキーワードを持ってデビューしたノート。これに強い存在意義を感じます。注目度ってやっぱりデカイ!
また日産車びいきのユーザーからすれば、「マーチはキツイから違うの出して!」なんて声もあったはず。
ノートはフィットと同程度に広い、室内&ラゲッジスペースを持ち、より快適なリアシート。
広くて経済性重視というのなら今や軽自動車だってよし。単純に広さならタントやパレット、N-Boxだって十分。このままだと、軽自動車に代わられちゃう可能性。軽自動車という規格がある以上、コンパクトカーは質を大幅アップするか価格を下げないと価値ないよ、となっちゃいます。
そうした点でもノートは、乗り心地の良さとか、大きい立派ボディで、軽自動車との差がしっかりと。車両価格を考えてもお得です。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。