ティアナ自動車比較・辛口評価と評論・記事

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(2006年記事 ニッサン ティアナ
著:ヒラリー)

日産・ティアナ・試乗インプレッション

駆動方式FFのアッパーミドルサイズ・セダン、日産ティアナ。日産ティアナは大型セダンそして上級FFサルーンという位置付けがされているクルマ。それを前提に試乗し記事は辛口言いたい放題の評価レポートをお届けします。

日産
  • グレード:“230JK”
  • 型式:J31
  • 車両価格:236万円
  • デビュー年:-

ティアナ概要 ボディサイズやコストパフォーマンス

ニッサン

ティアナは価格的にはミドルクラスセダン。位置づけ的にはFF上級セダン。大きめボディサイズが低価格というプライスが特徴。ティアナの全長は4770mm。全幅は1765mm

プラットフォームは前輪駆動のFFレイアウトなのでフロントシートでは足元広く、リアシートも特に足元が広々としています。趣味性より実用性が重視され、パッケージングが優れたセダンと評価ができます。

大きくて安いお得な価格設定

試乗車のグレードは「230JK」。2300ccの4ATモデル。新車価格は236万円とそのポジションやボディサイズからは相当にお得な価格が設定がされています。上位グレードの3500ccエンジン搭載モデルでも約290万円。こちらも排気量に対するお得感はかなりのモノ。

この立派なボディサイズはトヨタ・マーク2なんかと比較しても悪くありません。ことセダンにおいては車格=ボディサイズという側面が強いですから、大きいクルマ=上級車と言い換えることもできるわけです。

新車時の車両価格(デビュー初期)は、2300ccで230万、3500ccで290万。とってもお買い得なクルマです。この大きさと広さ、4人乗車でも十分な動力性能を持つ3500ccが買えるとなると、とにかく大きなエンジンをお手頃価格で欲しい人にとっては、もうティアナしかないんじゃないでしょうか。
しかもエンジンはどちらも6気筒!”V6”です。

後輪駆動に惹かれればマーク2かスカイラインになりますが、3000ccは大雑把に340万円。ティアナより50万円高いです。

アピールされるのは内装

ティアナのもうひとつの売りは、ニッサンがモダンリビングと呼ぶ「インテリア」。特にインパネが個性的かつ上質なインテリアと唄っています。
実際はまあ値段なりといった方がいいでしょうか。デザインはリビングと言うより寿司屋。そんなイメージをする方も多いといいます。質感もすごく良いという程ではないので、期待し過ぎは禁物。忘れてはいけません、ティアナで一番の特徴は、大きくて安いという所なので。

ティアナのウリ

アッパーミドルクラスの大きなボディサイズを持つセダンが230万円!しかもエンジンは6気筒!

ここだけで割安感はいっぱい。これこそがティアナの最大の特徴。お得なクルマだからこそ購入後の満足度は高いと思います。それにお知り合いに勧めても喜ばれる。こんなにわかりやすいクルマはそんなにありません。もっといえば、FFセダンは不人気ジャンル。中古で買えばさらにお得。これはもう、試乗しないで買ってもいいくらい。

冒頭で述べたティアナのボディサイズ、これがどれくらいの大きさかといえば、まさに「クラウン」サイズ。とにかく大きさはクラウンに迫るボディサイズです

日産車で価格帯の被ることになる「プリメーラ」。典型的なミドルセダンですがプリメーラと比較すればティアナのホイールベースが約10cm長い。すると単純に室内全長はプリメーラより10cm広くなると考えられます。

そんなプリメーラと比較しても、ティアナの価格はミドルクラスに近いです。なのでところどころ安っぽいのはしょうがない。それより、これだけの全長&全幅を持つセダンですから、知らなければ見れば立派!に見えます。全長が短いセダンと比較すればそれはもう...月とすっぽんです。

でかくて安い、だけじゃない。エンジンは6気筒

ティアナはこれだけじゃありません。エンジンは6気筒エンジンを搭載。同じ排気量でも気筒数によって乗員が受ける印象は大きく異なります。良質と言われる4気筒でも、6気筒の質感はありません

ミニバンやSUVなら間違いなく4気筒の価格。他のセダンを見てもだいたい4気筒の価格帯。だからティアナはお得。大きくて6気筒で安い。これがティアナの特徴です。

※燃費性能やメンテナンス性など4気筒が勝る部分もあります。

ティアなのエンジンや機関部分

ティアナのエンジン2300ccも3500ccもV型6気筒です。4気筒エンジンと比較すると、振動少なくエンジン音が上品。空ぶかししても軽やかな事も多いです。ほんと、4気筒のエンジンを搭載したクルマと比較すれば、天と地の差があります。質感それは長時間走行での快適性にだって差が出ます。

エンジン型式は「VQ23DE」。日産主力のV型エンジン、VQ型です。古くなりつつあるVQエンジンですが、アクセル踏んだ感触は全然悪くありません。また動力性能という面でも悪くない。どちらのエンジンを積んだグレードでも車重が1500kgを切っているので、2300ccでも必要十分な加速はします。

※エンジンは改めて試乗した際に確認してきました。2300ccも6気筒です!

3500ccが必要かどうか?実用性をメインに考えればいらないんじゃないでしょうか。ティアナは飛ばす車ではないし、高級車みたいな余裕が必要なわけでもないので、ホント、2300ccで十分だと思います。

3500ccもCVTでワイドレンジなギヤレシオ。余裕や静粛性を考えて乗り比べればやっぱりこっちがいいんですけど、価格的にライバルも増えてきますからね。その辺をどう考えるかだと思います。

やはりティアナは安くて立派だからこそ価値がある。クルマの重要な部分で贅沢すれば価格は高くなるに決まってます。でも普通に走れば十分というユーザーは意外にも多い。安い6気筒、そんなユーザーにティアナのこれは貴重な選択肢になっているはず。

試乗:乗り心地やフィーリング

試乗すると、ティアナは足回りは柔らかく、国産セダンが軒並み固めのサスセッティングを選択する中で非常に貴重。柔らかなフィールのセダンがなくならないことを切に願います。

その分、つまり柔らかめのサスペンションな分、タイヤの接地感はあまりないので、スポーティに走るのは苦手ですね。昔ながらのセダンの価値観を持つセダン。そのほか、駆動系という部分でいえば、2300ccの4ATのシフトパターンがどうも気に入らないのは、自分だけではないみたいですが。

何度もいいますがこのクルマに高級感やスポーティなどといった質感を求めるのはきついので、整った道をゆったりと、細かい事を気にせず走るにはいいクルマです。

試乗:内装

インテリア、つまり内装の上品さをアピールしているので、複数にわたる試乗の際には何度もチェックしました。200万円代のクルマとして、絶対的な価値観を基準に、本当にいいのか悪いのか。

そうして出た結論、質感は2000ccクラスだがデザインが斬新。デザインはセダンというより高級コンパクトカーの様。つまりセダンとしては新しい提案といえる。圧倒的な華やかさを感じさせる。そしてこれ、年齢や今まで乗り継いだ車種により、評価は大きくわかれるかもしれない。

実質的にFFとなったセフィーロの後継となるティアナ。セフィーロの内装は至って普通。色合いもグレーがメイン。日産らしい旧来然とした内装だったわけですが、それと比較すれば遙かに華やか。確かに細かな部分、木目パネルなどの質感という面ではセフィーロの方に部があるかもしれません。でもしょせん細部は細部。全体的なイメージこそ重要。後はアフターマーケットのパーツでも自作でも何とでもなる。

結局のトコロ、デザインも質感の一部。そしてデザインが好みなら細かな質感は気にならないというのが実際のトコロでしょう。

助手席にはオットマン

試乗したクルマにはオットマンが付いてました(グレードにより省かれるかオプションなのかはわからず)。

足を伸ばしてくつろげる着座姿勢がセダンの特徴。それならこれは必需品といってもいい装備。なぜ今まで無かったのか?変な疑問もわいてしまうほど嬉しい装備。

実際にオットマンを採用している車種が少ないのをみるかぎり、そんなに好評な装備では無いのかもしれませんが、筆者はクーペにだって装備して欲しいほど気に入りました。お迎えしたゲストに喜ばれると、やっぱり気分いいですものね。

ティアナの比較ライバル

ティアナのライバルは排気量によって違うが、トヨタだとマーク2マークX、カムリ、プロナード。ホンダだと、アコード、インスパイアといったところでしょうか。

まずは人気のマークX。ティアナと比較すると、マークXより多少室内が広く、大きさの割に安い。ただし全般的に少し質感では劣る。エンジンはどちらもV6だがマークXの6気筒は元気いっぱい。またFRならではのステアフィーリングや加速フィーリングが気になるなら、マークXにも落ち着いてじっくり試乗して違いを感じてみた方がいい。

カムリは同程度の居住性で高ライバルだがエクステリアのデザインでターゲットから一歩優勢。しかしあまりにも地味で不人気。普通にティアナを選んだ方が幸せと思われる。

プロナードは300万円という車両価格でさらに大きく、室内広々、内装の質感もある。乗り心地も柔らかくティアナのライバルとしてピッタリ。ナビが標準なので実際には見かけ上ほど価格差はない。ただプロナードのデザインはどうみてもタクシー専用車。外装デザインとエンジン排気量でティアナ優勢。価格も安い。

インスパイアは基本的にはアコード。なんだけど270万円の価格で3000ccとコストパフォーマンス高く強敵。試乗してもいいクルマです。高級感だってある。比較すると外装のデザイン以外はティアナに勝ち目なし、でも価格が安い。複雑なライバル関係です。

ティアナは値引きも大きく、一声で二桁万円という、引いてくれないセダンでは最も買いやすいのもポイント。中古ではさらにお得なプライス。ということでお得でオススメしやすい車。新車時に値引きの大きいクルマの場合、中古車価格も安くなる傾向がある。
日本ではミドルクラスのコストパフォーマンス重視なクルマながら、ロシアなど一部の海外では日産の高級車と認識されている国もあるらしいです。

日産 ティアナ (初代)

ニッサン

TEANA (ティアナ)

  • 試乗グレード:“230JK”
  • ミッション:4AT
  • 新車時価格:236万円

エンジン概要

  • 排気量:2300cc
  • エンジン型式:VQ23DE

その他概要

  • 型式:J31 (PJ31)
  • ボディサイズ:4770/1765/1475mm
  • 車重:1450kg

車両型式

  • J31 - 2300cc
  • PJ31 - 3500cc
  • TNJ31 - 2500cc 4WD
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」がお届け致します。
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適合バッテリー

ティアナのバッテリー適合詳細


ティアナ

J31 - VQ23DE 2300cc 2003年〜
55D23L

 
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国産車バッテリー

ライバルと比較しての評価
エンジン質感 5段階評価
駆動系質感 5段階評価
足回りの質感 5段階評価
内装の質感 5段階評価
外装の質感 5段階評価
快適性 5段階評価
お買い得度 5段階評価


緻密に並んだスイッチは質感を感じさせる一方、運転中の使いやすさは一歩劣る感じがする。


助手席オットマン。シートは目一杯後ろに下げて使うこと。


木目パネルは木材にニスを塗って仕上げた様な感じ。

試乗や比較が厳しい中古車購入時にも、辛口の評価評論をぜひ!
同価格帯他車との相対評価を5段階比較で!

自動車クルマの評価評論・比較レビューの間違いいっぱいの自動車選び。単純明快な5段階評価を続けています。
「エンジン質感」「駆動系質感」「足回り質感」「内装質感」「外装質感」「快適性」「コストパフォーマンス」

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