カムリP5/リアシート内装、トランクスペース

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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(2018年記事 トヨタ カムリ
著:ヒラリー男爵)

トヨタ カムリ 試乗レポ「5」

自動車評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。試乗レポートはハイブリッド自動車「カムリ」、グレード「G」。車両形式「AXVH70」。トヨタの最も大事な一台かも?アメリカで大ヒットといわれるクルマの新型です。

当ページは5ページ目です。「リアシート周辺の内装質感とトランク、運転支援システム」を掲載しています。

カムリ内装1カムリ内装2
トヨタ
  • グレード:“G”
  • 型式:AXVH70
  • 車両価格:約350万円
  • デビュー年:2017年7月

※内容は辛口評価です。ディーラーで試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなどを掲載中です。

  1. 分割page - カムリ試乗「1-1」・試乗詳細レポート
  2. 分割page - カムリ試乗「1-2」・静粛性と乗り心地など快適性能
  3. 分割page - カムリ試乗「1-3」・ドライビング感覚
  4. このpage - カムリ試乗「1-4」・内装(フロントシート)
  5. このpage - カムリ試乗「1-5」・内装(リアシート)
  6. 分割page - カムリ試乗「1-6」・細部の質感と使い勝手
  7. 分割page - カムリ試乗「1-7」・他車比較と装備、評価総合

試乗:リアシート周辺

カムリの内装(リア)

リアシートは乗員の乗り心地が確保され、ゆったりした姿勢で座れるから気持ちよくゲストをお迎えできる。

リアシートのスペースなど

リアシート1

カムリのリアシートは無駄に広いわけではないものの、十分と思えるスペースが用意されている。また豪華と思える印象は受けないものの、着座姿勢はゆったりと大きいクルマらしさが高い。

まとめると、「必要にして十分な空間」であり「ハイレベルな質実剛健」

順に見ていく。

リアシート2

身長172cmの筆者がドラポジを取った状態で、リアシートに着座。この状態で膝前にはコブシ2個以上の余裕がある。
足を組んで座るとなると物足りなく、またウエストラインの高さなどにより閉鎖感は強め。

着座姿勢は筆者好み。シートバック(背もたれ)は寝ていて、高級車と同じようにゆったりと座れる。ミニバンをチェアっぽいとすると、カムリはソファっぽい。そんな姿勢で座れる。そして膝前のスペースから想像する以上に、頭の位置は後ろに来る。なので想像するより圧迫感は少ない。

バランス的に座面はやや貧弱で、クッション性という面で薄べったさを感じる。ただ機能的には良くできていて、縫い目の切り替えなどで体が前に滑っていきにくくなっている。

リアシート3・アームレスト

見た目での質感では、豪華さを感じる部分は見当たらない。シート表皮の触り心地や色、アームレストの形状や仕組み、さらに内装の装飾など至ってシンプル。

大きいクルマのメリットを感じさせながらも、基本的には質実剛健。カムリのキャラクターによくあっていると思う。

足元の姿勢にはちょっと難がある。

シート下の構造物は後ろにえぐれた形状をしている。もしくはシート座面の先端は飛び出た形状をしている。なので、膝から真下に足をおろした際、かかとに余裕がある。
だから正しく座れば問題ないのだけど、足を前に出して座ると訳あって窮屈。

リアシート足元1リアシート足元2

正しく美しい姿勢で、それこそ上司と同乗するならきちんと座り続けなきゃいけないわけだけど、いっつもそんなんで座るわけじゃない。シートバックだってせっかく寝ているんだから、足を投げたして座りたいでしょ!?

するとちょっとした問題が浮かび上がってくる。ラクに座ろうとするとフロントシートのシートレールが邪魔。上の左にある画像のように、左足を起きたい位置にシートレールがある。運転席で感じる左足の狭さと共通するように、リアシートも左足が狭かった。

このシートレールによって足の置き場は制限される。結局、右の画像のように足をシートレール内側に入れて座ることになるのかな。体に対しての足の位置は、やや右側に寄った感じになる。

このシートレール、リアシートからすれば欠点だけど、フロントシートのスライド量は大きく、フロントシートからすれば長所。こんな部分もフロントシート優先の姿勢が伺える。

リアシートの乗り心地や静粛性

リアシート4・座面フロントシートより優しい乗り心地なのがカムリのリアシート。特筆すべきはフロントシートとは別のクルマに乗っているような、それぞれ優先してほしい部分が別々に重視されているようなトコロ。ドライバーには走りやすさ優先、リアシート乗員には乗り心地優先。大きいクルマに求めたい部分がしっかり。

乗り心地が優しいリアシートもバネはそれなりに固いようで、ブワンブワンしたり路面のウネリで揺すられ感が強かったり、乗り心地自体は”良い”と言える程じゃないのが残念だけど、”並”とか”問題ない”くらいの乗り心地をキープ。

静粛性だってフロントシートより高い。カムリで一番気になるのはエンジンノイズだから、エンジンルームから遠いリアシートの方が静か。敢えて言えばサスペンションが動くとコトコト音が聞こえてくるんだけど、音質的には高級車のようなマイルドな音質。

こんな感じなので、ファミリーから不満の声が上がらないのはもちろん、リアシートにゲストをお迎えする時も気持ちよく、もっと言えばオーナーは気分良く、どうぞお乗り下さいと声を描けられるんじゃないかな。

トランクスペース(ラゲッジスペース)

トランク1横幅十分なところに余裕を感じさせるトランクスペース。第一印象としては奥行きがちょっと短いように感じたんだけど、競合車であるアコードハイブリッドの狭さを考えれば倍くらいの奥行きがある。

で、カムリのトランクにはスペース以外に見所がいくつかあった。

トランク2トランク3

リアシートは分割可倒式。左の画像はトランク側からのリアシート折りたたみを行うレバー。これ、筆者含む当サイトスタッフには上手い使い方がわからなかった。

レバーはワイヤーで折りたたみ機構につながっているようなんだけど、固い上に反応がない。引けてるかどうかがわからないんだよね。加えて、これはストッパーを外すだけかもしれないという可能性。結局リアシートに行ってシートを倒した。

使用例としてはレバー引いたらゴルフバッグなどで押せってことかな?でもゴルフバッグなど余裕で横積みできますぜ旦那w なんというか品質感の悪さや気配り不足が印象に残った。

右の画像はシートを倒した時。穴のサイズと上の構造物に目を惹かれた。

まず、トランクスルーできるといっても穴は小さめ。3x6板の木材なら積めそうというか。
そして、上の構造物の大きさに頼もしさを感じた。画像では銀色の部分がそうで、ボディ剛性を優先したような構造をしている。利便性を削ってもクルマの本質を重視しました!というのを語りかけているようだ。

リアの左右ストラットタワーを大きな金属で繋ぎ、またそれを大きくアピールしているクーペもあるわけで、これもさり気なく、いや意外と目立つ、ちょっとしたアピールポイントなのかも。

トランク4質感という評価では乏しい部分が見受けられ、レバーの操作感の他にもトランクリッド(フタ)のパネルなどパカパカだ。閉めた際に安っぽい音が響くあたりは、さすがに割り切り過ぎだろうと。カムリって総額いくらだ?w

こうした部分は競合車のSAIでも一緒だったんだけど、初期モデルでパカパカな開閉感は、ビッグマイナーの時に改良された。高級感を全面に出したマイナーチェンジだったので、見過ごせなかったのかもしれない。

メインメーターメインメーター(夜間)

トランクリッド(ふた)にダンパー付き

トランクフード

カムリのトランクリッドにはダンパーが付いていた。スイッチを押すとワンタッチできっちり全開まで開く。平たく言えばハッチバックと同じような構造で、一つの問題を除いて使い勝手がいい。

セダンでよくある金属バネを使用したタイプだと、リモコンキーからのオープンでも半分くらいまでは開く。ただぶらぶらしているし、結局自分であける必要がある。

また高級車で目にする全自動のタイプは、開けるも閉めるもワンタッチ。カムリは自動で閉まる?そういえば試し忘れちゃったのを今思い出した。

たぶん、開ける時だけボタン一つというタイプだろうということで、ただひとつの問題を記すと、トランクオープナーのスイッチ位置。運転席に複数のスイッチが整然とレイアウトされる中に位置している。なので間違えやすそうなんだよね。慣れてきた位が最も心配か。

間違って押してしまったら車外に出て閉めてこなければならない。それとこれも試し忘れちゃったんだけど、走行中に押してしまったら開いちゃうのだろうか?上までトランク全開での走行はヤバイですよ。お父さんが隠してたH本が飛んでっちゃうかもしれないw

トヨタ カムリ
トヨタ

CAMRY (カムリ)

  • 試乗グレード:“G”
  • 型式:AXVH70
  • 年式:2017年式
  • 車両価格:約350万円

概要

  • 排気量:2500cc+モーターハイブリッド
  • エンジン型式:A25A-FXS
  • 車重:1570kg
  • ボディサイズ:4885×1840×1445mm
  • 発売開始:2017年7月
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」がお届け致します。
ヒラリー男爵

 
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