ヴィッツ(2017年式)。ちょっと乗れば割高感高し!ゆっくり乗れば魅力高し!噛めば噛むほど...な1台。
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3代目ヴィッツ(130系)。2017年マイナー後1000ccモデルの試乗レポート。
試乗車は2017年式で2018年納車のヴィッツ。購入してわかった長所短所など。
ヴィッツのボディ見切りは前方向が悪く、後ろ方向は良好。同クラス他車と比較評価すれば評価は「並」。見切りは悪いんだけど、競合車と比較すれば妥協も必要です。
画像左:ドライバー目線での左前。インパネ&Aピラー先端が高く寄せにくい。ただインパネ上にナビが飛び出る車種と比較すると、多少シートを下げ目にセットしても感覚が取りやすい。
画像右:正面の見切りは悪いです。慣れてカンで寄せるしかありません。このクラスはどれも一緒。
斜め前方はまずまず良好。ドライバーから遠く傾斜も強いAピラーは邪魔になりやすいけど、サイドウインドーの3角窓がよく機能している。
写真左:助手席側の斜め前方。普通です。
写真右:運転席側の斜め前方。Aピラーは邪魔だけど3角窓が機能的で、視界に神経使う場面は回り込んだ右コーナーくらいと少なめ。交差点などで困る場面には遭遇してません。
相当に広い面積で使用される光沢パネル。反射が眩しそうに思えるけど、気になる場面は限定的だった。
テカテカが気になったのは日差しが気になる時間の、ドアミラー確認時。評価はユーザーが日常的な車線変更の頻度によると思う。
他車では気になる事もある光沢パネルのテカリ。ヴィッツはなんでだろう?? 着座位置が高いから、ドライバー目線では低めの位置。それかインパネ上面がテカりにくいからかな。
試乗中アシスタントで助手席に座ってもらった、小学1年生、座高の関係から気になったと思う。
※内容は辛口評価です。試乗時のチェックポイントを重視!
頻繁に利用するスイッチや、素早く利用したいスイッチはドライバーの近くにレイアウトして欲しい。そんな部分、ヴィッツは良好です。
ハザードスイッチはセンタークラスターの見た目を犠牲にしても便利な位置にレイアウト。またこのグレードでは右手側の先に2つのスイッチが追加されています。
右手側にレイアウトされる2つのスイッチは「車線逸脱警報」「オートハイビーム」のon-off切り替え。
車線逸脱警報はまだ不完全な機能で使いにくさが目立つ。ヴィッツに限らずカットしたい場面も多い。
またオートハイビームはクルマによって制御が異なる様子で、このヴィッツでは走行中の切り替え回数が多いのと、低速時はロービーム固定になるといった部分が気になった。
ヘッドライトがLEDではなくハロゲンタイプというのもあり、頻繁な自動切り替えはバルブ寿命が不安。そんな思惑も重なり、走行中にon-offを切り替える必要があった。
照明付きの物理スイッチだから、夜間の操作だって迷うことなく簡単に押せます。
ハザードスイッチはハンドルから手を離さなくても押せる。オートハイビームのスイッチも高い場所にあるから、夜間でも凄く使いやすい。
適正なドラポジを保っているなら、どちらのスイッチもシートから体を起こさずに押せます。
これはアクアのメインメーター内ディスプレイ。
こうしたグラフィカルなメーターが付くクルマだと、各種設定もここで行うことに。先進的だけど面倒だし時間がかかる。
設定に関する部分は階層が深く、目的まで何度もスイッチを押さなければならないから大変。
身内が購入し、所有してわかった細かな長所短所など。
サイドブレーキは手で引くタイプ。
優れていると感じたのは位置。中央ではなく、運転席シートから離れている位置にデザインされている。右ハンドルに最適化されているのがウレシイ。
使っていない助手席側シートベルトからノイズが出にくい設計。Bピラー(センターピラー)内装との間に隙間がある。ただし隙間は小さく完璧ではない。
こんなの当たり前のようだけど、走行中カチャカチャ鳴り続けるクルマが普通にあります。
ニョキッとドアから伸びるドアミラー。フローティングと呼ばれるこのタイプは、死角を減らすという機能構造。
しかし、機能していない車種が多い!デザインのためのデザインなんて言葉があるけど、ほんとそれ。
ヴィッツなら安心です。身長172cmの筆者がきちんとしたドラポジを取ると、三角窓が活用でき、市街地でもくねくね道でもここの視界を頼りにすることがあります。
助手席前のテカテカパネル、実は開きます。中は小物入れ。
奥行きが10cmほどと短く、若干使いにくいんだけど、見られたくないモノを入れておいたりするのに最適かもw
ドアのアウターハンドルはメッキ加工。見栄えは良いんだろうけど、筆者はこれが苦手。
理由は静電気でバチッとくることがあるから。ドアを閉める時についここを触っちゃうんだよね。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。
大きくなっていく一方のメーカーエンブレム。チープに目立つHマークとかスリーダイヤモンドとか、気になる車種も多くなってきました。
しかしトヨタ車はちょっと違います。大きくなってもキレイに見せる車種が多いです。
末っ子ヴィッツだってご覧のように立派なデザイン。奥行きあってブラックアウトされ、強い立体感で掴ん向上に貢献しています。質感とはコダワリ。コダワリとは無駄に立派なこと。オーナーが気に入ればそれは、無駄じゃなくて必需です。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。