自動車の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」

2018年記事 トヨタ

ヴィッツ(1000cc)試乗評価「5」
リアシートとラゲッジ

ヴィッツ(2017年式)。ちょっと乗れば割高感高し!ゆっくり乗れば魅力高し!噛めば噛むほど...な1台。

当ページは5ページ目です。

「内装(リアシートとラゲッジスペース)」

トヨタ
  • グレード:“1.0FセーフティED”
  • 年式:2017年式
  • 型式:KSP130
  • 車両価格:138万円
  • デビュー年:2010年12月〜
ヴィッツ内装1ヴィッツ内装2

内装:リアシート

ヴィッツ(1.0F)リアシート

2017年式ヴィッツのリアシート。デビュー初期モデルからすると開放感が向上し、ヴィッツならではの不快感はなくなりました。またシート表皮や形状の変化で、見た目の質感も向上しています。

質感と快適性

リアドアの開閉は軽く開閉できて使いやすい。ドアの軽さが伝わってきて安っぽいけど、後述する90度まで開かない設計と合わせ、ヴィッツのキャラクターに合っていると思う。

リアシート1リアシート2

快適性はヴィッツのポジション的に仕方ないんだけど、やっぱり低め。終始コツコツする乗り心地に、ボヘボヘとした排気音etc.

それでも冷静に競合車と比較すると、普通と思えるレベルにある。スペースに着座姿勢、乗り心地、静粛性、今モデルではそうした部分に大きな欠点が見当たらないのが理由。
競合車は例えフィットだとしても欠点が気になる。ヴィッツは総合すれば悪くない。

伸ばさなくても座れるヘッドレスト

リアシート3リアシート4

ヴィッツのリアシートヘッドレストは伸ばさなくても座れるタイプ。細かなところですが筆者である私ヒラリー男爵、クルマを購入するなら絶対に外せないポイントです。

右の写真は同世代の3代目フィット。リアシートを使う時はヘッドレストを伸ばさなければ座れません。縮めたままだと背中にゴツゴツ当たって不快。

フィットに限らずハッチバック車では、ヘッドレスト伸ばして座るクルマが目立つ。別に伸ばしっぱなしで良いんだけど、不格好だし視界的に気になる時もある。

リアシートスペース

リアシート5リアシート6

画像は身長172cmの筆者がドラポジを取った状態でのリアシート。レッグスペースは膝前にコブシ1個半のスペースがある。乗降性には不満があるものの、スペース的には短距離なら不満を感じない広さが用意されている。

リアシートの広さといえばフィット&ノートは別ジャンル。その他のヴィッツ・デミオ・スイフトが同じような広さを持つ。
この3台で広さを感じるのはヴィッツ。実際の広さに着座位置などデザインからくる開放感の違いも含めての感想。

シートベルトキャッチ

リアシート7

リアシートベルトのキャッチ側はシート座面に収納するタイプ。このタイプは上手に仕舞えないと乗員に攻撃してくるw

筆者は体重62kgで体つきは普通体型。リアシートに乗車していて、クルマの揺れとか座り直した際にキャッチが体に当たる。もう少し体の大きな方だと座っただけで気になる可能性。

ここを見るとヴィッツのリアシートは、二人掛けを主とした三人掛けでなのが予想できる。実際この真中に人は座れないよね。

コンパクトカーのリアシートに三人掛けを求めるユーザーってどれほど居るんだろう??思い切って二人掛け特化も良いと思うんだけどね。


※内容は辛口評価です。試乗時のチェックポイントを重視!

フロントシートが変わり開放感アップ

リアシート・デビュー初期モデル

画像はデビュー初期のヴィッツ。フロントシートの形状にご注目下さい。

ヘッドレストが一体化されたモノフォルムタイプで、リアシート乗員の圧迫感は半端ない。個性だかコストダウンだか知らないけど、ユーザー舐め過ぎです。

ノッペリとしたドアトリムやシート座面も含めイメージは軽自動車。しかもこれ、売れ筋の1300ccグレードだから、当ページで紹介しているヴィッツより上位グレード。リアシートでの快適性や質感も大きく向上しています。

ラゲッジスペース

ラゲッジスペース1

ヴィッツのはラゲッジスペース広さはクラス標準といえる普通の広さ。先代の2代目ヴィッツからは相当に広くなり、奥行きで10cm前後も大きくなっています。

それでもフィットと比較すれば、まだ10cmくらい奥行きが足りない。ノートと比較しても8cmくらい奥行き不足

ここもやっぱりデミオと比較すれば、同じくらいの奥行きを持ち、荷物の載せ降ろしのしやすさでヴィッツに分がある。デミオは深くて開口部も狭め。

テールゲートの開閉が重い

ラゲッジスペース2

ハッチの開閉は渋く、重く、そして高い。体力トレする筆者も開けたくないくらい苦痛です。これはハッチバックの長所が泣いている...

トヨタ車といえば気配りの良さが目立ちます。他車ではカローラフィールダーのハッチなど軽く滑らかに開閉するんだけど、ヴィッツは残念。

ハッチの開閉が重いと、荷物はリアシート足元に置くことが多くなる。するとラゲッジスペースはエマージェンシー??もったいなさすぎます。

リアシート倒した時の段差と隙間

ヴィッツのラゲッジスペースはリアシートを倒すと段差ができる仕様。仕組みはリアシートの背もたれがパタン!と倒れるだけの単純なタイプ。簡単で操作に迷うことない反面、長尺物の積載に困ることもある。

この段差はトランクボード(グレード別オプション)を使用する事で改善ができる。

ラゲッジスペース3ラゲッジスペース4/1300cc

写真左:このヴィッツ(大きな段差あり)
写真右:オプション付きのヴィッツ(段差小)

トランクボード有無で差は大きい。仮に実用上の問題はなくても見た目の質感に違いがある。

トランクボードは良いのか悪いのか?

なんで「有り」の状態が標準ではないのか考えてみたら、デメリットも思いついた。
天地方向のスペースが10cmほど小さくなるのと、走行中トランクボードが微妙に動いてノイズを出すことがある。

筆者としてはある事のメリットが大きいと思う。下回りからのノイズ低減なんて効果も期待できるかもしれないしね。マストアイテムじゃないけど、交渉の詰めでアタックしたいアイテム

隙間?なようで隙間じゃない

ラゲッジスペース5ラゲッジスペース6

画像はラゲッジからリアシート背面へ繋がる部分。リアシート下へ繋がる隙間があると困っちゃうので確認しました。ヴィッツのここは隙間じゃないです。
隙間のように見えるけど、ちゃんと仕切られていて、小物が入ってしまう心配はありません

経験からシートアレンジが便利なクルマほど、シート下への隙間がある気がします。小物が入ってしまう事を考えると無駄な神経を使いますし、掃除も大変です。

 


評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」。一部の画像は拡大します。

ヴィッツメーター1(昼)ヴィッツメーター2(夜間)

適度なリアドア開閉角度

リアドアの開閉角度

リアドアは目一杯は開かない。最近の流行は90度まで開くタイプだから、ヴィッツは逆行というか時代遅れというか...。
ただね、90度開かない事のメリットもあると思うんだよね。

実用車のリアシートって、クルマに興味ない方とか、運転免許のない方などが乗車されることも多いと思う。

まず乗車時。リアドアが90度まで開くと、「座った後に閉めるのが大変」もしくは「閉められない」という事が起きやすい。

次に降車時。不用意な開閉で問題が起きることも。駐車場サイズは変わらないのにボディサイズは大きくなっていく一方のクルマだから、余計な問題は少ない方が良いわけで。

トヨタ ヴィッツ

トヨタ

vitz (ヴィッツ)

  • 試乗グレード:“1..0FセーフティED”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2017年式
  • 型式:KSP130
  • 新車価格:138万円
試乗レポ・ライター

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします
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