デミオ(ガソリン)P6/

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(2016年記事 マツダ デミオ(ガソリン)
著:元自動車整備士&ヒラリー男爵)

デミオ(4代目ガソリン)試乗「6」

間違いいっぱいの自動車選び。試乗車はマツダ・デミオ(4代目)。グレード「13C・ガソリン1300cc」の試乗記をお届けします。

当ページは6ページ目です。「リアシートとラゲッジ、評価総合」などを掲載中。

デミオ(ガソリン)内装1デミオ(ガソリン)内装2
マツダ
  • グレード:“13C”
  • 型式:DJ3FS
  • 車両価格:135万円
  • デビュー年:2014年10月〜

リアシートと広さと快適性

デミオ・室内(リアシート)

※リアシートの写真はデミオ(ディーゼル)です。スペース的な部分はディーゼルのページをご参照ください。

リアシート1リアシート2

一言だけ書かせて頂くと、身長172cmの筆者なら問題なく座れる。また身長180cmのスタッフでも頭上は接地しない。

座れるけどこの負担はフロントシートの乗員が被るカタチで、シートを前に出すことに。またこの室内に1日4人乗車していたら、けっこうな疲労がたまった。うちらジジィかw 元気いっぱいな4人なら問題ないと思います。

リアシート足下

試乗中ちょっと揉めたのが、リアシート足下のフロア形状。「フラットだ!」「先端下がりだ!」ってなって。

結論としては運転席下が体感フラット。助手席下が先端下がり。好みあるだろうけど、筆者としてはフラットの方が足を置きやすかった。

以下、詳細はディーゼルのページ(リアシート)で取り上げています。

リアシートの快適性

※ここもディーゼルのページを基本にして、簡単に比較相違点を。

静粛性ではノイズのレベルが異なる

静粛性はディーゼルの方が圧倒的に静か。ガソリンはハッチ辺りからの進入が予想されるノイズがけっこう耳に付く。

乗り心地でガソリン車

乗り心地はガソリンの方が好ましい。フロントシートに座った時に感じるリアサスの突っ張りは、リアシートに座っちゃえばあまり気にならず。座面が柔らかいのよね。
またディーゼルで感じる、長時間座った後の衝撃だけど、やっぱりガソリンの方がマイルド。ちょっと座り直せばなんとかなる。

絶対的な柔らかさでガソリン車

気になる点は、段差で跳ねたあとストンと落ちる感覚。欠点なんだけど、デミオに限らずよくある乗り味。

ガソリンはディーゼルよりショックアブソーバーの減衰力(伸び)が弱めだから、普通に跳ね上がる。そしてやっぱり減衰力(縮み)が弱めだから、ストンと落ちる感覚。

サスの突っ張った感じからすれば、もう少しゆっくり動いて欲しいところ。ストラットタワーの強化とかされているみたいだけど、だったら質の高いサスで入力をコントロールとか、なんか無いのって思っちゃったりね。

ラゲッジスペース

※ディーゼルのページでより取り上げています。ご参照ください。

ハッチ開閉が軽い

リアハッチ・ラゲッジスペースリアハッチ開閉

取り上げたいのはリアハッチ開閉の軽さ。デミオは女性でも無理なく開け閉めできる軽さになっています。ハッチ開閉は重くて面倒。ずっとずっと感じていたこと。この進化は手放しで拍手!

最近カローラフィールダーなどでもハッチが軽く滑らかに開閉できるようになり、これは大きなステップだと思う。つまりこれだけで買い換え理由になってもおかしくない!

開いた時の高さとか、荷物出し入れの楽さとか、雨風しのぎやすさとか、これだけハッチの車種が多いのだからもっともっと改善して欲しい。やっぱりユーザーフレンドリーは日本車の美点でしょう。

リアシート倒してのラゲッジ

ラゲッジルームのフラット感リアシート倒したラゲッジ

ディーゼルのページでは触れなかった点。リアシートを倒した時に出来る段差は大きい。

相変わらずここはフィットのラゲッジが素晴らしい。あとヴィッツでは段差を埋めるトレーが用意されるけど、デミオはどうだろう。すみません未確認。

アイドリングストップ機能

スイッチ

アイドリングストップは停車後、ブレーキペダルを踏み増しすると作動するタイプ。可能な時はメーター内にランプが点灯する。

エンジン止めるか止めないかドライバーが判断できるから、とても使いやすいタイプ。現状まだまだ、クルマ任せはストレス貯まるからね。またデミオ(ディーゼル)ではブレーキペダルの踏み込み剛性が高く、ドライバーによっては足が疲れるなんてのもあるかもしれないけど、こっちは平気。ペダルは適度な重さだから、軽く踏み増しできる

アイドルストップのOn-Offメインスイッチは、0.5秒程度の長押しで動作。隣の横滑り防止装置のOffスイッチより、長めに押し続ける必要がある。

アイドリング中に騒音が目立つディーゼルとは違い、積極的にエンジンを止める場面は限定されそうだが、ちょっと気になるのはアイドリングストップするとパワステが停止しちゃう点。これって電動パワステだよね?他車もそうだったっけ?

参考加速力

どうしても非力に感じてしまうデミオ(ガソリン)の中間加速力を計ってみました。
条件はオトナ2名乗車プラス、ラゲッジに荷物。体感上平坦で無風な道路。タイヤ空気圧は未チェック。

DJ3型デミオ・1300ccガソリン 6AT
  • メーター読み時速10kmから60kmまでの加速タイム ・・・ 5.41秒
  • メーター読み時速30kmから80kmまでの加速タイム ・・・ 7.11秒
  • メーター読み時速50kmから100kmまでの加速タイム ・・・ 9.10秒

下はディーゼル。条件は同じ道路でほぼ同条件。違いはラゲッジは空。

DJ5型デミオ・1500ccディーゼル 6AT
  • メーター読み時速10kmから60kmまでの加速タイム ・・・ 4.80秒
  • メーター読み時速30kmから80kmまでの加速タイム ・・・ 6.09秒
  • メーター読み時速50kmから100kmまでの加速タイム ・・・ 7.48秒

※速度は車載のスピードメーター読み。ストップウォッチで計測した2回の平均値。

他車と加速力を比較してみると?

近い条件で比較した同世代の日産マーチ。1200cc+CVTモデル(引き合いがマーチでごめんなさい)。

計測条件は大人の男性2人乗車。ガソリン残量はメーター読み3分の2。風はほぼなし。タイヤ空気圧フロント2.2キロ、リヤ2.0キロ。

  • メーター読み時速10kmから60kmまでの加速タイム ・・・ 6.2秒 
  • メーター読み時速30kmから80kmまでの加速タイム ・・・ 7.6秒
  • メーター読み時速50kmから100kmまでの加速タイム ・・・ 10.8秒

タイムだけ見るとマーチが遅い。デミオは非力なわけではなく「非力感」が強いだけということ。それからシフトチェンジの時間が含まれるからね、それを省ける30kmから80kmのタイムは悪くない。
ヴィッツやフィットなど1300ccモデルのデータは、現在用意がございません。

デミオ13C(メーター・昼)デミオ13C(メーター・夜間)

デミオ(ガソリン)総評

エクステリア・フロントヘッドライト

DJ型デミオ(ガソリンエンジン搭載車)の魅力は、バランスの良さ(筆者基準)これを選択するとなると面白みには掛けるんだけど、どなたにもオススメしやすい=不満の小ささが魅力

各部一つずつ見れば、他に優れたクルマがある。燃費、乗り心地、静粛性、乗りやすさ、運転する面白さetc. もし明確に、望む要素がハッキリしているなら、ライバル車またはディーゼル搭載車が良いと思う。

とにかく、多くのユーザーが不満じにくいだろうこのバランスと、奇を衒うことなく仕上がっているボディデザイン。乗り味全てに強い個性を持つディーゼルとは真逆だから、ディーゼルを試乗して不満を感じる方もぜひチェックをオススメ

そして実際にお金を出して、購入を考える私たちにとって、重要なのは売却・下取り価格。クルマの市場価値が低いなら、それを補う魅力が無ければ購入出来ず。安いといっても百万円単位なのは間違いない。

市場価値はクルマ自体の評価とは別だけど、ココを切り離している試乗評価にはちょっと疑問。マツダはスカイアクティブ世代になって、売却・下取り価格は平均レベルをキープできるか?人気車を基本にマイナスいくらまでなら許容できるか考えてみるかも面白いね。

マツダ デミオ

マツダ

demio (デミオ)

  • グレード:“13C”
  • ミッション:6AT
  • 型式:DJ3FS
  • 年式:2015年モデル
  • 新車時価格:135万円
試乗レポ・ライター

当記事は「元自動車整備士」監修のもと、「ヒラリー男爵」がお届け致します。
元自動車整備士ヒラリー男爵

 
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リアハッチは軽いチカラで開閉できる。

リアシート1
リアシート2
リアシート足下
リアシートに関してはディーゼルのページをご参照ください。

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