辛口比較・評価評論、世界中から評価される日産キューブ、グレード「14S」の試乗レポートです。
比較と辛口評価の試乗レポート
国内専用車にも関わらず、海外でボディデザインが評価されるというキューブ。好んでレンタカーで借りたクルマで、最長では1週間1000kmを走りました。
キューブのポイントはボディデザイン!
おしゃれ!かっこいい!スタイリッシュ!
これにつきます。とにかくボディデザインが魅力的。
個人的な趣味ではディテールに苦手な部分もありますが、そんなの僅かな問題。
このボディデザインはその道のプロから評価されているらしく、ヨーロッパのオシャレなデザイナーや女性から好まれ、個人輸入されてまで購入しているらしいんです。
そんなボディデザインで思う点。キューブは頭でっかちなんですが、それを頭でっかちに見せないのがすごい。
通常、逆台形に見えてしまうモノを縦長に見せ、しかも重心低く見せる。目の錯覚など様々な技法を使われているんでしょう。勉強になります(筆者もデザイン系のしごとをしています)。
クルマって、乗り心地など走行性能は後に改良することも可能です。でも、ボディデザインは変えられません。マーチをキューブに改造することは不可能ですね。
可愛いブルドッグのような顔つき、四角くも丸いシルエット。キューブにはどんなカラーのドレスでも似合ってしまう魅力を感じます。例えば、お目々丸々な女の子のように。
ただ、定番モデルだと、ボディカラーは売却価格に影響してしまうので、選べるようで選べません。
キューブだったら、下取りを気にしている場合じゃありません。チェリー系やブラウン系などおしゃれなボティカラーと、内装もオシャレに組み合わせが可能で、アルカンターラのシートなども選ぶことができます。
限定モデルも多く発売されています。内装の意匠違いで、シートカラーが変わったり、内装色が変わったり。またライダーやアクシスという外観が彩られるモデルもあります。
内装のインパネデザインは絶壁で色気はありません。でも、余計な出っ張りがないのは使い勝手に優れます。ベンチシートと頭上の広さなど合わせ、車内イチャイチャに最高でしょう。
平成の格言にこんな言葉がありました。
「男は立派なクルマで格が上がる」
ようは金稼げということですかw
経験上、けっこうホントですw でもこうとも思います。クルマにお金かけるのもいいですが、安価なキューブで浮いたお金で、合コン行きまくりが良いと思います。
キューブのエンジンは排気量1400cc。「CR14DE」という型式です。高回転でがさつなノイズが気になりますが、ライバル車のBbやイストに搭載されるエンジンほどは不快ではありません。
絶対的な加速力や日常でのパワー感は、定番の1300ccエンジンと違いが感じられません。ギヤ比の違いの方が変化が大きいのでしょう。
キューブは1400ccエンジン。ライバル車よりエンジンが大きく、燃費が良くないといわれています。
筆者的には軽量なボディで燃費の悪さは感じませんが、ライバルにCVTの世代を入れると、燃費の悪さも納得します(キューブはステップ式の4AT)。
このキューブは何度も運転してまして、その時の燃費です。
計測は満タン法です。
ライバルと比較すると、初代フィット1500cc、同じシチュエーションで14km/L走っています。キューブもフィットも燃費を気にせず走行しています。
ちょっと前まで、燃費は排気量並みと言われてましたが、現在は車種により違いもあるようです。もしくは、フィットの車載燃費計、誤差が大きい可能性があるのかもしれません。
足回りは、晴れの日はキビキビのコーナーリングフィール。雨の日は突っ張るだけのサスペンションという印象です。動かないサスペンションでロール剛性高すぎというやつです。
雨中のコーナーでは、ロールを感じる前にタイヤが滑ったりもします。
高速安定性では、時速100kmを超えると安定感なく、ハンドリングが不安定になります。まっすぐ走るだけで「恐怖感を感じるクルマ」と「恐怖感を感じないクルマ」に分類すれば、キューブは恐怖感を感じるクルマに分類出来ます。
東北の高速道路でこっそりと最高速アタックをしようとしましたが、怖かったので140kmで止めました。体がびびってしまって自然に速度が落ちてくる次第。
エンジンの印象派それなりです。 ひどく気になる点はありません。
ミッションは不快な部分が目立ち、一昔前の印象です。キックダウンしたり滑ったり、エンジンうならせてからシフトアップして回転が下がるまで、挙動が目立って滑らかさはありません。日産らしい印象でもあります。
手動でシフトモードを変えたい時もありますが、コラムシフトは面倒です。いちいちコラムシフトを操作してギヤポジションをロックするなんて普通じゃありません。
滑らかにペースよく、ペース良く走って休憩に急ぎたいですよね!?助手席に女性を乗せてのドライブは、神経使います。
キューブに静粛性や上質感は期待できません。マーチと一緒です。
パコパコのドアを締める音は宇宙史上最高に安っぽく、蹴り飛ばしたくなるほど。他のどの部分を叩いてもペコペコいってます。
静粛性では、エンジンの音も外の音もなんでも室内に入ってきます。
どこもかしこもペッコペコのバッコバコ。これはコストダウンの為なのか日産のポリシーなのか?ハタマタ低価格車なんだからこんなもんでいいだろとか軽薄な考えからきたものなのか??これはもう、トイザらスで売っているおもちゃだと思うしかw
雨の日は雨がルーフを叩く音がします。が、これは他のコンパクトカーも一緒です。キューブはデザインとコンセプトが非常に良いだけに無い物ねだりしたくなります。
このZ12キューブには数多くの特別仕様車が発売されました。日産お得意の戦略的ラインナップです。
内容はネーミングから想像して下さい。Z12キューブの発売年数はちょうど6年。6年間にこれだけの特別仕様車がデビューしたというのは驚きです。
ベースモデルも度重なるマイナーチェンジで変更を受けています。マイナーチェンジは筆者が知るだけでも4回。途中で1500ccのCVTモデルも登場しています。
クルマとしての本質的な内容は良ろしくないキューブですが、ボディデザインは素晴らしく、最先端のデザイナーからの評価も高くお墨付き。
ヨーロッパのデザイナーからも評価が高いというキューブですが、並行輸入で右ハンドルを購入。そこまでしてキューブが欲しいと言われる貴重な貴重な日本車です。
デザイナーやイラストレーターが好きで乗れる、貴重なコンパクトカーではないでしょうか。
日産のデザイナー、中村史郎さんの本を読むと、「キューブは世界一遅く見えるクルマと評価されました。これは狙い通りです」みたいな表記があります。
クルマは少ない時間で目的地に移動する道具。逆の評価で喜んでいるわけですから、走行性能の評価や試乗自体が無意味ですね。
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キューブ 2代目
Z11 - CR14DE 1400cc 2002年〜
40B19L
キューブ 3代目
Z12 - HR15DE 1500cc 2008年〜
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ヒラリー男爵。自動車販売の経験あり。同僚のおクルマ整備士と試乗やメンテナンスを行い、レビュー記事にします。
経験や特技は豊富。現在は会社経営しながらYoutube動画の制作をしています。
少々変わった人生、かも。詳しくはプロフィールページで!著者:ヒラリー男爵
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転でインプレ。
受け売りではなく、カタログ的ではなく、レビューです。
評論家様との違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
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