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「元お車整備士」がお届けするメンテと用品取付コーナー。
マツダ・デミオのスポルトには車載燃費計が付いてない!簡単に取付出来る後付の燃費計を装着。定番の「テクトム・燃費マネージャー」をチョイス。
後付の燃費計、最近発売されているモノはだいたいOBD2端子に接続するタイプ。内容的にはどれも一緒。レーダー探知機のおまけやスポーティアイテムも基本、同じような内容です。表示できるデータ種類が異なりますが、ワンテンポ遅れての表示などは、純正の車載燃費計含め、そんな感じです。
OBD2検診コネクターを利用する後付の車両モニターを取り付けます(テクトムの燃費計「FCM-NX1」)。
テクトムの燃費計「FCM-NX1」は初期設定で満タン方での数値を利用します。これにより、より正確な燃費が表示される”可能性”があります。
この型のデミオの場合、特別な工具は必要ありません。
まずは車両検診コネクターを探します。
デミオ(DE5)の場合は運転席の右下部分。写真の丸印のところです。この手の後付モニターを取り付けるには、実に都合が良い位置にあります。
こんな感じのコネクターがあります。
サイズはけっこう大きいです。
燃費計のコネクターを車両の検診コネクターに接続します。
丁寧にゆっくり、ズボッと差し込みます。
渋かったら滑走油の出番。シリコンスプレーなどのプラスティックを痛めないタイプ推奨。普通は必要ないと思います。
コネクタを接続したら、本体を固定します。マジックテープか両面テープで貼り付けます。
コネクタから本体の配線は、写真のようにウェザーストリップ(ドアゴム)の中を通すのが一般的。
ウェザーストリップの部分に配線通すのが初めての場合は、こちらの記事もご参照下さい。もう少しわかりやすい写真等がございます。(準備中)
余った配線はコネクタの下あたりに入れておけるスペースがあります。
万が一にも、ドライバーの足とかペダル部分に配線が垂れてこないように、入念に確認し、後付燃費計の取付は完了です。
デミオは右側に検診コネクターがあるので簡単ですが、クルマによってはブレーキペダルの左上辺りにレイアウトされている場合も多いです。この場合は特に念入りに、これでもかと言うほど安全に、配線を固定して下さい。
テクトムの燃費マネージャー「FCM-NX1」の場合の例です。
エンジンを掛けるなど、システムをスタートさせると、燃費計の初期設定に入ります。
最初は指示通りに進み、自動車のメーカーをします。
テクトムの燃費マネージャー「FCM-NX1」の場合、自動車メーカーを指定するだけ、これだけでは燃費計はきちんと動いてくれません。
他の多くのモニターツールはこれだけでOK。しかしテクトムの場合、元になる燃費を入力しなければ、全く意味不明な燃費が表示されます。
具体的には、ガソリン満タン方で、元になる燃費をオーナーが計測します。正確には「走行距離」と「給油量」です。これをテクトム燃費計に入力すると、「係数」が出てくるので、それを初期設定画面で入力することになります。
ここまでできれば、普通に燃費が表示されます。また基準燃費を元に、走行するごとに数値が補正されます。
車両検診コネクターに繋ぐだけで各種情報が表示できるツールは、多くのメーカーが販売しています。中にはスマホに接続する配線キットなんていうのもあり、5000円程度で発売されています。
そこで、なんで2万円以上もして見た目(ボディや液晶デザイン)も悪いテクトムか??
テクトムの燃費計「FCM-NX1」には、初期設定で精度を上げる工夫があります。最初にユーザーが満タン方で燃費を計測し、その数値を元に係数を入力。以後、それを元に燃費表示が変化していきます。
ご存じの通り、車載の燃費情報は、1割ほどサバを読んでる場合があるといわれています。満タン方を組み合わせることで、より正確な燃費が表示される”かも”しれない訳です。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。