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デミオ、ステアリング交換「1」

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エアバッグの取り外し

「元お車整備士」がお届けするメンテ、用品取付コーナー
マツダ・デミオ、純正パーツを利用して機能復活を目指します。D.I.Yで工賃節約。すり減って滑りやすくなったハンドルをオートエグゼブランドの純正取り扱いパーツに交換しました。

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クルマの操縦性が悪化したと感じたら、実はステアリングが原因なんてことも!手に不要なチカラが入り...。適度なグリップと滑りやすさ、重量バランスが考えられたハンドルに交換すれば効果は大きいです。

クルマはこの型のデミオ(DE型)。

他の車種でも同じマツダ車など近い部分があると思います。

当記事の著者: / 

作業内容の概要

すり減った純正ステアリングをオートエグゼブランド(純正扱い)のステアリングに交換します。

  1. バッテリーを外しエアバッグのユニットを外す。
  2. 現在のステアリングを外す。
  3. 外したステアリングから、スイッチやプラパーツを取り外し、交換するステアリングに移植。
  4. 逆の手順で元に戻す。

使用する部品、工具

  • 基本工具(ドライバーやメガネ、ラチェットなど)。
  • 十字レンチ(クロスレンチ)またはホイールレンチ(21mm)。
  • マイナスの精密ドライバー。
  • クレ55-6など潤滑油。
  • ※デミオでは「トルクスボルト」は使用されていません。

1.使用するパーツはこんな感じ

今回は安心のオートエグゼブランドをチョイスしました。純正パーツとしてディーラーまたはカーショップで購入出来ます。価格は高いです。

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トヨタの高級車用の交換用ステアリング(純正交換品)より高価なのはビックリしました。

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デミオの純正革巻きステアリングが「ツルツル」を通り越して「トゥルトゥル」に。

ウレタンステアリングの方がマシなほど。握力UPにはいいかもしれませんが、安全面も考え奮発して交換を実行しました。

交換するステアリングは、本革製で内側がレッドステッチ。手を握るチカラが弱くなり、また重量バンラスが改善されると、直進性もステアフィールも大きく変わる可能性が高い!実は走行性能が大きく変わる部品です。

交換説明書

付属の説明書に分解図が記載されていて親切。

2.エアバッグの取り外し

2-1.バッテリー端子を外す

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エアバッグを取り外すのでバッテリーのマイナスを外します。

オートエグゼの取り付け説明書にはマイナスを外して10秒置けばエアバッグ外してOKと書いてありちょっと不安。 5分ぐらい置きました。

2-2.エアバッグユニットの取り外し

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エアバッグカバーと本体を取り外します。

ステアリング斜め下から、画像の角度をのぞき込むとボルト止めが見えます。(両側とも同じ様)

両側のボルト(10mm)2本外します。メクラ蓋などはありません。同じマツダでもアクセラ、こちらも同じところにボルト止めされていて、メクラ蓋があります。

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2本の固定ボルトを取り外したら、エアバッグカバーを手前に少し引くとエアバッグが外れます。

この写真の状態で、エアバッグとホーンのコネクターを外します。ホーンの方は典型的なコネクターなので素手で外れます。

エアバッグのコネクターも外します。

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エアバッグのコネクターは、黄色いコネクターが黒いピンで固定されているので、この黒いピンを引っこ抜きます。精密ドライバーマイナスを使えばスピーディーです。

面倒くさがりの筆者は近くにあったミニハサミを使用(特殊な肉厚の薄いハサミです)。良い大人はマネしないでね。

エアバッグの取り外しといっても、怖がることはありません。丁寧に慎重に、手順や知ってる限りの物理的知識をフルに発揮して、焦らずいろいろな可能性を考えながら作業するのは、他の部分と変わりません。

次のページは「P2・取り外しとお部屋での作業」

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ステアリングの取り外しとお部屋でできる作業に続きます。

ステアリングの取り外しを行い、取り外したらお部屋に入ってプラモデルのような作業に。パドルシフトスイッチやプラスティックのパーツを新しく交換するステアリングに移植します。

「車両からステアリングを取り外す」に続きます。

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