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「元お車整備士」がお届けするメンテと用品取付コーナー。
マツダ・デミオに純正オプションのアームレスト(肘掛け)を取り付けました。D.I.Yで工賃節約。
同様な商品で安価な中国製パーツも出回っていますが、今回は純正オプション品をチョイス。
リラックスして運転するにはやっぱり欲しいアームレスト。そして車内の質感アップにも貢献。なんといっても中級車以上ならみんな付いてる!「お小遣いで手軽に何かしたい」予算は1万円代中盤〜後半です。
クルマはこの型のデミオ(DE型)。
参考:3代目デミオ1500cc(スポルト)試乗レポート
参考:3代目デミオ1300cc試乗レポート
他の車種でも近い部分があると思います。
アームレストとはいわゆる肘掛け。ここで取り上げているのはフロントのセンターコンソールのアームレスト。
デミオは上位グレードでもアームレストがオプション扱い。どうしても必要なモノじゃないし、スポーティ走行では邪魔になる可能性もある。
コンパクトカーって上級グレードになると意外と割高感あるから、なるべく余計な出費は抑えたいモノ。新車時だと取得税も掛かっちゃうしね。そもそも、後期型デミオからオプション設定されました。
ということで、アームレスト新車時に付けなかったけど後から付けたい。できれば工賃も抑えたい。ディーラーで純正オプション品を注文し、ちょっとした駐車場で取り付けます。
知的好奇心で構造を知りたいとかD.I.Y.の参考に写真交え(小さくてすみません)お届けします。
パーツはこれ。D08A-V0-630A と箱に記載されています。品番かな。
価格はあいまいなんですが1万円代中盤〜後半です。
必要な工具は内装ハガシ、ソケットレンチ、穴開けにハンドドリルかリーマー。この辺り。できれば強力両面テープがあると安心感がまします。
ジャッキやウマは使わず、そのため人力はあまり使わない取り付け作業。なので比較的簡単というかラクです。唯一神経を使うのは穴開け作業。マツダに限らず純正オプションてホント穴開けが大好き。
センターコンソールの穴あけ加工が必要なのでちょっと面倒くさいのですがガマンするしかありません。今回題材となるクルマは前期型デミオなので、後期型デミオとは多少ピンやボルトが違う可能性があります。どうぞご了承下さい。
前側のドリンクホルダーシュガーソケット部分の左上部分を内装はがしの道具でこじります。
画像のようにこじると後は少しの力で外れます。
左前側だけフックになっているのでこじります。後の部分はクリップなので引き上げれば取り外せます
上の写真にある部分を外すと裏側にそれぞれコネクターがついています。これを外します。
センターコンソールのメイン部分を外します。
写真左が外した後の全体図。
写真左下が前側部分。右下が後側部分です。
前側の左側にナット1ヶ所、後側にナット2箇所。前側はボルト1本、片側だけです。心配はいりません。
それぞれ10mmナットです。計3ヶ所はずしてセンターコンソールが取り外せます。
付属の取扱説明書にある切り抜きのための型紙を切り取り、センターコンソールの該当部分に合わせてテープで固定します。
その状態で、切り抜き紙の穴あけ部分を穴あけ加工します。
説明書ではドリルを使っていますが、穴開けリーマーを使うと作業がとても楽です。
穴を開けたら、その穴を利用しブラケットを取り付けます。
左写真のアームレスト前側を支えるブラケットを裏(画像右)から付属のねじで取り付け。ここではプラスドライバーを使います。ブラケットとクリップナットの方向に注意!
センターコンソールにアームレストを載せて位置決め、後端部分のステーに”固定するためのボルトを通す”穴あけ加工をします。
アームレスト側にはすでに穴が開いているので、それに合わせてコンソール側に穴を開けます。
穴あけが完了したらセンターコンソールにアームレストを一体化させます(前側2ヶ所ネジ)。
後端側はまだこの時点ではネジ・ボルトでの固定は行いません。
後端側は基本フリーのままで大丈夫なんですが、センターコンソールとアームレストが接触する部分に強力両面テープを張ると、この先の取付がやりやすくなると共に、設置後の安心感が増します。
取付完成に向かいます。また「ツメが固い!そんな場合はこちらを参考に」とか、製品付属の取扱説明書、型紙についてを記載。
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違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
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