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「元お車整備士」がお届けするメンテコーナー。
マツダ・デミオ、エンジンフードが簡単に開閉できるダンパーを取り付けました。エンジンフード=ボンネット。
多くの高級車に付いてるあのダンパーです。低価格でD.I.Y.が楽しめ、
最近は小さくても高級装備で装備優先。ベーシックカーも装備を充実させて高額に。それなら、後付のダンパーだって付けちゃいましょう!というわけです。
エンジンフードの左右2箇所と、フェンダー固定ボルトにベースステーを取り付け、そこにダンパーを取り付けます。始めから付いてるフードのつっかえ棒(フードサポートロッド)はそのまま残すと安心です。
ダンパー負荷を考え、負担を左右均等にと考えると、2人での作業が確実です。
オークションで購入した低価格商品です。D.I.Y.は怪しい商品の方が楽しめるw
DEデミオ用 ボンネットダンパーはオートエクゼ(AUTOEXE)などから出ておりますが、値段が21,000円とお高い!!サスペンション用のダンパーが7000円とかなんだから、あり得ないほど高い訳です。製造者の都合は知りません。
いろいろ探していたらお手頃のものを発見。 失敗しても、まぁ、しゃ〜ないと吹っ切れる?位のプライス。 ということで海外製(台湾)のボンネットダンパー5980円を購入。5980円だったから元はいくらで販売されてるんだろうwww
海外の怪しいアイテムは久々なのでちょっと不安。今回は付属の同封パーツ違いにより、説明書の図とパーツが、明らかに異なってます。もう完全に不良品!なので簡単で単純な作業ではなくなってしまいました。
しかし、ちょっとの工夫で無事、取付完了しました。失敗しない注意点を重視し失敗例を紹介しつつまとめます。
ダンパーの基本について、ダンパーは立てて取り付けるほど反発力が強くなります。いわゆるレバー比を減らすというカタチでしょうか。どの車種でも共通で、上手く取り付けられない場合はこれをキーワードにしてください。
左がパッケージに入った購入時の写真。シンプルかつ普通。きちんとした商品っぽいです(後ほど商品ポイしたくなりました)。
右が取付完了した画像。デミオに同じ商品を取り付ける場合、このようにステーを取り付ければ良いです。
ボンネットの開閉角度によって若干ダンパーの伸び縮みにバラつきがあるものの、コスパ的にも許せる範囲かな。耐久性は不明です。すぐゴミになりそうな予感も。
このボンネットダンパーに付属している説明書は、「即ポイ」してください。
日本語で説明されていないのはともかく、付属している部品と説明書の画像の部品が異なり、この通りに取り付けると失敗します。
故に説明書ではないのであります。さすが外国製そこら辺は自分で何とかしなさいとのことみたい。同封されるパーツは上部の画像に加え、この他にボールジョイント部分に塗るグリースと綿棒が入っています。
※説明書の間違っている部分は同封パーツが異なっている点。なので工夫して取り付けする必要があります。
筆者もミジンコ並みの脳の大きさですが考え、失敗しながら取り付けました。おかげさまで脳の大きさがゴマ一粒ぐらいの大きさになりました。そこで誤った取付け方をご紹介。
これからもし取付けられる方など、少しでも作業時間の短縮、参考にして頂けたら幸いです。
説明書がないため(みたいなものはある)1度失敗しての取付け作業となりました。
繰り返します。説明書の図とは違う部品が入っているため、その通りに付けてもうまく機能しません。
左上画像ではフェンダーの取付部分は、黄色い丸の部分。右も同様。付属の説明書(もどき)では赤丸の部分に取付ける写真が載っており、惑わされました。
下の画像は右フェンダー。このように取り付けると、ダンパーの反発力が足りず、全く機能しません。
ボンネットを開けて手を離すと、そのまま落ちてきます。
おまけにボンネットが開く角度が不足し、元々の突っ張り棒さえ掛けられません。
※画像上のボルト部分に取付けは間違いです。これでは駄目です。
コツというか取り付け手順がわかってしまえば、作業自体は簡単です。
気を付けるポイントはグリスアップを忘れないことや、ボールジョイントは外れ防止にピンを利用するタイプという点、これくらいです。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。