ヴィッツ(3代目マイナー後)P6/燃費の話題と総評

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(2017年記事 トヨタ ヴィッツ
著:元自動車整備士&ヒラリー男爵)

ヴィッツ(ビッグマイナー後)試乗「6」

間違いいっぱいの自動車選び。試乗レポートは3代目ヴィッツ(130系)。2014年のビッグマイナーチェンジ後のモデルで、グレード「1.3U」

当ページは6ページ目です。 「コストパフォーマンス、評価総合」などを掲載中。

ヴィッツ内装1ヴィッツ内装2
トヨタ
  • グレード:“1.3U”
  • 型式:NSP130
  • 車両価格:170万円
  • デビュー年:2010年12月〜

※内容は辛口評価です。ディーラーで試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなどを掲載中です。

  1. 分割page - ヴィッツ試乗(マイナー後)「1-1」・概要とエンジン、ミッション
  2. 分割page - ヴィッツ試乗(マイナー後)「1-2」・静粛性や乗り心地など快適性
  3. 分割page - ヴィッツ試乗(マイナー後)「1-3」・内装質感
  4. 分割page - ヴィッツ試乗(マイナー後)「1-4」・リアシートとラゲッジスペース
  5. 分割page - ヴィッツ試乗(マイナー後)「1-5」・燃費とトリビア的話題
  6. このpage - ヴィッツ試乗(マイナー後)「1-6」・コスパと評価総合

単純明快な比較!2016〜17コンパクト比較 / 別ページにてG'sも掲載中!ヴィッツRS-G's試乗レポ
ページ内の一部画像はクリックで拡大します(ページ右の横長画像など)。

2014マイナーチェンジ後の価格など

今回ご詳細しているヴィッツは2014年4月のビッグマイナーチェンジ後のモデル。ここではグレードや価格に関連した部分について簡単に。

  • 1.0F ・・・ マイチェン後 133万円 / 初期 121万円
  • 1.3F ・・・ マイチェン後 148万円 / 初期 130万円
  • 1.3U ・・・ マイチェン後 180万円 / 初期 151万円
  • 1.5RS ・・・ マイチェン後 191万円 / 初期 180万円
  • 1.5RS G's ・・・ マイチェン後 201万円 / 初期 190万円

内容が良くなった分、価格も大きく上昇しています。
従来と同じご予算で買えるグレードは1000ccエンジン搭載車になってしまったし、グレードによっては1つ2つ車格が高いクルマと変わらぬお値段

メイングレードの1300ccを考えていらっしゃった方は、「最下級グレード」で、「1000cc」で、「3気筒」のモデルを選ぶしかなくなってしまった。ヴィッツに限らず、「良いクルマが欲しいんじゃないんだよね、ソコソコのクルマが欲しいんだ」というお声はよく聞きます。
それから、オーリスやウィッシュなどなど、それらの価格、知ってます?

こんなヴィッツの心配はリセールバリュー

多くのクルマってモデルチェンジの度に、大きく立派に、そして多少の値上げがされていく。やはり立派に見えるクルマには乗り換えたくなるのだろう。限度を超えれば消滅の運命だけどね。

ヴィッツは見た目はそう変わらず、お値段だけ大きく上がった。本当は同じ値段で大きく立派に見えるクルマがウケるのはメーカーだって百も承知なはずでしょ。ヴェゼルとCX-3の結果見てもわかるしw

これは実用性や経済性が重要視されるコンパクトカーで、許される事なのか?? ダメならきっと、値引きなど条件面で対応してくれるようになると思う。

そうするとやっぱり心配なのは下取りや売却といったリセールバリューだよね。ただでさえ割の良くないこのクラス、シエンタあたりを選んだほうがお得になってしまう可能性もある。

ライバル比較

下記ページにてコンパクトカー比較をまとめています。内容薄めながらその分、簡潔で明確を心がけました。


とっても単純に記せば、下記のような感じです。

車内広さで選ぶのなら?

良い・・・フィット、ノート / 悪い・・・スイフト、マーチ

乗り心地で選ぶのなら?

良い・・・ノート、スイフト / 悪い・・・フィット、デミオ、マーチ

エンジン質感で選ぶのなら?

良い・・・ヴィッツ、フィット、デミオ / 悪い・・・ノート、マーチ、スイフト

運転しやすさで選ぶのなら?

良い・・・デミオ / 悪い・・・ヴィッツ、フィット

コストパフォーマンス(定価)で選ぶのなら?

良い・・・ フィット / 悪い・・・ヴィッツ


こんな感じで評価すると、一番オトクなのはフィット?みたいになる。フィットは確かに「一台でなんでもこなせるコンパクトカー」。だろうけど3代目はそこに「サーキット走行までOK!」みたいな味付け。ちょお〜っと万人向けじゃないでしょう。少なくても筆者は、身内には勧められないな。

同年式の1000ccグレードは柔らかい

リアシャシーちょうどビッグマイナーの直前に、筆者の親戚がマイチェン前の1000ccモデルを買った。なんでマイチェン前かといえば、決めては価格だったんだけど、それのサスペンションは柔らかい。

その親戚が普段走行する速度は時速40〜50km程度で、どこでもゆっくり走る。そんな感じならば固いサスペンションなんて必要ないだろうし、質どうこうよりも絶対的に柔らかい方が好ましいんじゃないかと思う。

実際に筆者が運転してオーナーである親戚を乗せることもあって、その時は同じようにドライブする。すると、こうした乗り方なら柔らかい方がいいよね、ってなる。もちろんパワーが必要になる場面は限定されるし、ヴィッツのダルなハンドリングにもあっているしw
日本の一般的なおばちゃんと、一般的な交通状況に合わせた、昔からの日本車らしいセッティングって意外と悪くない。でも最近こういうの減っちゃったよね。

普段運転する場所の交通状況や、運転の仕方に合わせてグレードを選べるのはヴィッツの大きな魅力。1000ccでも1500ccでもヴィッツはヴィッツ、だよ。
ビッグマイナー後の1000ccモデルがどういう味付けかわかないけど、試乗時は乗り比べしてみるのを推奨します。

※2018年製のヴィッツ1000ccを筆者の身内が購入したので、比較走行を行い次第、追記します。

ヴィッツメーター1(昼)ヴィッツメーター2(夜間)

ヴィッツ(マイチェン後)総評

エクステリア・サイド

ビッグマイチェン前から見ればかなり魅力を増したヴィッツ。「トヨタ車」という以外に魅力を感じなかった初期型からみれば、積極的に選んでも?くらいの感覚になった。

でもやっぱり値段が高い。ライバル車が130万円前後〜のところ、ヴィッツの1300ccは150万円〜。これは1クラス異なるか、ヴィッツは1000ccとして考えなくてはならなくなってしまった。

今回試乗した「1.3U」に関しては、静粛性高いしエンジンも良い。といっても静粛性はカローラにしっかり負けるから、このエンジンにお金を出せるという限られたユーザーを除くと、わかりやすい魅力がない上で高い

つまりコストパフォーマンスが悪いよね。売却時を考えても、フィットやノートより2割高く買い取ってもらえればいいんだけど、そこまでは考えにくい。
トヨタというブランドだからこその魅力、いろいろあるけどそこに惹かれてのヴィッツというのが結論。もしくは大幅値引きという条件を引き出し、そこから検討を始める感覚。ヴィッツ指名買いはG'sくらいにしておくのが無難かと。主要グレードの価格が上がり、G'sに割高感を感じなくなったというのもあります。

トヨタ ヴィッツ

トヨタ

vitz (ヴィッツ)

  • 試乗グレード:“1.3U”
  • ミッション:CVT
  • 年式:平成27年式
  • 型式:NSP130
  • 新車時価格:170万円

試乗レポ・ライター

当記事は「元自動車整備士」監修のもと、「ヒラリー男爵」がお届け致します。
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