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「元お車整備士」がお届けするカーオーディオコーナー。
マツダ・デミオに他車からお下がりのカーナビゲーションを取り付けます。今回はワイドな200mmサイズ。通常の180mmサイズと比較すれば横幅が20mm広いタイプです。専用のパネルを使い、純正同様の手順でインストールを行います。
付けたいナビのボディサイズが違った、なんてこれから出てくると思います。他車からの流用や安く手に入れたり。しかしまだネット上に情報が少ない!ということでワイドサイズのナビを付けてみました。
クルマはこの型のデミオ(DE型)
他の車種でも同じような感じで取付できると思います。なので購入前の参考にして頂けると思います。
横幅180mmのナビゲーション搭載車に、横幅200mmサイズのナビを交換取り付けする作業を行っています。全ページからの続きです。
作業中残念ながら、ネジ止めと配線だけで交換完了とはいきませんでした。とはいっても加工は簡単に対処可能な部類で、じゅうぶんに予想の範囲内。
この手の商品だけでなく、クルマのアフターパーツ取付には多少の知恵や力を使って対処する場面が少なくありません。ちょっとした加工なんて当たり前です。
この画像はパネルにナビを固定完了している画像です。小加工を完了しています。
で、加工が必要な部分はオレンジ丸印の部分。この部分とちょっとだけなんとかします。
問題となる点は、写真右側にあるステーの穴を、ネジ穴の部分に合わせられない点。
原因は、左下でステーが引っかかり、これ以上スライドできず。
ということで、ここを加工して、ステーをボルトで固定できるように調整します。
今回とった方法は、ステーを曲げて(広げて)対処する方法を取りました。
詳しくは下記にて。
下記写真がステーです。現物合わせで少しずつ調子しながら、手またはペンチ等で広げる方向に曲げます。金属の硬さ(剛性)は男性なら問題ないレベルの硬さです。
また安定感がでるかもしれないという理由で、固めのスポンジを挟み込みました。
パネルにナビを固定したら、車両に取り付けて完成です。
新しいナビに付属のGPSアンテナや、必要に応じてテレビアンテナ、ビーコン、ETCなどを車両に取り付け、配線していきます。
推奨したいのはプラス側の配線には保護材を使用したい点。
コルゲートチューブは想像以上に面積を取るので、最低限なら束ねるチューブでいいです。
不可能なら、車両側の金属部分や擦れそうな部分にスポンジやゴムなどを貼り付けるなど、できるかぎり安心して使用できる工夫を行ったほうがいいと思います。
またデミオに限ったことではないですが、ナビ裏の配線を収納するスペースがギリギリな場合があります。
裏側から丁寧に抜くなり、余計な配線をカット&絶縁でスリム化するなり、無理のない作業が求められます。
コネクターが大きくてどうしようもない場合です。
バッテリーからの電源線引き込みと、スピーカーケーブルの引き直しをすることで、車両側の大きなコネクターを使用しなくて済みます。
最後の手段として覚えておけば、不可能が可能になるかもしれません。
前例を確認できないまま始めた作業でしたが、無事に完成しました。
まずこの写真は180mmサイズの純正ナビゲーション取り付け時です。
純正と言ってもディーラー取付ナビなので、センタークラスター全体との一体感は今ひとつ。
さあこれがどう変わったかというと...。
こちらが200mmサイズのナビゲーションを取り付けた写真です。こちらのほうが一体感が強い気がしますが如何です??
ナビの地図や案内機能自体は、昔ほど機種による差はなくなりました。つまり使えるというだけならどれも一緒みたいなものです。
しかし同時に、高級タイプのナビも相当に価格が下がっています。地図更新するなら、修理するなら、それから安く譲ってもらえるチャンスなら、無理して再利用より新しいナビに変えてしまうのもお得かつ新鮮すね。
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評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。