間違いいっぱいの自動車選び、スズキ・スイフト(2代目)、マイナーチェンジ後モデルの試乗レポート。
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内容は辛口評価です。試乗時に確認したいポイントを重視!
※ご注意下さい!このスイフト評価の高い3代目ではありません。
コンパクトカー比較、どの車種も装備が充実したグレードを選ぶと価格は一気に上昇。車両価格は150万円くらいに。
またスポーティグレードはエアロデザインに変わってサスが固くなるだけでさらに高くなる。
だったら、一クラス上か二クラス上のクルマを選んだ方がいい。質感に関するコストパフォーマンスは間違いなく上がる。事情により「コンパクトカー限定」や「指名買いの場合」は別だが、選択肢を多く取ってクルマ選びをした方が、値引き含めでいい買い物が出来る可能性が高い。
筆者も子供の頃は、「これじゃなきゃやだ」って感じだった。選択肢を多く取れるようになったのは大人になった証拠かな。値引きやオプションサービスまで含めて”商品力”だと思います。
グレードでなく車格を重視するという選び方。基本的には車格によるクラス分けが出来てる関係上、上のクラスのベースグレードを選べば、長距離はラクになるし、運転も楽しくなる。
今まで目を向けなかったクルマにも、注目してみるのもいいかもしれません。
コンパクトカーの中では異質の評価を持つスイフト。どこがそんなに凄いのか真剣に考えされた。相対的評価のために同クラスのクルマに乗ったり、絶対的な感覚を重視するためにクラスの違うクルマを運転してみたりもした。
それで何がわかったか。多くの試乗レポートでは長所だけ触れている気がする。コンパクトカーという予算が限られたジャンルでは、大きな長所も大きな短所も併せ持つ。そもそも小さいと言うだけで不利な点が多い。
スイフトの長所は外装デザイン、エンジン、安定感、運転しやすさ。短所は前述の通り。コンパクトカー全般で長所短所が大きいので、個性が強く味がある。長所はもちろん知って買うわけだが、短所も知っていれば買ってからの後悔が少なくなります。
※この次の方のスイフトでは、多くの項目でコンパクトカーの平均を軽く越える実力とわかりやすさを持っています。
駐車場の関係などでコンパクトカーしか乗れない方でも、積極的に選べるコンパクトカーが多いのは本当に嬉しいこと。イメージ的な幸せ感だって高いクルマがいっぱい。
※フィット以外は特別仕様車含む売れスジグレードの価格。基本的にはベースグレード。
ホンダ・フィット。車体は全長3900mmとスイフトより大きく室内も広々。大きな欠点はないが価格は高め。スマートキー付けるとおよそ130万円。
トヨタ・ヴィッツ。静粛性高くてリアシートはスイフトより広め。ランニングコストの安い1000ccエンジン搭載モデルもラインナップ。
日産・マーチ。何より低価格。何より気楽な運転感覚。そして特徴的なボディデザイン。気に入れば比較や試乗の必要なし。シートは小さくてご近所専用。
三菱・コルト。落ち着きある内装は年齢関係なしに選べ、乗り心地はゆったり。このスイフトと比較すれば全長3900mmと大きいが室内は狭め。価格は安くお得感あり。
マツダ・デミオ。アグレッシブな外装デザインにマツダらしい運転感覚。全長3900mmと長め。車重は競合車種よりわずかに軽い。車重970kg。
ダイハツ・ブーン。トヨタ・パッソも同一。なんで?と思うほど価格が高い。特別な理由がない限り問題外。
軽自動車の延長線上で、価格の安さが魅力。試乗前からそんなイメージを持っていました。軽自動車のお客様がステップアップされるのに合わせて用意されているんじゃないかと。
一つ前となる初代スイフトと比較すればエクステリアの質感は高まり、現代風なイメージに変わりました。コレにより所有満足度は大幅に上がっていると思います。
走行性能的には大差なし。今回の試乗車が中古と言うこともありますが、旧来のコンパクトそのまんま。内装も質感は同レベルで低空飛行しています。
簡単にいえばもう全然、気合い不足!
ライバルはフィットにヴィッツにコルト、そしてデミオ。みな大人でも乗れる自動車、実用性最高のコンパクトカーを目指しがんばっています。
他モデルはなんというか、露出も宣伝内容も熱意を感じられる(詳しくは各車試乗レポートをご確認下さい)。スイフトも気合いの入ったモデルチェンジを期待します。
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助手席下にアンダートレイが付く。ただしサイズは小さい。
フィットの床下と比較してみると面白い。
テールライトのリフレクターはアイデアモノかもしれない。キラキラ感がある。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。