デミオ(ディーゼル)/P7・他車比較と評価総合

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(2016年記事 マツダ デミオ(ディーゼル)
著:元自動車整備士&ヒラリー男爵)

デミオXD(4代目ディーゼル)試乗「7」

間違いいっぱいの自動車選び。試乗車はマツダ・デミオ(4代目)。新登場ディーゼルエンジンが注目のデミオ。グレード「デミオXD・ディーゼル1500cc」

当ページは7ページ目です。「他車比較と評価総合」などを掲載中。

デミオ(ディーゼル)内装1デミオ(ディーゼル)内装2
マツダ
  • グレード:“XD”
  • 型式:DJ5FS
  • 車両価格:178万円
  • デビュー年:2014年10月〜

※内容は辛口評価です。試乗して購入の際のチェックポイントとしてお役に立てれば幸いです。

  1. 分割page - デミオ”XD” 「1-1」・エンジンと加速フィール
  2. 分割page - デミオ”XD” 「1-2」・ミッションとドライビング感覚
  3. 分割page - デミオ”XD” 「1-3」・内装と視界、ドライビングポジション
  4. 分割page - デミオ”XD” 「1-4」・車内スペースと細かな点
  5. 分割page - デミオ”XD” 「1-5」・快適性(乗り心地と静粛性)
  6. 分割page - デミオ”XD” 「1-6」・ラゲッジと上級グレード
  7. このpage - デミオ”XD” 「1-7」・ライバル比較と評価総合

ページ内の一部画像はクリックで拡大します(ページ右の横長画像など)。

競合車と比較1

デミオ・ディーゼル・ボディデザイン

デミオディーゼルの車両価格はプレミアムコンパクトカーというレベル。この予算でコンパクトカーを狙うなら、燃費や走行感覚、または乗り心地など、好みのタイプが選択できる。

デミオ・ガソリンエンジン搭載車と比較

見た目は一緒だけど、試乗すれば同じクルマとは思えないのがガソリンエンジンを搭載したデミオ。グレード「13C」は車両価格135万円で、装備内容はこの「XD」と類似している。

ベーシックなポジショニングの「13C」は、とにかくバランス良いのが特徴。まるでトヨタ車のように、いやそれ以上に致命的な欠点がない。乗り心地と走行性能のバランスとか、重厚感と軽快感のバランスとか、筆者の評価軸を基準にすれば良い部分でまとまってる。

ディーゼル搭載車は個性が強い。つまり長所も短所もデカくて、面白みはスゴイけど、誰にでもオススメできるクルマじゃない。ガソリン搭載車の方はね、クルマにそこまで面白さを求めない方にはぜひ!オススメしたいクルマ。

条件によっての欠点、1300cc+ステップ式6ATはちょっと非力感ある。3人乗車以上だとけっこう非力で、この場合は“感”が強いんじゃない。一人乗車や平坦な道とか、全開踏んだことないユーザーなら問題ない。またディーゼル搭載車と比較すると静粛性が低く、一気に数レベルダウンする感じ。

評論家の評価が高いスイスポと比較

ディーゼルエンジンを搭載するデミオと価格的に近いスズキのスイフトスポーツ(通称スイスポ)。これは2017年デビューの4代目スイスポ。

この両車の比較では、どちらもエンジンに強い特徴を持つモデルであり、普通のベーシックなコンパクトカーとは異なる価値を持つ2台となる。

結論からいうと、クルマの走行性能や走行感覚で比較した場合はスイスポの圧勝だ。デミオは2015年式の初期型だからというのもあるだろう。デミオの優れている点は開けた道での燃費に質感高いボディスタイリング。また個人的な好みでは全体的に大人っぽいキャラクターという面でデミオに魅力を感じる。

燃費こそ正義!なアクアの走行フィーリングを考えると、燃費に優れるデミオは走行的質感で劣っても許されるのかもしれない。しかしマツダが大々的にCMしている「走りやすさ」で劣るのは如何なものか。
当記事ではデミオ・ディーゼルの走りにくさを書いてきた。同クラスでは日常での走りやすさに優れるスイスポとの比較は分が悪い。1割〜2割の燃費差と、経由vsハイオクという燃料代差にこだわらなければスイスポをオススメしたい。

燃費が魅力のアクアと比較

渋滞中の市街地を除けば、つまり田舎道ではアクアに肉薄する燃費のデミオディーゼル。価格が近いこともありライバルと想定。

アクアは全体的にチープ。走行感覚も内装質感も。そしてハイブリッドは静かなの?と思ってしまうインバーターなど工業機械みたいなノイズ。デミオのディーゼルも不快な音だけど、アクアはそれ以上に不快な音を出すと思う。
それからブレーキ。めちゃくちゃ扱いにくくて運転好きな方向きじゃない。

ただしハンドリングはシャキッとしてて、デミオより走りやすいのはコーナー1つ曲がっただけでわかると思う。それから狭い道での走りやすさはデミオより上。インパネやエンジンフード先端が低いのが効いてる可能性。

クルマの立派さでみれば全体的にデミオの圧倒的勝利。だけどコンパクトカーとして大事な部分がアクアの勝ち。所有満足度でデミオ。気軽に日々のオトモにするならアクアかな。

競合車と比較2

車両価格が近いフィットRSと比較

フロントシート優先のデミオに対して、リアシート優先のフィット。乗用車感覚が強いのはデミオだけど、「RS」限定なら楽しいのはフィット。

ディーゼルの新しいモノ感は素晴らしい。だけどフィットRSのガソリンエンジンも独自の魅力に溢れている。音がね、特性がね、何度も味わいたくなっちゃうのよ

このRSだけのショックアブソーバーも、ベースグレードとは全く違うモノ。これはこれで欠点強いモノの、デミオのそれと比較すればコッチの方がいい。デミオディーゼルだとフィット13Gでもチトきついかな。

車両価格が近いアクセラ1500ccと比較

アクセラ1500ccってデミオの価格と被るん、ですよね。これは迷っちゃうかも。

車格違いで迷った場合、基本的に車格で選ぶことを推奨。装備は後でも追加できるけど、後でいくらお金を積んでも、上のクラスには成れないのがクルマだからね。

じゃあ比較のポイントは?アクセラの方がボディサイズがでかい。普通に運転する分には変わらなくても、車庫や私道などで違いがでる可能性有り。慣れだろうけどね。
それからコスト面。燃費は走行パターンによってはデミオの圧勝だろう。また売却時の価格。アクセラの売却価格とか下取り価格はもの凄く不安。

ボディサイズと車両価格以外のコスト面。ここが許せれば全面的にアクセラ有利。6ATの良さがわかるのもやっぱりアクセラ。

大幅値引きが期待できるVWポロと比較

ご存じVWは問題でイメージダウンの真っ最中。どこまで落ちるかわからないが、とりあえず値引きなど条件面はかなり良くなっている様子。

ポロの新車価格は219円〜。ということは、デミオのライバルになっちゃうかもしれない!

クルマの内容で比較すれば、多くの部分でポロ優勢。なにしろ6型ゴルフをショートにしたようなクルマだから、事実上クラスが違うわけだ。

数少ないデミオ優勢の部分はミッション。VWの7速DSGは唐突感が強い時があったり、やけに低回転でせわしくなくシフトチェンジしたり、忙しいしギクシャクしやすい。ここではウルトラマイルドな特性のデミオ6ATが立派。容易に優しく走れるしシフトチェンジ回数も少なくて優雅。

それからボディデザイン。ポロとデミオは目指す方向性が違うのは一目瞭然。どっちが良いというワケじゃないけどポロは人畜無害という言葉がピッタリ。コンパクトクーペのようなエクステリアデザインを持つデミオに魅力を感じる方は多いと思う。

最後に燃料代。間違いなくデミオの方が安く済むハズ。だけどポロなら、自分ならレギュラー入れちゃうな。

サスペンションで選べばヴィッツG'sと比較

デミオのサスペンションは質が悪すぎる。このせいで運転も楽しくないんじゃないの??と感じたらオススメはヴィッツRS-G's。新車価格は5MTとCVTが共に190万円。

このクルマ、ベースグレードのサスを変えた「RS」というグレードから、またサスを変えたクルマ。外観変えてお茶を濁しているけど、本質的にはそんな感じ。サス変えて高くなって、またサス変えて高くなってw

ただこれが、試乗するとかなり良い!5MTをメインに運転したんだけど、乗り始めからメチャクチャ体に馴染む。クルマが挙動を教えてくれるからね。しっかり反応を返しながら応えてくれるクルマというのはイキナリ振り回したくなる。

欠点はやっぱりヴィッツの内装。デザインも質感も。そしてまさに”低レベル実用車の中心的印象を持つエンジン”。加速力は排気量並みだけど、フィーリング悪すぎ。トラックみたいなディーゼルと比較するのもあれだけどね。

運転好きで完成品が好きというならヴィッツG''s良いよね。
それかクルマ好きなら、車買ったら20〜30万円クラスの車高調を買ったっていい。あと運転席シート。

個性的で面白いクルマが好きなら!FAT500

「面白みのあるクルマ選びがしたい!」とお考えの方は意外と多いようで、「良いクルマ」とか「お得なクルマ」を探す人だけじゃないみたい。

デミオも面白みで選ぶからこそディーゼルという選択肢。燃料費もあるだろうけど少なからず、新しいエンジンに触れてみたいという好奇心があるはず。

同じように、小さくとも面白みの強いクルマがある。イタリアFIATの「500」というクルマ。この500はグレードによって2気筒エンジンとシングルクラッチ方式の自動MTを搭載。めちゃくちゃ個性的に加速します。エンジンの鼓動を聞きながらドライブという感じが非常にユニーク。
魅力を一言で表せば”洗練されたボディデザインでポンコツ感を楽しめる”わけだけど、デミオより乗り心地は上質。ハンドリングもデミオより走りやすい。車両価格は200万円弱。

また「ポンコツじゃない500」なんていうのも存在し、車名はアバルト500になる。アバルトというチューニングメーカーより販売され、日本ではファミリーなどで購入可能。こちらはパワフルだけど乗りやすいセッティング。あちこち穏やかな特性で走りやすさは十分。わかりやすさはないけれど、非常に立派になった500として魅力大。車両価格は300万円弱。

デミオ(メーター・昼)デミオ(メーター・夜間)

デミオ(ディーゼル)総評

デミオディーゼルデミオの特徴を書いてきて思うのは、マツダファミリーという意識の強さ。「マツダの最低クラス」というんじゃなくて、「小さいマツダのクルマ」という感覚が強い

ボディデザイン、内装、走行感覚、統一感が高く、小さいクルマが欲しいからデミオにした、とチョイスしやすい。アテンザメインのデミオセカンドカーなんていうのもピッタリで、積極的にデミオを選びたくなる組み合わせ。

クルマ自体の評価では、燃費重視のエコノミー重視モデルという印象が強い。実際に開けた道でのディーゼルはとってもエコノミー。そして上級車指向の乗り味という魅力。

反面、日常での乗り味は今一つだし、ハンドリングは楽しいというより今一つだし、ドライバーにとっては単に絶対性能を重視したモデル。助手席同乗者にとってはそんなに悪くはないんだけどね。

乗り味を除いた部分で魅力的なのは、自由度の高いドライビングポジション。視界とかボディ見切りの悪ささえ気にならなければ、コレだけで購入理由になるほどだと思う。

ということで、マツダファミリーで統一できる家庭、ハイブリッド以外のエコノミー車を希望、助手席に乗ることも多い、ドラポジに惚れた。この辺りがデミオディーゼルを積極的に選べるポイントかなと。詳細は各コーナーでチェックしてみて下さい。

マツダ デミオ

マツダ

demio (デミオ)

  • グレード:“XD”
  • ミッション:6AT
  • 型式:DJ5FS
  • 年式:2015年モデル
  • 新車時価格:178万円

試乗レポ・ライター

当記事は「元自動車整備士」監修のもと、「ヒラリー男爵」がお届け致します。
元自動車整備士ヒラリー男爵

 
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窓枠は、防音に気配りされている様子。


自己主張の小さいウインカーミラー。



新旧デミオツーショット。


塗装のレベルはかなり上がった。磨きが素晴らしい感覚で、いわゆる柚肌はかなり少なめ。

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