間違いいっぱいの自動車選び。ミラココア・プラスX試乗レビュー。
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ダイハツ「miraCocoa(ミラココア)」・プラスXです。
ミラココアで使用したタイヤの試乗レビューと取り付けたカー用品の用品レビューをまとめています。
様々なライバルがひしめく軽自動車。その中でミラココアのライバルと言えば、やっぱりスズキのアルトラパン。
なにしろココアはラパンの2番煎じを狙ったクルマだと思っています。ココアといえばラパン。(正確にはラパンと言えばついでにココア)。どうしても気になるクルマでしょう。
英語で書くと「lupin」。ネーミング通りアルトをベースとした派生車種。ココアと名前の付け方さえ一緒。
価格は装備充実の特別仕様車で120万円前後。
ココアもラパンも趣味性が高いクルマだから、お好みで選んで乗りたいクルマ。実際に購入される方は、いいなぁと思ったらディーラーに行ってポンと買っている方が多そう。
それを踏まえた上で両車を比較してみれば、カッチリした走行感覚ではラパンが上。ハンドルを回した感じや乗り心地、サスペンションの動き、直進性、CVTの音、エンジンフィールなど。
ココアの方が上回っていると思えるのは、コンセプトの明確さ。
具体的にはボディデザインと共通の内装デザイン。ファッション的な所有物としてのココアは相当レベルが高いだろう。
ラパンだってあちこちに「ウサギのマーク」を付け、ブランド的な魅力をアピールしている。逆にこうした部分でココアは、ステアリング中央の「Cマーク」が目立つくらい。
メーカーによるキャラクターの差は、ヨーロッパを含む海外でグローバルに評価されるスズキ。対してダイハツは国内メイン。
クルマの内容にこだわらない人がメインターゲットで長年来ているといわれる。ハンドルを握った感覚とか、走りの感覚を気にしない人向け。このあたりはトヨタに似ていて、その分、女性客に特化したキャンペーンとか、女性の気持ちを掴むようなサービス、案内などに力が入れられている。
クルマ購入には営業マンの魅力が関係する場合があるわけで、購入条件や付き合いといった車両以外の要因も少なからず影響する。今回の試乗車も、営業マンの人柄で購入しています。
ベースとなるのがミラ。外寸は同じハズだけど、ご覧の通りココアの方がワイドに見えます。
ボディデザインの他に大きな違いはリアシートの広さ。感覚的な比較で申し訳ありませんが、素のミラの方がリアシートが気持ち広い感じ。
ミラの詳細レポートは現在準備中です。
ココアを「ちょっとだけ個性的なボディデザイン」と評価すると、「とっても個性的なボディデザイン」と評価したくなるのがハスラー。ピョコピョコした乗り味だって逆に笑顔になっちゃいます。
日産ブランドで販売される中で最もベーシックかつ最も日産らしいデイズ。「ファニーなココア」に対して「端正なデイズ」。CVTのミッション制御による加速感でミラココアが良質で、乗り心地はデイズが優しく嬉しい。
※内容は辛口評価です。試乗購入時のお役に立てれば幸いです。
ちょっと趣向は違いますが、価格帯としては同じようなホンダ・ライフ。
運転のしやすさと質感はなかなか。ホンダブランドというもの一つの特徴でしょう。
ちょっとプレミアムな軽自動車、ホンダN-ONE。
内容的には2世代分くらいの差がありそうだけど、エクステリアデザインが個性的という面でミラココアとライバルですね。
近未来的なイメージが特徴の、三菱アイ。
まるで将来のシティコミュニケーター?限られたボディサイズの軽自動車では奇跡的。EV(電気自動車)もラインナップ。
全高が特にの高のが、三菱トッポ。
そこからくるボディスタイルも個性的で大きな特徴。トッポの全高は1680mm、ミラココアは1560mmだからトッポの方が100mm以上背が高いんです。
車両価格75万円〜という価格の安さが魅力なのがミライース。経済性最優先のモデルで、第三のエコカーなんて言い方もあるけれど、ココアと比較して走行感覚が決定的に劣っている訳じゃない。
所有満足度で選べばミラココア。車関連費を削減したければミライース。
ミラココアのラゲッジスペースは手元の計測で、奥行き44cm、幅88cm。
ラゲッジ入り口の高さは60cm。身長の低い方でも使いやすい高さと考えます。できれば、ラゲッジに少しだけ深さ部分があれば、安心してモノを置ける。奥行き短いから、開けたら雪崩なんてシチュエーションもあったり。
左側がミラココア、右側がミラのラゲッジスペース写真。実は奥行きに違いがあるらしく、ミラココアの方が2センチほど奥行きを取っているというハナシを聞いたことがある。
ミラココアの方がパーソナル色が強いイメージを持たせている関係上、リアシートのスペースよりラゲッジスペースを重視したということみたい。たいした差じゃ無いけどね。
こちらは左側がムーブ、右側がトッポの写真。こちらはリアハッチが横開きになるタイプ。ラクラク開閉できてとってもラクチン。欠点としてはハッチ開口部が若干狭くなるのと、雨よけにならないことくらいかな。
手元のメジャーを利用して気になる部分の長さを測ってみました。
数値からわかること。前後シートの高さがちょうど良い位置にある。フロアからの高さは31cmで、路面からも適切な範囲内。これならお年寄りも苦労することなく乗り降りできることが想像出来る。またラゲッジ部分の開口部高さも悪くない。できれば深さがあればもっと安心して荷物が置けると思う。
身長172センチの筆者がドライビングポジションを取った状態でリアシート2列目をチェック。
カップホルダーの数
カップホルダーはドアポケット含む数値。運転席右前、使いやすい位置にカップホルダーあり。ショートなドリンクや、灰皿を置いても使いやすい。収納式で、出しているとカチャカチャ音が気になる。
評価評論「間違いいっぱいの自動車選び」試乗レポート
強いラウンドで繋がるエクステリアデザインに、カジュアルさと品質感を併せ持つインテリア。そして柔らかく軽快な乗り味。
筆者はミラココアのボディデザインが好み。でもスズキ・ラパンも良いよね。走行性能の部分に質感を感じます。
走行感覚だけで比較すれば、素のミラそっくりのフィーリングから、ちょっと割高にも感じます。レベルが違うほど質感に差のあるホンダのNシリーズと同価格帯は、ボディデザインに惹かれてこその選択肢でしょう。
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意外にもイメージが変わるのがルーフレール。上級グレードに付く。
ラゲッジスペース。なんとなくだが、ミラと比較すると奥行きが長く感じる。
(追記:ミラより広めに作ったらしい)
モデル途中からアンテナ形状が変更になりました。
ミラココアのエクステリア・リア周り。マイナーチェンジ後。テールランプの質感が上がっている。
豊富なオプションでコーディネートされたインテリア。ダイハツのホームページで紹介されています。
特別にコーディネートされるセットオプション。純正オプションとして選択可能。
違いを感じる練習、試し失敗した経験、一貫性ある運転で試乗レポート。
受け売りでなく、カタログ的でない。紹介ではなくレビューです。
評論家さまとの違いは、率直な表現と自由度の高さ。辛口といえば辛口です。
評価評論・比較レビュー「間違いいっぱいの自動車選び」。