デミオ(スポルト)P6/評価総合 

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(2014年記事 マツダ デミオ(スポルト)
著:元自動車整備士&ヒラリー男爵)

デミオ(3代目スポルト)試乗「6」

間違いいっぱいの自動車選び。試乗レポートはマツダ・デミオ(3代目)。当ページはグレード「1500cc・スポルト」の試乗記です。

当ページは6ページ目です。「リアシートと評価総合」などを掲載中。

デミオの内装1デミオの内装2
マツダ
  • グレード:“スポルト”
  • 型式:DE5FS
  • 車両価格:158万円
  • デビュー年:2007年7月〜

リアシートに関して

リアシート

わかっちゃいるけど狭いリアシート。しかし不思議な事に乗り込んでしまえば座れないことはない。見た目は悪くても美味しい料理のように。乗りたくないけど乗ってしまえば何とかなっちゃう。

デミオと同じくらい狭くい上に、座りにくい車種もある(後述)。

リアシート、実際に座るスペースはどう?

リアシート

デミオのリアシート(後部座席)は外観から想像できるよりも広いと思う。

ただし身長182cmの男性が長時間座れるほどのスペースはなく、お股を広げてクーペのような姿勢で座る。身長172cmの男性が座っても、やはり股の間でシートを挟む形になる。

女性の場合は横座りしかないかな。お股を広げて座ってくれれば嬉しいんだけど、それってムラムラしちゃうような姿勢じゃないなw 身長160cm以下の女性ならきっと大丈夫。

実質的に2人乗り、リアは荷物スペース

端的に言えばリアシートは非常用。近場専用のイメージ。近所のお買い物メインが多いコンパクトカーだから、この辺りは割り切りが気持ちよくもある。

デミオに大人4人乗ると窮屈感いっぱい。座れるとか座れないんじゃなくて、大人げない(笑)リアシートはちょうどいい”荷物置き場”と考えた方がいいです。

快適な広さを重視すれば、反則みたいなホンダフィットや日産ノート(2代目)を選んだ方が快適。

逆に実質的に1人で利用することが多い通勤やセカンドカー用途、近所のお買い物メインなどの目的で使うのならデミオがうってつけ。

なにしろ運転しやすい。するとリアにドアがあるだけでありがたいと思えてくる。荷物を入れるのがラク。ラゲッジよりエアコンも効くだろうから、お弁当も傷みにくい。クーペ風セダンが流行だけどそれと一緒。とっても納得。

競合車のリアシートと比較すると

車内の居住性は基本的に、ボディの大きさが一緒なら一緒。シートの大きさとか形状によって左右される。同じ室内寸法ならアップライトに座らせるクルマの方が足下広いし、リアシートの背もたれを立てれば後方に下がるし、体育座りのように座らせれば座面が短くなったり

ソファとキッチンのテーブルセットほどに、シートにはタイプがある。

リアシートを比較する場合は、広さと合わせて座りやすさを比較してください。

ノートのリアシートフィットのリアシート

左から日産ノート(2代目)ホンダフィット(2代目)。コンパクトカーといってもこいつらは別ジャンル。背も高いしこの世界のミニバンのような感じ。「たま〜にリアシートを使うこともある」とかのレベルだったら、ファミリーカーとして利用したって良いくらい。

ヴィッツのリアシート1ヴィッツのリアシート2

こちら2枚ともヴィッツ(3代目)。デミオよりスペースはある感じだけど、フロントシートの背もたれが圧迫感を感じさせる形状をしている。リアシートに乗車すると落ち着かない。リアシートの静粛性はデミオより好ましいし、グレード「RS」を除けばサスペンションが固すぎということもない。ものすごく安っぽいハネ方はデミオと一緒。

コルトのリアシートVWポロのリアシート

左は三菱コルト。感覚的にヴィッツと同程度の広さ感。リアシートバックは2段階にリクライニングできる。ラゲッジの荷物とご相談。ただしコルトのフロントシートは非常にアップライトな姿勢を強要される。横Gに耐えうるポジションをとれば、シートバックはもう直角。誇大表現じゃないんです。

右はVWポロ。もう全く座れません。中央に座って両方のFシート下に片足ずつつま先を入れれば座れるかな。Fシート下に両方の足は無理。また普通に座ろうにも背もたれが立っていて座りにくい。座面下が前に出ている。だから姿勢が苦痛。さらに座面から微振動が伝わり続ける。せっかく静粛性が優れているだけに残念。

スイフトのリアシート日産マーチ

左がスズキ・スイフト(3代目)。全く座れません。スイスポも標準グレードも一緒。背もたれの立ちようはまるでクーペのリアシート。さらに、ヘッドレストが思いっきり前方に出っ張ってる。5分で首がおかしくなります。
右は日産マーチ(4代目)。シートがミニマムなのはしょうがない。しかしこちらもヘッドレストが邪魔。ヘッドレスト、伸ばしてもまともなところにあるのか疑問。そっか、取っちゃえばいい!追突されなきゃ無問題。

車内アクセサリーなど後付け

簡単にD.Y.I.で取付出来る純正アクセサリーなどを取付け、写真入りで解説ページをご用意しました。アームレストは1回目か2回目のマイナーチェンジ以降にオプション設定されたものなので、欲しければ後付けです。その他、エアコンスイッチ加飾、スパークプラグ、マフラーなど。

アームレストエアコン操作部

スパークプラグマフラー

ステアリング交換スロットル清掃


追記:サスペンションスプリングを交換すると?

このデミオは中古車を購入。中古で購入した時から、いわゆるダウンサスと呼ばれる、簡単な交換用スプリングに交換されていた。ショックアブソーバーはノーマル。

ローダウンスプリング・タイヤ1

こちらがダウンサスに交換している状態
(ボディカラーが黒だとわかりにくいよね。ごめんなさい。)
よく見れば少し下がっているのがわかる。=そんなに違いはない。走行中も段差が気になることもないし、ハンドル切ってこすれることもない。安心のさりげないローダウン。

純正スプリング・タイヤ2

そしてこちらの画像が純正スプリング
隙間がわかりやすい角度で撮影。

ダウンサスってほとんど純正と同じようなバネレートだったりするわけだけど、車高変化による走行性能の変化はやっぱり気になる。
コレを許容するなら良質な車高調が欲しい。

ローコストが魅力のコンパクトカーにお金かけられるほど余裕はないので、今回、純正スプリングに交換。ヤフオクで調達。自分で作業すればブッシュの状態も最適化できたり。

外観以外の違いは?

純正スプリングの方が直線走りやすい。ハンドル切り始めの挙動が気持ち良い。乗り心地は一長一短
乗り心地は純正スプリングの方が、ショックが突っ張ってる感じ。パッツンパッツンのショックは最近のトヨタ車より酷い。多少なりともダウンサスの方がバネレートが高いのね。フラフラとかユラユラしやすいけどサスが動きアタリが柔らかい。

経験上、サスペンション型式がマルチリンクだったりダブルウィッシュボーンだったりすると、走行感覚にもっと変化があったりする。ストラットだとどっちでもそんなに大きな違いはないと思います。

デミオ(メーター・無照明)デミオ(メーター・点灯)

デミオ総評

試乗レポートをお届けしている3代目デミオ、長所短所はこんな感じです。

筆者が感じる長所
  1. 狭い道でも走りやすい。車両感覚の取りやすさは異常。奥様でも気軽に運転出来る。
  2. 直進性が良い。多車線道路でも気を遣わず楽々。
  3. だるすぎないステアリング感覚。コーナーのアプローチも修正舵も楽々。
  4. 選べるミッション。4AT、CVT、5MTから選択できる幅広いバリエーション。
筆者が感じる短所
  1. チープなチープな内装。それでも3代目ヴィッツほど貧乏くさくはないような。
  2. 狭いリアシート。同クラスのコンパクトカーではスイフトに次ぐ狭さ。リアサスの質感もよろしくない。
  3. 初期型は相変わらずのマツダ車。アクセルが早開きで飛び出し感強い。ブレーキもカックンぎみ。特性の異なるモデルも確認したから、年式次第??
  4. 高燃費が狙いにくいかも。アクセル早開き特性のモデルだと、燃費スペシャル運転が難しい。

マツダ デミオ(スポルト)

マツダ

demio (デミオ)

  • グレード:“スポルト”
  • ミッション:CVT
  • 型式:DE5FS
  • 年式:2008年モデル
  • 新車時価格:158万円

試乗レポ・ライター

当記事は「元自動車整備士」監修のもと、「ヒラリー男爵」がお届け致します。
元自動車整備士ヒラリー男爵

 
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国産車バッテリー



上がダウンサス、下が純正スプリング。 見た目はダウンサス、走りやすさは純正スプリング、乗り心地は一長一短。



後付の燃費計。OBD2検診コネクタに差し込むだけで、手軽に使える。デミオならコネクタ位置も右側で付けやすい。

リアシート

リアシート・ステップ部分の段差はそれなり。前後方向にはやや広めにスペースがある。

 

 

 

 

 

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